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遺骨の不法投棄で逮捕 埼玉県日高市の刑事事件弁護士に相談を
遺骨の不法投棄で逮捕 埼玉県日高市の刑事事件弁護士に相談を
埼玉県日高市の石材店経営者Aさんは、遺骨や骨つぼをマンションのゴミ集積所に不法投棄したとして、埼玉県警飯能警察署によって遺骨遺棄罪と廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、Aさんは、骨つぼの不法投棄は認めているものの、遺骨の遺棄は否認しています。
被疑者は、墓の遺骨を移す「改葬」の仕事を請け負っており、警察は、この過程で不要になった古い骨つぼ等を捨てていた疑いがあるとみて余罪の捜査を進めています。
(平成30年7月19日朝日新聞の記事を元に、場所等の一部事実を変更したフィクションです。)
【高齢化・過疎化時代の刑事事件】
厚生労働省によると、墓の遺骨を移す「改葬」は近年増加傾向にあり、2012年度の約8万件から16年度には9.7件に増えており、過疎化や少子高齢化の影響で、地方から都市部へ墓を移すケースなどが背景に考えられています。
刑法190条は、死体・遺骨・遺髪または棺に納められている者を、損壊・遺棄・領得した者に対して、3年以下の懲役を科しています。
主に死体遺棄罪として刑事事件化することが多い条文ですが、今後の高齢化や過疎化を背景に、納棺物の遺棄による刑事事件化が増加する可能性もあるでしょう。
また、廃棄物処理法は、廃棄物処理業者の適切な業務運営とその違反に対する罰則等を定めているところ、廃棄物処理業者でなくとも、「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」と規定し(廃棄物処理法第16条)、これに違反した者に対して、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、または併科を科しています。
なお、廃棄物処理法における「廃棄物」は、「ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であつて、固形状又は液状のもの」を言いますので、ペットの死体処理等のビジネスにおいても、同様の刑事事件が発生する可能性があるでしょう。
今後、廃棄物処理法違反のような社会的法益を侵害する刑事事件は、証拠隠滅の恐れが高いと認識されており逮捕や勾留のリスクが高いため、刑事事件の発覚または逮捕された場合には、すぐに刑事事件に詳しい弁護士に相談し、適切な見通しと捜査対応を知ることが大切です。
埼玉県日高市で、遺骨の不法投棄で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警飯能警察署への初回接見費用:42,800円)
仕事場の熱中症対策不足で業務上過失致死傷罪 埼玉県朝霞市の刑事事件弁護士
仕事場の熱中症対策不足で業務上過失致死傷罪 埼玉県朝霞市の刑事事件弁護士
埼玉県朝霞市の建設会社に勤める作業主任Aさんは、炎天下の建設作業中、部下のVさんが休みたいと申し出たものの、これを無視し、無理にVさんに作業を継続させた結果、Vさんは熱中症で倒れてしまいました。
しかし、Aさんは救急車や医者を呼ぶ等の適切な対応をせず、Vさんを寝かせて放置していたため、作業終了後に病院に搬送されたVさんは間もなく死亡してしまいました。
Vさんの遺族は、Aさんおよび建設会社に対して民事上の損害賠償請求を行うと同時に、埼玉県警朝霞警察署に対して、Aさんに対する業務上過失致死罪での刑事告訴を検討しています。
(フィクションです。)
【熱中症対策と適切な労働環境保全義務】
今年も7月に入り、すでに猛暑により十数名にのぼる熱中症による死者が出ています。
平成29年7月、大阪府内にある第5管区海上保安本部の特殊警備基地において、特殊警備隊員の男性が訓練中に熱中症で倒れて死亡する事故があり、大阪府警捜査1課は今年7月6日、安全管理を怠ったとして、基地の次長ら上司の3人を、業務上過失致死罪の疑いで書類送検しました。
警察によれば、送致容疑は、男性が熱中症で意識障害に陥ったにも関わらず、被疑者らはすぐに救急搬送するなどの適切な対応をせず、2週間後に死亡させたというもので、被疑者は3人とも容疑を認めているようです。
業務上過失致死傷罪を定める刑法第211条は、業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者に対して、5年以下の懲役または禁錮または100万円以下の罰金を科しています。
業務上過失致死傷罪における「業務」とは、建設業などの特定の分野の業種や業務に限定されるものではなく、人の生命や身体の危険を防止することを義務内容とする「業務」を含むと判例は解しており、猛暑の屋外作業のように熱中症による死亡や傷害の危険がある場所では、熱中症を防止する体制を整える刑法上の義務があると言えるでしょう。
今後、熱中症を原因とする業務上過失致死傷罪で刑事事件化または逮捕された場合には、刑事事件に詳しい弁護士に相談し、刑事事件の見込みを知ることが大切です。
埼玉県朝霞市で、仕事場の熱中症対策不足による業務上過失致死傷罪の刑事事件化でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警朝霞警察署への初回接見費用:39,600円)
新幹線線路への立ち入りで逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に依頼
新幹線線路への立ち入りで逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に依頼
埼玉県さいたま市の無職Aさんは、自殺目的で駅のホームから新幹線線路へ立ち入ったところ、目撃者からの連絡を受けた鉄道警備隊および埼玉県警大宮警察署によって、幹線特例法違反の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさんの身柄確保およびその後の安全確認等により、新幹線のダイヤに10分ほどの遅れが生じました。
(フィクションです。)
【悪戯目的?自殺目的?線路への立ち入りと刑事責任】
今年7月12日、福岡県北九州市内で6月に発生した山陽新幹線の人身事故について、福岡県警は、新幹線特例法違反の疑いで被疑者死亡のまま検察官に書類送検しました。
男性は、自殺目的で新幹線高架橋脚にある梯子から新幹線保線用通路に侵入し、線路内に立ち入り、新幹線にはねられて死亡したと見られており、人身事故の影響で運休や遅れが相次ぎ、4万1500人に影響が出たとのことです。
鉄道は、多くの市民に影響を与える重要なインフラであり、特に新幹線は高速度で移動する車両であることから、新幹線の運行を妨げる行為については、新幹線特例法によって処罰されます。
新幹線特例法では、列車の運行の妨害となるような方法で、みだりに物を新幹線鉄道の線路上に置いたり、または、新幹線鉄道の線路内にみだりに立ち入った場合、1年以下の懲役または5万円以下の罰金が科されます。
実際の事件のように、捜査段階で被疑者が死亡した刑事事件では、警察は被疑者死亡のまま検察官に事件を送致(書類送検)し、検察官は不起訴処分にします(事件事務規程第75条第2項)ので、民事上の損害賠償責任は別にして、刑事上の責任は被疑者死亡をもって消滅します。
しかし、上記事件例のように線路に立ち入った段階で鉄道職員等に身柄を拘束されたり、自殺を思いとどまった場合等、逮捕され刑事事件手続が進行することも考えられます。
また、悪質な悪戯により新幹線線路内へ立ち入った場合には、検察官によって起訴され、実刑判決を受ける可能性も考慮する必要があるでしょう。
埼玉県さいたま市で、新幹線線路への立ち入りで刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警大宮警察署への初回接見費用:34,900円)
虚偽の犯罪申告で偽計業務妨害罪 埼玉県鴻巣市の刑事事件弁護士に接見依頼
虚偽の犯罪申告で偽計業務妨害罪 埼玉県鴻巣市の刑事事件弁護士に接見依頼
埼玉県鴻巣市在住の無職Aさんは、高級ブランドの革製スマートフォンケース2点をひったくられたと虚偽の窃盗事実に関する被害届を埼玉県警鴻巣警察署に申告し、警察官約80人を捜査に当たらせたとして、偽計業務妨害罪の疑いでを逮捕されました。
警察の調べに対し、Aさんは犯行動機について「盗まれたことにすれば、保険金が出ると思った」と供述しました。
(平成30年7月12日神戸新聞の記事を元に、場所等の事実を変更したフィクションです。)
【虚偽の犯罪申告で刑事事件化】
上記刑事事件例は、今年7月12日、同様の被疑事実によって、神戸市兵庫区の会社員男性が偽計業務妨害罪の疑いで逮捕された事案をモデルにしています。
警察の調べでは、被疑者男性が虚偽の窃盗の被害申告をしたスマホケース2個を百貨店で購入した事実は確認できたものの、「ひったくりに遭った」と説明した現場付近の防犯カメラには、事件発生の様子や不審人物は写っていなかったため、警察が男性の調べを進めるうちに、男性が虚偽の申告であることを認めたとのことです。
刑法第233条は、一つの条文において、信用棄損罪と業務妨害罪を規定しており、業務妨害罪に該当する構成要件のうち、「偽計を用いて、人の業務を妨害した」行為に対して、3年以下の懲役または50慢円以下の罰金を科しています(この構成要件部分を「偽計業務妨害罪」と言います)。
被疑者の犯行動機の供述のとおり、もし虚偽の窃盗事実に基づいて損害保険会社に対して保険金請求をした場合には、刑法第246条の詐欺罪が成立する可能性が高いでしょう。
また、虚偽の窃盗の被害申告にリアリティを加えるため、または誰かに窃盗の疑いをなすりつけるために、特定の人物を窃盗犯として申し出た場合には、刑法第172条の虚偽告訴罪が成立した可能性もあります。
虚偽の犯罪申告による刑事事件で逮捕された場合、できるだけ早い段階で刑事事件弁護士に接見を依頼し、今後の刑事手続に不利な影響を及ぼすような不適切な供述を行わないよう、弁護士から取調べ対応の指導を受けることをお勧めします。
埼玉県鴻巣市で、虚偽の犯罪申告で偽計業務妨害罪その他の罪で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警鴻巣警察署への初回接見費用:37,700円)
会員IDの不正取得で逮捕 埼玉県越谷市の電子犯罪の刑事事件に強い弁護士
会員IDの不正取得で逮捕 埼玉県越谷市の電子犯罪の刑事事件に強い弁護士
埼玉県越谷市のAさんは、旅行予約サイトで利用できるリクルート社の会員ID約1700個を不正取得し、インターネット上で販売していたとして、今年7月12日、埼玉県警越谷警察署は、AさんがこれらのIDを偽名で不正取得していたとして、電磁的記録不正作出・同供用罪の疑いで逮捕しました。
警察の調べによれば、Aさんが不正取得したIDには、様々なサービスを受けることができる会員ポイントが付与された状態だったといい、キャンペーンなどで得たポイントをためた上で、ポイントを利用して割引を受けた人達に向けて、会員IDを売っていたと見られています。
(平成30年7月11日朝日新聞の記事より、事実を一部変更したフィクションです。)
電子データの不正な作出や供用については、刑法161条の2によって規定されており、人の事務処理(電子データの適切な管理等)を誤らせる目的で、その事務処理の用に供する権利や義務、事実証明に関する記録を不正に作った者は、5年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます(電磁的記録不正作出罪)。
また、上記のように不正に作られた電磁的記録を、人の事務処理を誤らせる目的で、人の事務処理の用に供した者も、上記と同様の処罰を受けます(電磁的記録供用罪)。
また、今後の警察の調べ次第で、例えば会員IDの不正取得にあたってリクルート社の管理するアクセス制御機能を不正に侵害したと判明した場合には、不正アクセス禁止法違反という別の犯罪が成立する可能性もあるでしょう。
電子情報に関する刑事事件では、不正なデータの作出、供用、不正アクセス、知的財産権違反等の様々な犯罪や法令違反の可能性があり、証拠隠滅が疑われるため逮捕リスクも高い傾向にあります。
このような刑事事件で逮捕された場合、すぐに刑事事件に詳しい弁護士に接見を依頼し、警察の取調べに対して不適切な供述をして後の刑事手続に不利な影響を及ぼさないよう、取調べ対応の知識を得ることが重要です。
埼玉県越谷市で、会員IDの不正取得等、電子データに関する刑事事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警越谷警察署への初回接見費用:40,200円)
入札情報の漏洩で逮捕 埼玉県草加市の刑事事件に詳しい弁護士
入札情報の漏洩で逮捕 埼玉県草加市の刑事事件に詳しい弁護士
埼玉県草加市の市役所職員Aさんは、市内の公共工事について複数の建設業者から入札を取りまとめる業務の責任者でしたが、工事の入札情報を特定の業者に漏洩して入札の公正を害したとして、埼玉県警草加警察署によって、公契約関係競売等妨害罪の疑いで逮捕されました。
さらに、その後の捜査により、入札情報を漏洩する見返りに現金計250万円を受け取った疑いがあると発覚し、Aさんは単純収賄罪の疑いで再逮捕されました。
(平成30年6月29日朝日新聞の記事を元に、場所等の一部事実を変更しています。)
【公共工事に関する複雑な刑罰規定】
上記刑事事件は、大阪府枚方市の公共工事の入札に関する公契約関係競売入札妨害罪の逮捕事案および収賄罪の再逮捕事案をモデルにしています。
刑法第96条の6第1項は、偽計または威力を用いて、公の競売または入札の公正を害すべき行為をした者に対し、3年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金、または併科を科しています。
また、公正な価格を害し、または不正な利益を得る目的で談合をした者も、上記と同様に処罰されます。
最高裁判例では、特定の入札者にのみ情報を内報して入札させる行為は「偽計」に該当するとし、また、他の業者に圧力をかけて談合に応じるよう要求する行為は「威力」に該当するとしています。
また、刑法第197条第1項は、公務員が、その職務に関し、賄賂を収受し、またはその要求もしくは約束をしたときは、5年以下の懲役を科しています。
収賄に関する罪は、公務員の職務に関して一定の行為を行う依頼(請託)があった場合や、実際に不正な行為を行った場合には、より罪が重くなったり、別の罪が成立することがあります。
さらに、公務員側ではなく、不正な入札を依頼したり賄賂をおくった業者側にも、別の犯罪が成立する可能性がありまるで、刑事事件化の場合には、刑事事件に詳しい弁護士に相談し、成立する罪の重さや事件の見通しを得ることが大切です。
埼玉県草加市で、公共工事の入札等に関して刑事事件化してお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警草加警察署への初回接見費用:40,500円)
不適切な特定商取引で逮捕 埼玉県行田市の刑事事件に詳しい弁護士
不適切な特定商取引で逮捕 埼玉県行田市の刑事事件に詳しい弁護士
今年6月27日、埼玉県警行田警察署は霊感商法に絡む特定商取引法違反(書面不交付)の疑いで、関東在住の20~50代の男女11人を逮捕しました。
被疑者らは、全国各地で先祖のたたりを騙って客の不安を煽り、高額な商品を売り付けたとみられています。
埼玉県警は全容解明に向けて捜査本部を設置し、現在の調べでは、被害額は1人当たり数十万~数百万円になるとみられています
(平成30年6月28日河北新報社の記事を元に、場所等の一部事実を変更しています。)
上記刑事事件は、岩手県警察による霊感商法に関する特定商取引法違反(書面不交付)の逮捕事件をモデルにしています。
かつて、訪問販売や勧誘商法等において不適切な取引が広く行われ、消費者に大きな損失と混乱を生じさせたことを受け、昭和51年に「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」が成立しました。
特定商取引法では、訪問販売・通信販売・電話勧誘販売・連鎖販売取引・特定継続的役務提供取引・業務提供誘引販売取引・訪問購入取引を「特定商取引」と定義し、事業者に対して取引上の厳しい義務を課すとともに、その違反に対して罰則を設けています。
特定商取引法第4条では、特定商取引業者は、商品やサービスの種類・価格(対価)・支払時期・支払方法・商品引渡日・サービス提供日等の重要事項を記載した書面を申込者に対して交付する義務を負っており、この重要事項の書面不交付の場合、6月以下の懲役または100万円以下の罰金、または併科が科されます。
上記刑事事件では、被疑者ら11人は、先祖の祟りや因縁を取り除くとして祈祷したり地蔵を設置したりする契約を結んだ近畿地方の無職の60代女性に契約書を渡さなかった疑いがあり、女性は代金数十万円を郵送したものの、取引に不安を感じた女性が警察に相談したことから刑事事件化に至りました。
今後、特定商取引法違反とは別に、詐欺罪等の余罪の成立が発覚する可能性もあり、商取引の不適切な運用で刑事事件化した場合には、すぐに刑事事件に詳しい弁護士に相談し、捜査対応に準備することが望ましいでしょう。
埼玉県行田市で、特定商取引の不適切な運用で刑事事件化してお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警行田警察署への初回接見費用:41,860円)
嫌がらせの虚偽注文で逮捕 埼玉県幸手市の少年事件弁護士に身柄解放を依頼
嫌がらせの虚偽注文で逮捕 埼玉県幸手市の少年事件弁護士に身柄解放を依頼
埼玉県幸手市在住の大学生Aさん(19歳)は、友人らと共謀して、知人Bに嫌がらせをするために、Bの名を騙って、ピザ店や寿司店等の飲食のデリバリーを大量に虚偽注文しました。
これにより、ピザ店Vは実体のない虚偽注文により業務が妨害され、10万円を超える損失が発生したとして、埼玉県警幸手警察署に被害届を出し、Aさんは偽計業務妨害罪の疑いで逮捕されました。
Aさんの両親は、Aさんの身柄拘束が長期化して単位を落とす等の学業に影響がでることを懸念し、早期の身柄解放を求めて弁護士に事件を依頼することにしました。
(フィクションです。)
【悪戯では済まされない嫌がらせ、逮捕可能性もあり】
上記少年事件は、以下の刑事事件の逮捕事例をモデルにしています。
今年6月25日、カラオケアプリで知り合った女性を名乗って、女性の夫が死亡したを虚偽の理由を前提に、葬儀会社や飲食店などに虚偽注文をして業務を妨害したとして、宮崎県のトラック運転手ら3容疑者が偽計業務妨害罪の疑いで逮捕されました。
名前を騙られた女性が警察署に相談して事件が発覚し、3名の被疑者は本刑事事件以前から嫌がらせしていた疑いがあるようです。
逮捕事実に対して、被疑者のうち1名は完全に否認し、他2名は「自分のしたことは間違いないが、他は覚えていない」と一部否認しているようです。
刑法233条は同一条文において信用棄損罪および業務妨害罪を規定しており、偽計を用いて、人の信用を毀損または人の業務を妨害した者は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
少年による悪戯として偽計業務妨害罪がなされるケースでは、類型的に共犯で犯行が行われることが多く、共犯者間で被疑事実の否認があった場合には、逮捕に続いて最大10日間の勾留が決定される可能性もあるでしょう。
少年事件の逮捕・勾留事案では、身柄解放の実績のある弁護士に1日でも早く活動をしてもらうことが何よりも大切です。
埼玉県幸手市で、嫌がらせ目的の虚偽注文によって偽計業務妨害罪により逮捕・勾留されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警幸手警察署への初回接見費用:42,200円)
風俗店で働かせる目的の営利目的誘拐罪 埼玉県川越市の刑事事件弁護士に依頼
風俗店で働かせる目的の営利目的誘拐罪 埼玉県川越市の刑事事件弁護士に依頼
東京都内で風俗店を経営するAさんは、インターネットのSNSを通じて「マッサージで効率よく稼げる」と謳って若い女性に対して求人広告を出していましたが、実際にはAさん経営の風俗店で働かせる、または提携の風俗店に斡旋する目的でした。
Aさんは募集に応じた埼玉県川越市内に住む16歳の女子Vさんを車で迎えに行き、Vさんを埼玉県から東京都まで連れ出したため、後日、埼玉県警川越警察署によって営利目的誘拐罪の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、Aさんは逮捕事実を認めています。
(平成30年6月26日共同通信社の記事を元に、場所等の事実を一部変更しています。)
上記刑事事件は、今年4月24日から25日にかけて、長崎市の風俗店経営の男が茨城県在住の16歳の女子を風俗店で働かせる目的で、茨城県内から長崎市内まで連れ出したとして、今年6月26日、営利目的誘拐罪で逮捕された事案をモデルにしています。
本件は、26日に少女の母親から通報があって刑事事件化し、少女がSNSにアルバイトを探す書き込みをしたのに対し、被疑者が「1日数万円は稼げる」と勧誘していたことが発覚しました。
刑法第225条は、営利・わいせつ・結婚・生命または身体に対する加害の目的で、人を略取・誘拐した場合、1年以上10年以下の懲役が科せられます。
営利目的誘拐罪の刑事事件では、多くの場合、女子を性風俗産業で働かせてお金を稼がせることが目的とされています。
営利目的誘拐罪における「営利」とは、継続して利益を得る目的でなくてもよく、得られる利益が合法または違法であるとを問わず、また、誘拐行為自体によって利益が生じる場合に限らず、誘拐後に被害者を使役したことによって得られた利益も含むと解されています(判例)。
また、判例によれば、営利等目的で未成年者を誘拐した場合は、より罪の重い営利目的等誘拐罪のみが成立します。
埼玉県川越市で、風俗店等で働かせる目的で女子を誘拐して逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警川越警察署への初回接見費用:38,700円)
コンサートチケット転売目的の売買で逮捕 埼玉県草加市の刑事事件に強い弁護士
コンサートチケット転売目的の購入で逮捕 埼玉県草加市の刑事事件に強い弁護士
人気アイドルグループAKB48のコンサートチケットを転売目的で購入したとして、埼玉県草加警察署は、埼玉県迷惑行為防止条例違反(ダフ屋行為)の疑いで、大学生3人を逮捕しました。
逮捕の被疑事実によれば、購入用のサイトで大量の偽名を使ってコンサートチケットを取得し、インターネットのサイトで転売していたとのことです。
AKB48のコンサートに入場するにはチケットと身分証が必要ですが、被疑者らは家庭用プリンターなどを使って偽名の健康保険証などの身分証を偽造し、偽造身分証とチケットをセットで転売しており、転売価格は定価の2~5倍で、約1年半で460万円を売り上げていました。
(平成30年6月14日産経新聞の記事を元に、事実を一部変更しています。)
【過熱するネット転売と刑事事件化】
昨今では、人気アーティストやアイドル等のコンサートチケットを不正に転売し、利益を得ようとする個人や集団が増加しており、それに対するコンサート主催者側の本人確認の体制強化も進んでいます。
上記刑事事件では、コンサートチケットの転売目的の購入によって、埼玉県迷惑行為防止条例違反が適用され、刑事事件化しています。
埼玉県迷惑行為委防止条例第4条第1項によれば、コンサートチケット等の入場券を不特定の者に転売するため、又は転売者に交付するため、入場券等を、公共の場所において、購入、徘徊、人に立ちふさがり、つきまとい、呼び掛け、ビラ等図画の配布・提出、公衆の列に加わっての購入は禁止されています。
転売等の不正な目的によるコンサートチケット等の購入は、俗に「ダフ屋行為」とも呼ばれ、上記行為に対しては、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されます。
このような刑事事件で逮捕に至った場合、特に上記のように共犯者が複数いる事案では、証拠隠滅のおそれから、逮捕に引き続き最大10日間の勾留が決定される可能性が高く、刑事事件化の早い段階で、刑事事件を専門とする弁護士に依頼し、身柄解放に動いてもらうことが良いでしょう。
埼玉県草加市で、コンサートチケット等の転売目的の購入で刑事事件化してお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警草加警察署への初回接見費用:40,500円)