Archive for the ‘性犯罪’ Category

埼玉県本庄市の保護者・監護者による性犯罪と刑事責任

2018-04-16

埼玉県本庄市の保護者・監護者による性犯罪と刑事責任

埼玉県本庄市在住の女子高校生Vさんは、養父Aさんによるわいせつ行為に悩まされており、勇気を出して埼玉県警児玉警察署性犯罪被害の相談をすることにしました。
児玉警察署の警察官はVさんに親身になって相談に応じ、Vさんは児童相談所で一時的に保護されることになりました。
Aさんは監護者わいせつ罪の疑いで児玉警察署から取調べを受け、その後、書類送検されました。
(フィクションです。)

【社会問題化する保護者・監護者による子どもへの性犯罪】

昨今社会問題化しつつある保護者監護者による子どもに対する性犯罪を規制するため、昨年の平成29年7月13日に改正刑法が施行され、監護者性交等罪監護者わいせつ罪が新設されました。

これにより、18歳未満の児童を監護する者が、当該児童に対してその影響力に乗じ、性行為やわいせつ行為を行った場合、強制性交等罪や強制わいせつ罪と同様の刑を科されることになりました。

監護者性交等罪および監護者わいせつ罪の注目すべき点は、保護者監護者は被害者である子どもに対し、大きな経済的・社会的影響力を持っていることに鑑み、強制性交等罪や強制わいせつ罪の成立に必要な要件である「暴行または脅迫」がなくても処罰する、という点にあります。

昨年の8月11日、同居する7歳の娘にわいせつな行為をしたとして、静岡県の男性が監護者わいせつ罪の疑いで逮捕されました。

上記刑事事件の経緯として、犯行当時、被害者の母親は家に不在で、犯行に気付いた母親が警察署に相談して刑事事件化したようです。

監護者性交等罪監護者わいせつ罪のように、加害者と被害者が住居を同じくする刑事事件では、類型的に罪証隠滅のおそれが高いと判断され、逮捕および勾留のリスクが非常に高くなります。

被疑事実を認めるにせよ否認するにせよ、刑事事件化した段階で、すぐに刑事事件の経験豊富な弁護士に相談し、身柄解放や捜査対応の弁護活動を依頼することを強くお勧め致します。

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AV出演の紹介で職業安定法違反で逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件専門弁護士

2018-04-13

AV出演の紹介で職業安定法違反で逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件専門弁護士

埼玉県さいたま市の映像プロダクション会社社長のAさんは、女優としてスカウトした女性たちに対して、アダルトビデオ(AV出演の仕事を紹介したとして、職業安定法違反の疑いで埼玉県警大宮警察署逮捕されました。
大宮警察署の取調べに対し、Aさんは「弁護士と相談するまで黙秘します」と供述しています。
(フィクションです。)

【社会問題化しつつある女性を搾取する刑事事件】

昨今、強いて女性をAV出演させる等により、女性を不当に搾取する刑事事件の報道が相次いでいます。

今年4月11日、AV出演の仕事を紹介したとして、警視庁は、AVプロダクション社長を職業安定法違反の疑いで逮捕しました。

上記被疑者は、別の刑事事件において職業安定法違反の疑いで既に起訴されている男性3人と共謀し、わいせつな行為をさせることを知りながら、当時19歳の専門学校生の少女を渋谷区内のAV制作会社に紹介した疑いがあり、被害女性はAV出演を拒んだものの「仕事と割り切ってやれ」等と言ってAV出演の仕事を受けさせたとされています。

職業安定法は、憲法で保障された職業選択の自由を尊重すべく、労働力の需要供給を適正・円滑に調整するために、不当な職業の紹介や斡旋を禁止し、罰則を設けています。

具体的には、第63条において下記の行為に対し、1年以上10年以下の懲役または20万円以上300万円以下の罰金を科しています。

・暴行、脅迫、監禁その他精神や身体の自由を不当に拘束する手段により、職業を紹介したり、労働者の募集・供給を行うこと

・公衆衛生や公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業を紹介したり、労働者の募集・供給を行うこと

職業安定法違反の実際の刑事事件では、AV出演強要以外でも、風俗店スカウトや、偽装請負契約、二重派遣問題等でも逮捕者が出ています。

職業安定法違反のような被害者が存在しない刑事事件では、示談という選択肢もないので、その刑事弁護にあたっては刑事事件の経験豊富な弁護士に相談するのが良いでしょう。

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自撮りのわいせつ画像を販売して逮捕 埼玉県北本市の性犯罪の刑事事件に強い弁護士

2018-03-31

SNSで自撮りのわいせつ画像を販売して逮捕 埼玉県北本市の性犯罪の刑事事件に強い弁護士

埼玉県北本市在住の会社員女性Aさんは、お小遣い稼ぎのため、自分の下着や裸の画像を自撮りで撮影し、そのわいせつ画像の購入をSNSを通じて呼びかけたとして、埼玉県警鴻巣警察署によって、わいせつ電磁的記録頒布罪の疑いで逮捕されました。
Aさんの両親は、Aさんがどうしてこのようなことをしてしまったのか心配し、弁護士にAさんの接見を依頼することにしました。
(フィクションです。)

【若い女性のSNS利用による刑事事件】

ここ数年、若い女性の間ではインスタグラムのSNS利用が増加しているそうで、2017年10月時点のインスタグラムの国内月間アクティブユーザー数は2000万人を突破しました。

SNSのフォロアー数を活用した企業や有名な個人の広告も盛んになり、いかにして多くのフォロアーを獲得するかが熱心なSNSユーザーの関心の的となっています。

中には、SNSに自分の水着姿や下着姿等のセクシーな画像を投稿してフォロアーを増やそうと試みるユーザーもいるようで、この点で性犯罪刑事事件に発展する可能性もあるため注意が必要です。

上記刑事事件類似の実際の事件として、今年3月、大阪市内の女子大生が、SNSを使い自撮りしたわいせつ画像を販売したとしてわいせつ電磁的記録頒布罪逮捕されました。

刑法175条では、わいせつな画像等を頒布、または公然と陳列した場合、2年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金が科せられます。

また、有償で頒布する目的でわいせつ画像等を所持・保管している場合も同じ法定刑で処罰されるため、注意が必要となります。

電子媒体を含むわいせつ画像等を頒布する罪は、被害者の存在しない犯罪であり、よって、示談の成立による被害の軽減も見込めないため、刑事事件の経験豊富な弁護士に相談してください。

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強制わいせつ罪の被害者と言い分が違う場合 埼玉県志木市の性犯罪の刑事事件に強い弁護士

2018-03-20

強制わいせつ罪の被害者と言い分が違う場合 埼玉県志木市の性犯罪の刑事事件に強い弁護士

会社員Aさんは、営業のため埼玉県志木市内を車で巡回していたところ、道に不案内だったため通行人の女性Vさんに道を尋ねました。
ボンネット上に地図を広げてVさんに道を尋ねていたところ、AさんとVさんの体の距離が近づき、Aさんの手がVさんのお尻にあたったとしてVさんは悲鳴を上げ、すぐに埼玉県警朝霞警察署に通報しました。
Aさんは駆けつけた警察官に強制わいせつ罪の疑いで事情聴取を受け、身分を明かし捜査に協力的だったため、逮捕はされずに家に帰されました。
しかし、Aさんは自分はわいせつな意図でVさんに触れた訳ではないと考えており、刑事事件に詳しい弁護士に意見を求めることにしました。
(フィクションです。)

【性犯罪の刑事事件で問題になる「わいせつ目的」】

強制わいせつ罪(刑法176条)は、暴行または脅迫を用いてわいせつな行為をした者を処罰します。

「暴行」とは、被害者の意思に反してわいせつな行為を行うに足りる程度の有形力の行使と解されており、例えば、不意に股間に手を差し入れる場合のように、暴行自体がわいせつ行為である場合でも強制わいせつ罪が成立するとされています。

また、強制わいせつ罪は故意犯であり、当該行為がわいせつな行為であるという認識が必要と解されています。

この点、10代の少女にわいせつな行為をしたとして、静岡県青少年環境整備条例違反罪に問われた裁判で、今年3月19日、被告人が少女の尻付近を手で触れたことは認めたものの、被告人がわいせつ性を認識した上で触ったと認めるには合理的疑いが残るとして、被告人に対して無罪判決が下されました。

強制わいせつ罪を含む性犯罪刑事事件では、被疑者(加害者)と被害者の言い分が異なることが多々あります。

被害者からの通報や被害届が出された捜査機関は、性犯罪の事実について慎重に捜査を進めますが、被害者の主張が誤っている、または過度に誇張されたものである場合は、刑事事件に強い弁護士に相談し、刑事責任を回避または軽くするよう働きかけていくことも大切なことです。

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わいせつ画像の販売で逮捕 埼玉県新座市の性犯罪刑事事件に強い弁護士

2018-03-16

わいせつ画像の販売で逮捕 埼玉県新座市の性犯罪刑事事件に強い弁護士

埼玉県新座市在住の大学生女性Aさん(21歳)は、お小遣い稼ぎのため、スマホの写真機能で撮影した自分の下着や裸の画像をSNS上で知り合った不特定多数の男性に販売しました。
しかし、このわいせつ画像の販売埼玉県警のサイバーパトロールに発見され、Aさんは埼玉県警新座警察署によって、わいせつ電磁的記録頒布罪の疑いでを逮捕されました。
Aさんの両親は、大学生の娘に実刑判決が下らないよう、刑事事件に強い弁護士に弁護の依頼をするつもりです。
(フィクションです。)

【自分自身のわいせつ画像でも頒布や販売目的所持で刑事事件に】

今年3月13日、SNSを使って自撮りしたわいせつな画像を販売したとして、20歳の女子大生がわいせつ電磁的記録頒布罪の疑いでを逮捕されました。

被疑者である女子大生は、昨年11月、自身のSNSのアカウント内に「下着や制服姿の画像を売ります」と投稿し、この投稿を見た男性からメッセージを受け、自身の下着姿などのわいせつな画像をDMで送信し、男性から銀行口座に現金5000円を振り込ませたということです。

この事件は警察のサイバーパトロールで発覚し、被疑者約3か月で、男性約6人と連絡を取って自身のわいせつ画像を送信し、計約6万円の収入を得たそうです。

刑法175条は、わいせつな文書や図画、電磁的記録等を頒布または公然と陳列した者に対し、2年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金または科料、または懲役および罰金の併科を科しています。

また、有償で頒布する目的でわいせつ画像等を所持した者も同様の処罰を受けることにも注意が必要です。

わいせつ画像の販売目的所持や頒布に関する過去の量刑を見ると、初犯であれば執行猶予付き判決が多いですが、前科やわいせつ画像等の所持数等によっては、懲役6月から1年6月の実刑判決が下されることが多いようです。

わいせつ電磁的記録頒布罪の行為について認めており、実刑判決を避けたいのであれば、刑事事件化した段階ですぐに性犯罪刑事事件に詳しい弁護士に相談することをお勧めします。

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強制わいせつ罪で逮捕後、勾留はどのように決まる? 埼玉県鶴ヶ島市の刑事事件専門弁護士

2018-03-14

強制わいせつ罪で逮捕後、勾留はどう決まる? 埼玉県鶴ヶ島市の刑事事件専門弁護士

会社員Aさんは、埼玉県鶴ヶ島市において、会社帰りに酔った勢いで通行人の女性に抱きついてしまい、駆けつけた埼玉県警西入間警察署の警察官によって強制わいせつ罪の疑いで現行犯逮捕されました。
その翌朝、西入間警察署からAさん逮捕の連絡を受けたAさんの奥さんは、Aさんが刑事事件を起こしたことにショックを受け、さらにAさんの逮捕による身柄拘束がどのくらい続き、釈放される可能性があるのか不安となり、刑事事件に詳しい弁護士に相談することにしました。
(フィクションです。)

【刑事事件の逮捕・勾留~被疑者の身柄拘束の流れ~】

警察官が被疑者を逮捕する場合、主に以下の3つの形になります。

1.裁判官の発する逮捕状を要件とする通常逮捕(刑事訴訟法199条第1項)

2.重大犯罪に対する緊急逮捕(法210条第1項)

3.現行犯人に対する逮捕状なしの現行犯逮捕(法213条)

そして、警察は逮捕した被疑者をこれ以上留置する必要がないと判断した場合にはすぐに被疑者を釈放せねばならず、留置する必要があると判断した場合には、被疑者の身体拘束から48時間以内に事件を検察官に送致しなければなりません(法203条第1項)。

そして、事件が送致された検察官は、被疑者に弁解の機会を与え、さらに被疑者を留置する必要があると判断する場合、24時間以内に裁判官に対して勾留請求を行わなければなりません(法205条第1項)。

つまり、刑事事件の被疑者は、逮捕による身体拘束から72時間は身柄を留置されることになり、その後、裁判所が検察官の勾留請求を認めた場合には、最大10日間の身柄拘束が続くことになります(法208条)。

会社員の方にとって72時間身柄を拘束されることは相当な社会的ダメージですが、さらに勾留が決定した場合、さらに勾留の延長が決定した場合には、会社を辞職しなければならなくなる可能性も高くなるでしょう。

刑事事件逮捕された場合、早い段階で刑事事件に強い弁護士に依頼することで、被疑者の身柄を解放し、在宅の捜査に切り替えてもらうよう活動していくことができます。

埼玉県鶴ヶ島市強制わいせつ罪等で逮捕された被疑者のご家族等の方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談や初回接見サービスのご利用をご検討ください。
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動画撮影で屋外でひわいな言動をして書類送検 埼玉県上尾市の少年事件に強い弁護士

2018-03-12

動画撮影でひわいな言動をして書類送検 埼玉県上尾市の少年事件に強い弁護士

埼玉県上尾市の男子高校生Aさんは、市内の女子高校生Bさんと動画配信サイトを運営しており、再生回数を増やす目的で、通行人がBさんの頬にキスしても良いという「フリーキス」動画撮影していました。
上尾駅前で動画撮影を行ったため、人々の注目を集め、通りかかった埼玉県警上尾警察署の警察官によって、埼玉県迷惑防止条例違反の疑いでAさんとBさんは警察に連れていかれました。
AさんとBさんは保護者の引き取りで上尾警察署から返されましたが、その後書類送検されました。
(フィクションです。)

【動画配信の流行による少年事件リスク】

上記少年事件の元となった事件例ですが、今年1月下旬、東京都渋谷区のハチ公前広場で「フリーおっぱい」と書かれたスケッチブックを掲げ、通行人に胸を触らせるなどしたとして、男女2人の高校生が東京都迷惑防止条例違反ひわいな言動)の疑いで書類送検されました。

このような公衆でのひわいな言動については、各都道府県の迷惑防止条例が規制していますが、埼玉県迷惑防止条例では、第2条第4項において、他人の身体に直接若しくは衣服の上から触れる等、人を著しく羞恥させるようなひわいな言動をしてはならないと規定し、これに違反した場合、6月以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。

迷惑防止条例違反少年事件であれば、家庭裁判所から検察官に送致され、成人と同じように刑事処分を下されるという可能性は少ないでしょう。

しかし、少年審判が開始された場合、被疑事実の態様や情状、少年の要保護性等から、保護観察や施設への送致という判断が下る可能性はあり得ます。

埼玉県迷惑防止条例違反を犯してしまった少年の更生にとって最適な環境を与えるためにも、少年事件を数多くこなす弁護士事務所にご相談すると良いでしょう。

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埼玉県警上尾警察署への初回接見費用:36,400円)

覗きの軽犯罪法違反で逮捕? 埼玉県幸手市の刑事事件に詳しい弁護士

2018-03-04

覗きの軽犯罪法違反で逮捕? 埼玉県幸手市の刑事事件に詳しい弁護士

埼玉県幸手市の大学生Aさんは、夜に市内を徘徊して他人の風呂を覗く行為を繰り返し行っており、ある夜、他人の風呂場で覗きをしていたところを巡回中の埼玉県警幸手警察署の警察官に声を掛けられました。
Aさんは警察官から逃れようとしたところ、追いついた警察官によって軽犯罪法違反の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさんの母親は、Aさんが逮捕されたことにショックを受け、弁護士に接見をしてもらおうと考えています。
(フィクションです。)

【微罪で逮捕はレアケース?】

他人の風呂場等を覗き見したことを含む軽犯罪法違反の場合、拘留(1日以上30日未満の間刑事施設に拘置)または科料(1000円以上1万円未満)に処せられます。

軽犯罪法第1条第23号は、正当な理由なく、人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないような場所を覗き見した者を罰しています。

一般に、法定刑の重い犯罪であるほど刑事処分を恐れて逃亡する可能性が高いとして、逮捕勾留など、捜査機関によって身柄拘束される可能性が高いとされています。

反面、軽犯罪法違反のような微罪について、軽犯罪法第4条は、軽犯罪法の適用にあたって国民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならないと訓示規定を置いています。

さらに、刑事訴訟法第217条は、30万円以下の罰金、拘留または科料にあたる罪については、犯人が住所不定や氏名不詳、または犯人の逃亡のおそれがある場合に限り現行犯逮捕できるとしています。

よって、原則としては、警察官が軽犯罪法違反の実行行為を現に目撃した場合でも、逮捕という強制的手段ではなく、任意の同行や事情聴取を求めることになります。

ただ、上記刑事事件例のように、犯行現場で警察官から誰何されて逃げ出した場合には、逃亡のおそれがあるとして逮捕される可能性もありますので注意が必要です。

軽犯罪法違反とはいえ、刑事事件逮捕されてしまった場合には、実際の刑事処分以上の社会的制裁を受ける場合もあるでしょう。

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パワハラ&セクハラによる強制わいせつ罪で逮捕 埼玉県さいたま市の性犯罪の刑事事件に詳しい弁護士

2018-02-23

パワハラ&セクハラによる刑事事件で逮捕 埼玉県さいたま市の性犯罪に詳しい弁護士

埼玉県さいたま市の会社役員で人事部長のAさんは、就職希望でOB訪問をしていた女子大学生Vさんに対して胸や尻などの体を触るわいせつな行為をしたとして、埼玉県警浦和東警察署はAさんを強制わいせつ罪の疑いで逮捕しました。
Aさんは、Vさんに対しては就職活動に対する助言や相談に乗って親しくなった結果、Vさんの同意を得て身体を触ったのであり、強いてわいせつな行為はしていないと主張し、強制わいせつ罪の被疑事実を否認する意向です。
(フィクションです。)

【職場などで横行する行き過ぎたパワハラ&セクハラが刑事事件に】

社会的立場の上の者が下の者に対して圧力をかけ、性的な関係を迫ったりわいせつな行為を行うなどのパワハラセクハラによる刑事事件が後を絶ちません。

最近の刑事事件では、今年2月22日、自宅兼事務所で20代女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁武蔵野署は芸能事務所代表を強制わいせつ罪の疑いでを逮捕しました。

また、今年2月5日、新潟県警新潟署は、自らが代表を務めるアナウンススクール内で、必要な指導だと思い込ませ、受講生の20代女性の胸や尻などを触ったとして、スクール講師の男性を準強制わいせつ罪の疑いで逮捕しています。

立場が上の者によるパワハラ関連の性犯罪では、被疑者が被疑事実を否定するケースが多く、上記2つの刑事事件でも現在のところ被疑者は罪状を否認しているようです。

一般に、パワハラによる強制わいせつ罪等で刑事事件化し、被疑者が事実を否認している場合、かなり高い確率で検察官によって起訴されます。

とはいえ、本当に当事者間で同意があったのであれば、自分が疑われている強制わいせつ罪について否認を貫き、刑事事件を得意とする弁護士に無罪の主張を依頼することが必要でしょう。

実際に、今年2月8日の仙台地方裁判所において、性的行為には一定の同意があったとして強制わいせつ罪の成立を否定し、無罪判決が下された例もあります。

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強制わいせつ罪と暴行罪の刑事事件 埼玉県本庄市の性犯罪に詳しい弁護士

2018-02-14

強制わいせつ罪と暴行罪の刑事事件 埼玉県本庄市の性犯罪に詳しい弁護士

<事例1>
会社員のAさんは、埼玉県本庄市を営業で巡回中、通行人の女性Vさんに抱きついたうえ胸や下腹部を触ったとして、目撃者からの通報を受けた埼玉県警児玉警察署の警察官によって、強制わいせつ罪の疑いで逮捕されました。

<事例2>
会社員のAさんは、埼玉県本庄市の飲み屋帰り、酔った勢いで通行人の女性Vさんに抱きついたところ、他の通行人に止められ、駆けつけた埼玉県警児玉警察署の警察官によって暴行罪の疑いで警察署で取調べを受けました。

(※上記いずれもフィクションです。)

【女性に抱きついて刑事事件化~わいせつな行為とは?~】

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部では、路上や電車内、公共の建物等において、女性に抱きついたり、それ以上の行為をしてしまったという性犯罪刑事事件のご相談が寄せられます。

「女性に抱きつく」というご相談において、強制わいせつ罪(刑法176条)と暴行罪(刑法208条)それぞれで刑事事件化したケースがあり、本ブログではその区別や相違について解説します。

強制わいせつ罪では「暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者」と定めており、暴行罪暴行に加えて「わいせつな行為」が必要であるとしています。

わいせつな行為とは、判例の定義によれば、性欲を刺激、興奮または満足させ、普通人の性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する行為を言います。

具体的な刑事事件の判例として、陰部に触れること、女性の胸に触れること、キスをすることはわいせつな行為に当たると判断されています。

他方、単なる抱擁(抱きつき)をわいせつ行為と判断した事例はなく、抱きついた上で胸やお尻を触る等の行為がなければ、人の身体に対する有形力の行使として暴行罪で処罰されるに留まるでしょう。

ただし、暴行罪強制わいせつ罪に比べれば法定刑は軽いですが、繁華街で酔って抱きついた場合など、人目のある場所での暴行罪は現行犯逮捕による逮捕リスクが高いですので、十分に気を付けてください。

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