埼玉県蕨市で様々な特殊詐欺

2019-04-06

埼玉県蕨市で様々な特殊詐欺

関東地域を拠点に特殊詐欺グループの指示役として活動していたAさんは、埼玉県蕨市に住む高齢者女性Vさんに対して、「会社の重要書類が入ったカバンを置き引きされ、会社に損害賠償義務を負ってしまったから900万円を貸してほしい」とVさんの息子を装った電話掛け役の部下に指示し、別の部下CにVさんから金を受け取るよう指示しました。
しかし、Vさんが本物の息子に確認して当該電話が特殊詐欺によるものと判明したため、詐欺の被害を訴えた埼玉県警蕨警察署の警察官がCを詐欺未遂罪の疑いで現行犯逮捕し、Cの供述により特殊詐欺グループの拠点としていた場所が発覚し、Aさんを含む4名が詐欺未遂罪の疑いで逮捕されました。
警察の調べでは、Aさんら特殊詐欺グループにはこの半年間で少なくとも15件以上の特殊詐欺を行っている可能性があると見て、余罪の追及に全力を上げています。
(フィクションです。)

日本の平均年収については、厚生労働省の毎月勤労統計調査や国税庁の民間給与実態統計調査、厚生労働省の国民生活基礎調査などの複数の統計資料が参考になりますが、共通して言える点は、民間の平均年収について、1990年代は450万円以上を下回ったことがないものの、それ以降の20年において、平均年収は400~420万の範囲で低下しているという点です。

この傾向は、特に若い世代に顕著であり、その背景には、2000年度以降本格化した非正規労働者の増加による低賃金化の流れがあると原因の一つであるとも言われています。

このように、定職につけない若者や低所得に苦しむ者が目立つ社会的背景に、暴力団等の反社会的団体が、そのような若者を組織的な特殊詐欺の末端として積極的にリクルートして、特殊詐欺の被害を拡大させていると指摘されています。

従来は、特殊詐欺グループは、暴力団幹部等を頂点として、暴力団員の指示役が巧妙な連絡手段のネットワークを敷いて、特殊詐欺の実行役となる若者たちをリクルートし、活動を行わせているため、捜査機関によって詐欺罪詐欺未遂罪で検挙された場合であっても、実際に逮捕されるのは実行役の末端に過ぎず、指示役以上の特殊詐欺グループ上層部には捜査の手が及ぶことが少ないとされていました。

しかし、昨今では、大手暴力団に対する特殊詐欺の加担の捜査にメスが入ったり、また、東南アジア等の海外でも組織的な特殊詐欺を行っている反社会的集団を検挙する等、捜査機関による粘り強い特殊詐欺捜査が成果を上げてきているようです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部では、特殊詐欺の末端としてアルバイト感覚で受け子等を行ってしまい、詐欺罪または詐欺未遂罪逮捕されてしまった方の法律相談や接見依頼を受けることがしばしばありますが、このような事案では、逮捕に引き続いて最大20日間の勾留が決定して身体拘束されることがほぼ確実であり、余罪による再逮捕・再勾留によりさらに身体拘束が長期化する例もあります。

また、特殊詐欺刑事事件では、検察官が起訴することがほとんどであり、公開の刑事裁判に備えた事前の対策も必要となるため、事件の早い段階から十分な捜査対応を行うことが大切です。

埼玉県蕨市特殊詐欺刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所への初回無料の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警蕨警察署への初回接見費用:37,300円)

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