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墓所での行き過ぎたいたずらで刑事事件化 埼玉県幸手市の刑事事件弁護士に相談
墓地での行き過ぎたいたずらで刑事事件化 埼玉県幸手市の刑事事件弁護士に相談
埼玉県幸手市の墓地において、20基以上の墓が壊されているのが発見され、寺の住職が埼玉県警幸手警察署に被害届を提出し、捜査が開始しました。
警察は、墓石が野球バットのようなもので破壊されたとみて、器物損壊罪の疑いで捜査しているほか、一部の墓が掘り返されていたり、墓石に糞尿のようなものが撒き散らされていたことから、余罪の可能性も含めて捜査が展開しています。
(2018年7月25日朝日新聞の記事を元に、場所や犯行態様に変更を加えたフィクションです。)
【行き過ぎたいたずら、嫌がらせで刑事事件化】
上記刑事事件例のモデルとなった事案では、今年7月中旬、大阪府阪南市の鳥取墓地において、300基以上の墓が壊されているのが見つかり、複数人が関わった疑いがあるとして器物損壊罪等の疑いで捜査が進んでいます。
日本の寺院や霊園では、一般的に、寺院や霊園が土地を所有し、利用者(檀家)は永代使用権や墓地使用権を取得のうえで、墓石や葬儀品等を所有しています。
よって、上記刑事事件例のように、墓石を破壊した行為については、個々の墓石の所有者に対する器物損壊罪が成立することになります。
ただし、器物損壊罪は親告罪であるため、個々の所有者に対する示談が成立し、刑事告訴を取り下げることに成功すれば、事件が起訴されることはありません。
しかし、礼拝所や墳墓については、一般的な器物損壊罪とは別に、以下のような刑法上の特別な罰が規定されています。
・礼拝所等に対する公然不敬行為(6月以下の懲役・禁錮または10万円以下の罰金)
・墳墓の発掘(2年以下の懲役)
・死体、遺骨、遺髪、その他納棺物に対する損壊、遺棄、領得(3年以下の懲役)
これらの罪は、国民の宗教感情という社会的法益を保護する刑罰であり、被害者は存在しないため、その刑事弁護において示談という選択肢の意味が比較的薄いと言えます。
それゆえ、このような刑事事件では、真摯の反省を示す情状主張が非常に重要であり、刑事事件を専門とする経験豊富な弁護士に弁護を依頼する必要があると言えるでしょう。
埼玉県幸手市で、墓地での行き過ぎたいたずらにより刑事事件化してお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警幸手警察署への初回接見費用:42,200円)
自動車逆走による過失運転致傷罪で逮捕 埼玉県八潮市の交通刑事事件弁護士
自動車逆走による過失運転致傷罪で逮捕 埼玉県八潮市の交通刑事事件弁護士
埼玉県八潮市内の首都高速道路三郷において、年金受給者のAさん(75歳)は衝突事故を起こしました。
現場検証をした埼玉県警草加警察署によれば、Aさんは上り線を逆走し、順走していた対向車のトラックと接触し、トラックが急停止したため、トラックの後ろを走っていた乗用車2台も追突事故を起こしました。
この事故により、トラック運転手およびトラックの後ろを走っていた車の運転手が軽傷を負い、Aさんは過失運転致傷罪の疑いで現行犯逮捕されました。
(フィクションです。)
今年7月25日、横浜横須賀道路において、乗用車が逆走して車7台と衝突し6人が重軽傷を負った事故が発生し、逆走車の男性運転手(70歳)が、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷罪)の疑いで現行犯逮捕されました。
警察の調べにより、男性は認知症を患っていることが判明し、その後間もなく釈放され、今後は在宅捜査にて捜査が進むようです。
捜査機関は、現行犯逮捕の場合はもちろん、「被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があるとき」は、逮捕状を裁判官に請求して逮捕することができます(通常逮捕)。
ただし、過失運転致傷罪のような交通犯罪の場合、必ずしも全ての事故で逮捕されるわけではなく、被疑者の年齢・境遇・犯罪の軽重・犯罪の態様等を考慮し、逃亡や証拠隠滅の恐れがなく、逮捕の必要性が無いと判断された場合には、捜査機関は在宅のまま捜査を続けることがあります。
実際、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部で受任となった交通犯罪についても、そのほとんどは、逮捕されることなく在宅のまま捜査が進みました。
過失運転致傷罪等の交通犯罪の刑事事件で逮捕されるとすれば、死亡事故、被疑事実の否認、身元保証人の不在等の理由が考えらます。
このような交通犯罪では監視カメラや目撃者等の物証も多く想定されるため、不合理な否認等で今後の刑事手続に不利になるようなことにならにためにも、すぐに刑事事件専門の弁護士に相談し、法的助言を受けることが大切です。
埼玉県八潮市で、自動車逆走による過失運転致傷罪で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警草加警察署への初回接見費用:40,500円)
有害鳥獣捕獲の報奨金不正受給で逮捕 埼玉県深谷市の刑事事件弁護士
有害鳥獣捕獲の報奨金不正受給で逮捕 埼玉県深谷市の刑事事件弁護士
埼玉県深谷市の無職Aさんは、埼玉県内での狩猟免許を持つBさんと共謀して、Aさん自身は狩猟免許を持っていないにも関わらず、単独で鹿を罠猟で捕獲し、Bさんの名義で有害鳥獣を捕獲したことによる報奨金を不正に申請し、受給していたとして、AおよびBさんは、埼玉県警深谷警察署によって詐欺罪の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、Aさんは「騙しているつもりはなかった。生活費のためにやった」と供述しています。
(平成30年7月24日朝日新聞デジタルの記事を元に、場所等の一部事実を変更したフィクションです。)
【報奨金ビジネスと不正受給による詐欺罪】
上記刑事事件例における有害鳥獣捕獲に対する報奨金のように、例えば、障がい者雇用による助成金等のように、社会福祉的なインセンティブを悪用して不正な申請および受給を行ったとして詐欺罪で刑事事件化する例が後を絶ちません。
埼玉県議会の平成28年12月の定例報告によれば、埼玉県内でも野生鳥獣による農業被害が発生しており、深谷市、寄居町、美里町等において500万円程の損害が発生しているようです。
狩猟免許保持者は年々減少傾向にあり、そのうち60歳以上の割合は全体の65%に達するハンターの高齢化状況に対応すべく、生息数が著しく増加し個体数管理を強化しているニホンジカについて、狩猟による捕獲強化のため、埼玉県猟友会を通じて奨励金を支出しています。
狩猟免許がないにも関わらず狩猟を行うことで、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)に違反した場合、懲役や罰金刑を科せられることがあり、さらに狩猟免許を持たない者による有害鳥獣捕獲は報奨金や奨励金の受給資格を満たすことはないため、詐取を用いた不正な申請による金銭の取得として詐欺罪が成立する可能性が高いでしょう。
詐欺罪の刑事事件では、人を騙す(詐取)の故意をめぐって被疑者と捜査機関の対立が生じることが多く、刑事事件化または逮捕された後、不適切な供述をしてしまい自分に不利な調書を取られないためにも、すぐに刑事事件専門の弁護士に相談し、法的助言を受けることが大切です。
埼玉県深谷市で、有害鳥獣捕獲の報奨金や奨励金等の不正受給に関する詐欺罪でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警深谷警察署への初回接見費用:41,660円)
公道トラブルの暴力犯罪で逮捕 埼玉県寄居町の刑事事件弁護士に示談依頼
公道トラブルの暴力犯罪で逮捕 埼玉県寄居町の刑事事件弁護士に示談依頼
埼玉県寄居町の会社員Aさんは、休日に自転車で車道の自転車レーンを走行していたところ、後方から来た自動車の運転手Vさんが激しくクラクションを鳴らしました。
Aさんはこれに腹を立て、次の信号で停車していたVさん自動車に自分の自転車を突っ込ませ、乗っていたVさんの胸倉を掴んで謝罪を求めました。
Vさんは埼玉県警寄居警察署に被害届を出し、Aさんは暴行罪および器物損壊罪の疑いで逮捕されました。
(平成30年7月24日産経デジタルの記事を元に、場所等の一部事実を変更したフィクションです。)
【公道トラブルに起因する暴力犯罪、深い怨恨で示談難航?】
道路交通法によれば、道路における危険の防止とその他交通の安全と円滑を図るため、自動車だけでなく、自転車(軽車両)や歩行者も一定の交通上の義務を負うことになります。
日本では、義務教育の頃から交通法規および交通道徳の重要性が教えられ、警察庁の交通事故統計によれば、交通事故は年々減少傾向にあります。
他方、以前にブログにおいて、煽り運転の厳罰化を題材に紹介したとおり、公道トラブルを原因とする暴力犯罪に対して、殺人罪が適用される等の厳しい刑事責任追及の流れもあります。
上記事例のモデルとなった実際の刑事事件では、被害者の乗用車の運転席付近の側面に自転車をぶつけて損傷させたことで器物損壊罪(刑法第261条)が成立し、被害者男性の胸ぐらをつかむ暴行を加えたことで暴行罪(刑法第208条)が成立しています。
刑事弁護の一般論としては、暴行罪も器物損壊罪も比較的軽い法定刑であり、被害者との間で示談が成立すれば、高い確率で不起訴処分が見込まれます。
しかし、上記事例のように公道トラブルを起因とする暴力犯罪では、被害者の被疑者(加害者)に対する怨恨が強く、被害者が厳しい処罰を求めることが類型的に多いため、示談交渉が難航することが予想されます。
このような刑事事件では、刑事事件化または逮捕された後、すぐに刑事事件の示談経験豊富な弁護士に相談し、早期の示談交渉を依頼することが大切です。
埼玉県寄居町で、公道トラブルによる暴力犯罪で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警寄居警察署への初回接見費用:42,560円)
しつけとDV 傷害罪で逮捕されたら埼玉県本庄市の刑事事件弁護士に相談を
しつけとDV 傷害罪で逮捕されたら埼玉県本庄市の刑事事件弁護士に相談を
埼玉県本庄市の建設作業員Aさんは、交際相手Bさんと、連れ子の男子2人の合計4人で生活しているところ、ある日、男子兄弟が喧嘩をしていたため仲裁に入ったものの、言うことを聞かず、いつまでも喧嘩をつづけたため、兄であるVちゃん(6歳)の頬を叩きました。
これによりVちゃんの頬には青あざができたため、後から事情を知ったBさんが病院に連れて行ったところ、病院は家庭内暴力(DV)の疑いから埼玉県警本庄警察署に通報し、Aさんは傷害罪の疑いで逮捕されました。
(平成30年7月23日産経デジタルの記事を元に、場所等の一部事実を変更したフィクションです。)
【本人はしつけのつもりでも通報により刑事事件に】
厚生労働省がまとめた児童相談所での児童虐待相談対応件数の調査資料によると、平成18年における肉体的虐待件数は15,364件であったものの、毎年500から1,000件程度上昇を続け、平成27年時点では、28,611件の相談件数へと上昇しています。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部にも、家庭内でのしつけを原因として傷害罪等の暴力犯罪で刑事事件化または逮捕してしまった方の相談が寄せられています。
刑事事件化の発端として顕著であるのが、怪我の治療を受けた病院から、警察への通報または児童相談書へ通告する事例です。
病院側も、児童福祉法や、児童虐待防止等に関する法律に従い、DVが疑われる怪我については報告義務を負うようになり、このような社会的変化が児童虐待相談数の増加の背景にあると考えられます。
特に、被害者が、被疑者の結婚相手または交際相手の連れ子の場合、結婚相手または交際相手から被害届が出される場合もあり、刑事事件として複雑さを増すことがあります。
DVが疑われる刑事事件では、示談金の支払ということではなく、いかに加害者・被害者間の人間関係を修復し、安全な家庭環境を整えるかが重要となるため、刑事事件化または逮捕に至った場合には、すぐにDV関連の刑事事件に詳しい弁護士に相談し、早期の関係回復による刑事処分の軽減を求めることが大切です。
埼玉県本庄市で、しつけやDVに起因する傷害罪等の刑事事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警本庄警察署への初回接見費用:41,460円)
性犯罪の刑法改正と強制性交等罪の評価 埼玉県新座市の刑事事件弁護士
性犯罪の刑法改正と強制性交等罪の評価 埼玉県新座市の刑事事件弁護士
フリーターのAさんが、埼玉県新座市の狭い路地を歩いていると、自転車に乗った女性Vさんが不注意でAさんにぶつかってきました。
AさんはVさんに謝罪と弁償を強く迫り、Vさんが弁償できないと分かると、Aさんをホテルに連れていき、Aさんに口腔での性的行為を迫りました。
その後、Vさんは埼玉県警新座警察署に被害届を出し、Aさんは強制性交等罪の疑いで逮捕されました。
(フィクションです。)
平成29年7月に改正刑法が施行され、特に性犯罪分野が大きく厳罰化されました。
この改正により、強姦罪から強制性交等罪と罪名が変更し、従来は男性器を女性器に挿入する性行為のみを処罰対象としたところ、性行為以外にも、肛門や口腔に対する性交類似行為も処罰対象に含まれるようになりました。
また、法定刑について言えば、3年以上の有期懲役から5年以上の有期懲役へと引き上げられました。
この強制性交等罪について、警察庁の資料によれば、今年1月から6月の認知件数は601件にのぼり、従来の強姦罪とされていた前年同期に比べて、127件増加したことが分かりました(約27%増)。
刑法犯罪全体の検挙数は約39万9千件で、戦後最少だった前年同期から約5万2千件減少しており、法改正前は強制わいせつ罪で処罰されていた刑事事件が、今後強制性交等罪として刑事事件化し、厳しく処罰されうことになるでしょう。
強制性交等罪で刑事事件化した場合、まず間違いなく検察官によって起訴され、刑事裁判となります。
少年が強制性交等罪を行って事件化した場合、家庭裁判所送致を経て少年院送致が決定される可能性が高く、成人と同じ刑事処分が相当と判断され、刑事裁判を開いたうえで実刑判決を受ける可能性もあり得ます。
強制性交等罪の刑事事件では、前科の有無に関わらず、初犯であっても実刑判決が下される可能性が非常に高いため、刑事事件に詳しい弁護士による適切な捜査対応、裁判対応が極めて重要です。
埼玉県新座市で、強制性交等罪等の性犯罪で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警新座警察署への初回接見費用:38,700円)
店舗に対する逆恨みの刑事事件で逮捕 埼玉県鶴ヶ島市の刑事事件弁護士
店舗に対する逆恨みの刑事事件で逮捕 埼玉県鶴ヶ島市の刑事事件弁護士
埼玉県鶴ヶ島市の無職Aさんは、パチンコ店Vで大負けしたことを逆恨みし、自家用車でパチンコ店正面から突っ込み、正面玄関を破壊しました。
Vは開店前のため客はおらず、幸い怪我人は出ませんでした。
埼玉県警西入間警察署は、Aさんが意図的にVに車で突っ込んだとして、建造物損壊罪の疑いで現行犯逮捕しました。
(平成30年7月20日共同通信社の記事を元に、場所等の一部事実を変更したフィクションです。)
上記刑事事件例は、今年7月20日、仙台市宮城野区のパチンコ店に軽乗用車が突っ込み、建造物損壊罪の疑いで軽乗用車を運転していた男性を現行犯逮捕した事件をモデルにしています。
建造物損壊罪を定める刑法第260条は、他人の建造物または艦船を損壊した場合、5年以下の懲役を科し、よって人を死傷させた者は、傷害の罪と比較して、重い刑により処断するとしています。
他人の物を損壊する罪は、建造物(建造物損壊罪)と、権利または義務に関する他人の文書または電磁的記録(私用文章毀棄罪)については特に重い法定刑で保護し、それ以外の物については器物損壊罪が広く処罰することになります。
上記事件では、幸いにも客や歩行者の負傷者がゼロだったため、建造物損壊致死傷罪の成立には至りませんでしたが、例えば、開店準備中のスタッフ等を邪魔する意図があって自動車で突っ込んだ場合には、建造物損壊罪と同時に威力業務妨害罪(刑法第234条)が同時に成立することもあり得ます。
店舗に対する逆恨みで違法な行動をとった場合、その行動により負傷者が出たのか、店舗の業務が阻害されたのか、店舗建造物や商品に対する損壊はどの程度か等の多くの事情により、複数の罪が成立し、併合罪として重い刑罰が科せられる可能性も十分考えられますので、刑事事件の発覚または逮捕された場合には、すぐに刑事事件に詳しい弁護士に相談し、刑事事件と処罰の見通しを知ることが大切です。
埼玉県鶴ヶ島市で、店舗に対する逆恨みで刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警西入間警察署への初回接見費用:39,400円)
遺骨の不法投棄で逮捕 埼玉県日高市の刑事事件弁護士に相談を
遺骨の不法投棄で逮捕 埼玉県日高市の刑事事件弁護士に相談を
埼玉県日高市の石材店経営者Aさんは、遺骨や骨つぼをマンションのゴミ集積所に不法投棄したとして、埼玉県警飯能警察署によって遺骨遺棄罪と廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、Aさんは、骨つぼの不法投棄は認めているものの、遺骨の遺棄は否認しています。
被疑者は、墓の遺骨を移す「改葬」の仕事を請け負っており、警察は、この過程で不要になった古い骨つぼ等を捨てていた疑いがあるとみて余罪の捜査を進めています。
(平成30年7月19日朝日新聞の記事を元に、場所等の一部事実を変更したフィクションです。)
【高齢化・過疎化時代の刑事事件】
厚生労働省によると、墓の遺骨を移す「改葬」は近年増加傾向にあり、2012年度の約8万件から16年度には9.7件に増えており、過疎化や少子高齢化の影響で、地方から都市部へ墓を移すケースなどが背景に考えられています。
刑法190条は、死体・遺骨・遺髪または棺に納められている者を、損壊・遺棄・領得した者に対して、3年以下の懲役を科しています。
主に死体遺棄罪として刑事事件化することが多い条文ですが、今後の高齢化や過疎化を背景に、納棺物の遺棄による刑事事件化が増加する可能性もあるでしょう。
また、廃棄物処理法は、廃棄物処理業者の適切な業務運営とその違反に対する罰則等を定めているところ、廃棄物処理業者でなくとも、「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」と規定し(廃棄物処理法第16条)、これに違反した者に対して、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、または併科を科しています。
なお、廃棄物処理法における「廃棄物」は、「ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であつて、固形状又は液状のもの」を言いますので、ペットの死体処理等のビジネスにおいても、同様の刑事事件が発生する可能性があるでしょう。
今後、廃棄物処理法違反のような社会的法益を侵害する刑事事件は、証拠隠滅の恐れが高いと認識されており逮捕や勾留のリスクが高いため、刑事事件の発覚または逮捕された場合には、すぐに刑事事件に詳しい弁護士に相談し、適切な見通しと捜査対応を知ることが大切です。
埼玉県日高市で、遺骨の不法投棄で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警飯能警察署への初回接見費用:42,800円)
仕事場の熱中症対策不足で業務上過失致死傷罪 埼玉県朝霞市の刑事事件弁護士
仕事場の熱中症対策不足で業務上過失致死傷罪 埼玉県朝霞市の刑事事件弁護士
埼玉県朝霞市の建設会社に勤める作業主任Aさんは、炎天下の建設作業中、部下のVさんが休みたいと申し出たものの、これを無視し、無理にVさんに作業を継続させた結果、Vさんは熱中症で倒れてしまいました。
しかし、Aさんは救急車や医者を呼ぶ等の適切な対応をせず、Vさんを寝かせて放置していたため、作業終了後に病院に搬送されたVさんは間もなく死亡してしまいました。
Vさんの遺族は、Aさんおよび建設会社に対して民事上の損害賠償請求を行うと同時に、埼玉県警朝霞警察署に対して、Aさんに対する業務上過失致死罪での刑事告訴を検討しています。
(フィクションです。)
【熱中症対策と適切な労働環境保全義務】
今年も7月に入り、すでに猛暑により十数名にのぼる熱中症による死者が出ています。
平成29年7月、大阪府内にある第5管区海上保安本部の特殊警備基地において、特殊警備隊員の男性が訓練中に熱中症で倒れて死亡する事故があり、大阪府警捜査1課は今年7月6日、安全管理を怠ったとして、基地の次長ら上司の3人を、業務上過失致死罪の疑いで書類送検しました。
警察によれば、送致容疑は、男性が熱中症で意識障害に陥ったにも関わらず、被疑者らはすぐに救急搬送するなどの適切な対応をせず、2週間後に死亡させたというもので、被疑者は3人とも容疑を認めているようです。
業務上過失致死傷罪を定める刑法第211条は、業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者に対して、5年以下の懲役または禁錮または100万円以下の罰金を科しています。
業務上過失致死傷罪における「業務」とは、建設業などの特定の分野の業種や業務に限定されるものではなく、人の生命や身体の危険を防止することを義務内容とする「業務」を含むと判例は解しており、猛暑の屋外作業のように熱中症による死亡や傷害の危険がある場所では、熱中症を防止する体制を整える刑法上の義務があると言えるでしょう。
今後、熱中症を原因とする業務上過失致死傷罪で刑事事件化または逮捕された場合には、刑事事件に詳しい弁護士に相談し、刑事事件の見込みを知ることが大切です。
埼玉県朝霞市で、仕事場の熱中症対策不足による業務上過失致死傷罪の刑事事件化でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警朝霞警察署への初回接見費用:39,600円)
新幹線線路への立ち入りで逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に依頼
新幹線線路への立ち入りで逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に依頼
埼玉県さいたま市の無職Aさんは、自殺目的で駅のホームから新幹線線路へ立ち入ったところ、目撃者からの連絡を受けた鉄道警備隊および埼玉県警大宮警察署によって、幹線特例法違反の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさんの身柄確保およびその後の安全確認等により、新幹線のダイヤに10分ほどの遅れが生じました。
(フィクションです。)
【悪戯目的?自殺目的?線路への立ち入りと刑事責任】
今年7月12日、福岡県北九州市内で6月に発生した山陽新幹線の人身事故について、福岡県警は、新幹線特例法違反の疑いで被疑者死亡のまま検察官に書類送検しました。
男性は、自殺目的で新幹線高架橋脚にある梯子から新幹線保線用通路に侵入し、線路内に立ち入り、新幹線にはねられて死亡したと見られており、人身事故の影響で運休や遅れが相次ぎ、4万1500人に影響が出たとのことです。
鉄道は、多くの市民に影響を与える重要なインフラであり、特に新幹線は高速度で移動する車両であることから、新幹線の運行を妨げる行為については、新幹線特例法によって処罰されます。
新幹線特例法では、列車の運行の妨害となるような方法で、みだりに物を新幹線鉄道の線路上に置いたり、または、新幹線鉄道の線路内にみだりに立ち入った場合、1年以下の懲役または5万円以下の罰金が科されます。
実際の事件のように、捜査段階で被疑者が死亡した刑事事件では、警察は被疑者死亡のまま検察官に事件を送致(書類送検)し、検察官は不起訴処分にします(事件事務規程第75条第2項)ので、民事上の損害賠償責任は別にして、刑事上の責任は被疑者死亡をもって消滅します。
しかし、上記事件例のように線路に立ち入った段階で鉄道職員等に身柄を拘束されたり、自殺を思いとどまった場合等、逮捕され刑事事件手続が進行することも考えられます。
また、悪質な悪戯により新幹線線路内へ立ち入った場合には、検察官によって起訴され、実刑判決を受ける可能性も考慮する必要があるでしょう。
埼玉県さいたま市で、新幹線線路への立ち入りで刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警大宮警察署への初回接見費用:34,900円)
