Archive for the ‘刑事事件’ Category

通院日数水増しの保険金詐欺で逮捕 埼玉県日高市の刑事事件弁護士に接見依頼

2018-07-11

損害額水増しの保険金詐欺で逮捕 埼玉県日高市の刑事事件弁護士に接見依頼

交通事故後の通院日数を水増しして保険金を騙し取ったとして、7月10日、埼玉県警飯能警察署は、埼玉県日高市の接骨院院長のAと事故被害者のBさんを詐欺罪の疑いで逮捕しました。
Aさんは詐欺の事実を認めているものの、Bさんは「記憶にない」と否認しています。
(平成30年7月11日朝日新聞の記事より、事実を一部変更したフィクションです。)

【事件・事故の被害者による犯罪~損害額水増しによる詐欺罪~】

他人が起こした事故や事件によって被害を受けた場合、民法上、損害賠償請求をすることができます(民法第709条等)。

民法上の損害賠償は、主に、治療費や逸失利益等による実損害額と、精神的苦痛等による慰謝料の2つに大別されます。

損害額については、入通院にかかった治療費の領収書を提出したり、不法行為と逸失利益との間の因果関係を厳格に判断する実務により、あまりに過大または不合理な損害賠償請求は多くはありません。

しかし、被害者としての立場を最大限利用して利益を得たいと考える人が少なからずおり、上記刑事事件例のように、保険会社に対して過剰な実損害額を申告して、実際に要した金額以上の保険金を支払わせる詐欺事件が後を絶たず、上記のように医師と共謀したり、加害者と被害者が共謀する等、保険会社を欺くための様々な詐欺行為が行われています。

保険会社は、多数かつ多種多様な保険詐欺の被害を受けてきたため、詐欺罪刑事事件の疑いがある場合には、すぐに被害届または刑事告訴を行うのが通例ですので、被疑者から保険会社に示談を申し出たとしても、示談を受けてくれる可能性は極めてゼロに近いでしょう。

保険金詐欺刑事事件は、逮捕リスクが非常に高いため、身柄が拘束された初期の段階で刑事事件弁護士接見を依頼し、警察の取調べに対して不適切な供述をして後の刑事手続に不利な影響を及ぼさないよう、手段を講じていくことが大切です。

埼玉県日高市で、損害額水増し等による保険金詐欺刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警飯能警察署への初回接見費用:42,800円)

婚活サイトを通じた詐欺罪で逮捕 埼玉県富士見市の刑事事件に強い弁護士

2018-07-10

婚活サイトを通じた詐欺罪で逮捕 埼玉県富士見市の刑事事件に強い弁護士

埼玉県富士見市在住の無職男性Aさんは、婚活サイトで知り合った会社員の女性Vさんに対して、生活の援助や仕事上での損失の補填等の虚偽の理由で、数回にわたってAさんの口座にお金を振り込ませたとして、埼玉県警東入間警察署によって詐欺罪の疑いで逮捕されました。
(平成30年7月9日千葉日報の記事より、事実を一部変更したフィクションです。)

【保釈中に発生した犯罪とその制裁】

総務省統計局『国勢調査報告』により算出した人口統計資料集によると、2015年時点の生涯未婚率は、男性が23%、女性が14%であり、生涯未婚率は今後も上昇を続ける見込みであり、婚活支援サービスの必要性は一層増すと想定されています。

実際、婚活関連サービス業の上場企業の業績推移をみると、結婚相談所や婚活パーティを企画するほとんどの企業が、売上高・営業利益ともに順調に業績を伸ばしています。

これに伴って、特にネットを介した非対面の婚活サービスを悪用した刑事事件の増加が予想されるところ、実際に詐欺罪での逮捕事案が発生しています。

上記刑事事件例は、年齢を偽って婚活サイトに登録した高齢男性が、婚活女性に対して合計320万円を自分の口座に振り込ませたとして詐欺罪逮捕された事件をモデルにしています。

民法上、金銭の譲渡や貸借は、当事者間の合意が真実のものである限り有効であり、その動機に錯誤がある場合は取り消すことができます(民法第95条)。

刑法上では、相手方が真実を知れば当該金銭を譲渡または貸与しないであろう重要な事項について虚偽の働きかけをした場合、刑法246条に定める詐欺罪の「詐取」に該当するとされています。

もっとも、詐欺罪の認定には、どの時点から詐取する意思が生じたか等で争いが生じることもあり、警察の捜査に対する不適切な言動により、後の刑事手続に不利な影響を及ぼさないためにも、刑事事件化の初期から刑事事件に詳しい弁護士の助言を仰ぐことが大切です。

埼玉県富士見市で、婚活サイトを通じた遣り取りで詐欺罪刑事事件化してご不安の方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警東入間警察署への初回接見費用:38,900円)

保釈中の性犯罪の再犯 埼玉県さいたま市の刑事事件手続きに詳しい弁護士

2018-07-09

保釈中の性犯罪の再犯 埼玉県さいたま市の刑事事件手続に詳しい弁護士

埼玉県さいたま市在住の無職Aさんは、女子中学生にわいせつな行為をしたとして、埼玉県警浦和西警察署によって、強制わいせつ罪の疑いで逮捕されました。
Aさんは強制わいせつ罪で起訴されましたが、弁護士による保釈請求が認められ釈放された後、別の小学生女子の胸を服の上からわしづかみにしたとして、強制わいせつ罪の疑いで再逮捕されました。
警察の取り調べに対し、Aさんは「覚えていない」と否認しています。
(平成30年7月9日朝日新聞の記事より、事実を一部変更したフィクションです。)

【保釈中に発生した犯罪とその制裁】

刑事事件の中でも、被疑者が逮捕または勾留されている事件を「身柄事件」等と呼ばれています。

身柄事件の刑事弁護活動においては、一般に、勾留を阻止する活動、そして保釈を求める活動の合計2回の身柄解放活動を行うことができます。

検察官が公判請求(起訴)することで、「被疑者」は「被告人」となり、勾留されている被告人またはその代理人等は、保釈の請求をすることができるようになります。

保釈請求に対して、裁判所は、被告人の逃亡や罪証隠滅のおそれの程度や、身柄拘束の継続による被告人の受ける不利益等を考慮して保釈の許可を判断しますが、この際、住居を制限する等の条件や保釈保証金の納付が条件づけられることがあります。

このような審査を経て保釈が許可されたにも関わらず、再犯やその他刑事裁判に悪影響を及ぼす疑いが生じた場合、裁判所は保釈を取り消すことができ、その際、納付した保釈保証金を没取することができます。

刑事手続中に別の犯罪を犯すことは勿論、不適切な言動により、今後の刑事手続に不利な影響を及ぼすことは少なからずありますので、刑事事件化の初期から刑事事件に詳しい弁護士に相談し、助言を仰ぐことが大切です。

埼玉県さいたま市で、保釈中の再犯、その他刑事裁判刑事手続でご不安の方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警浦和西警察署への初回接見費用:36,400円)

風俗店が売春防止法違反で摘発 埼玉県川口市の刑事事件に強い弁護士

2018-07-08

風俗店が売春防止法違反で摘発 埼玉県川口市の刑事事件に強い弁護士

埼玉県川口市のソープランドが摘発され、埼玉県警川口警察署は、売春防止法違反の疑いで、経営者Aさんを含む5人を逮捕しました。
Aさんは、およし20年間前から川口市内でソープランドを経営し、女性従業員が売春するのを知りながら店の個室を提供した疑いが持たれています。
警察の取調べに対し、Aさんは逮捕事実を認めているということです。
(平成30年7月5日TBSニュースの記事より、場所等の事実を変更しています。)

【終わらない管理買春の摘発】

上記刑事事件例は、東京・台東区の吉原地区のソープランド経営者に対する売春防止法違反逮捕事例をモデルにしています。

日本においては、売春は「人としての尊厳を害し、性道徳に反し、社会の善良の風俗をみだすもの」であり、売春を助長する行為等を処罰し、売春を行うおそれのある女子に対して補導処分や保護更生の措置を講ずるため、売春防止法によって売春の禁止が定められています。

原則としては、売春防止法の処罰対象となるのは、売春を行う女性等ではなく、売春をさせる側、つまり風俗店関係者が中心です。

主な処罰内容としては、売春の勧誘(6月以下の懲役または1万円以下の罰金)、売春の周旋(2年以下の懲役または5万円以下の罰金)、売春場所提供(3年以下の懲役または10万円以下の罰金。業として行った場合、7年以下の懲役及び30万円以下の罰金)等があり、風俗店側は、このような規定違反を行わないよう、風俗店従業員に対して売春行為(本番行為)を禁止しています。

しかし、風俗嬢も自分の生活のため、またはより効率よくお金を稼ぎたいとの思いから、指名をとるためや別途料金を貰うために本番行為を行っており、風俗店側も売上向上の観点から黙認している場合もあり、上記刑事事件のように売春防止法違反摘発に至るケースが後を絶ちません。

埼玉県川口市で、売春をさせていたとして売春禁止法違反摘発されお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警川口警察署への初回接見費用:36,600円)

飲み物に惚れ薬を入れる 埼玉県所沢市の刑事事件弁護士に相談を

2018-07-07

飲み物に惚れ薬を入れる 埼玉県所沢市の刑事事件弁護士に相談を

埼玉県所沢市の会社員Aさんは、仕事の取引先の女性Vさんに好意を寄せ、仕事上頻繁に喫茶店で打合せをしていることを利用し、Vさんが席を離れた時にVさんの飲み物に以前購入した「惚れ薬」を入れ、Vさんに飲ませました。
その30分後、Vさんは急に腹痛を訴えはじめ、AさんがVさんの飲み物に何らかの液体を入れる行為を見ていた店員が指摘したため、埼玉県警所沢警察署傷害罪の疑いでAさんから任意で事情を聞くことにしました。
(フィクションです。)

【飲み物に「惚れ薬」で何の犯罪が成立?】

上記刑事事件例は、福岡県弁護士会所属の弁護士が、一緒に食事をしていた知人女性の飲み物にインターネット上で購入した「惚れ薬」とされる液体を入れようとしたとして、業務停止3カ月の懲戒処分を受けた事件をモデルにしています。

飲み物に「惚れ薬」を入れることで、どのような犯罪が成立するのかという問題について、まず、そもそも「惚れ薬」がどのような成分なのかが問題となります。

例えば、「惚れ薬」と銘打った普通の無害な飲料水を飲ませた場合であれば、特に刑事上の責任が生ずることはありません。

次に、合法な成分であるものの、例えば強いアルコール成分やアレルギー反応を起こす成分等、健康を損なう可能性がある成分を含む場合には、暴行罪が成立する可能性があり、それを飲ませた結果、人に健康被害を生じさせた場合には傷害罪が成立する可能性があります。

さらに、「惚れ薬」という名目で、実際には違法な成分を含む危険ドラッグ等である場合には、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)違反等の罪が成立する可能性が高く、一般に薬物犯罪では、逮捕勾留されるリスクも高い傾向にあります。

特に危険ドラッグの中には、血流を増加させる作用があるものを「惚れ薬」や「媚薬」等と宣伝して広く販売することが多く、危険ドラッグの所持や使用で摘発される方の中には、性的な興奮作用を目的に購入している方が多いため、この方面での刑事事件化リスクには厳重に注意が必要です。

埼玉県所沢市で、人の飲み物に「惚れ薬」等を入れて刑事事件化の可能性でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警所沢警察署への初回接見費用:40,800円)

幼児を乗せた自転車転倒で過失致死罪 埼玉県さいたま市の刑事事件は弁護士に

2018-07-06

幼児を乗せた自転車転倒で過失致死罪 埼玉県さいたま市の刑事事件は弁護士に

今年7月5日、埼玉県さいたま市の市道で、保育士の女性Aさんが自転車に乗っていたところ転倒しました。
女性が抱っこひもで前に抱えていた1歳の幼児が頭などを打ち、病院に運ばれたが約6時間後に死亡しました。
女性は幼児を保育園に預けるため、次男を前に抱え、電動自転車の前部のいすに2歳の長男を乗せて、自宅から30メートルほど走ったところで転倒しました。
自転車のハンドル周辺にさげていた傘の先が前輪に巻き込まれ、バランスを崩した可能性があるといいます。
長男に怪我はなかったものの、埼玉県警浦和東警察署は、Aさんを過失致死罪の疑いで捜査を進めています。
(平成30年7月6日朝日新聞の記事を元に、場所等の一部事実を変更してします。)

【たとえ悪意がなかったとしても生じうる刑事責任】

刑法210条の定める過失致死罪は、「過失により人を死亡させた者は、50万円以下の罰金に処する」としています。

過失致死罪の過去の裁判例を見ると、判断能力が未熟な子ども(特に幼児)が、不注意な施設管理等を原因として死亡してしまった事例が多く、「事故を生じかねない不適切な状態を放置していた、その注意義務違反から生じた死亡事故」について過失致死罪で有罪となった事例が多く見受けられます。

上記刑事事件例に即して言うと、自転車は、道路交通法上は「軽車両」と定義され、自転車を運転する上では、例えば、内閣府令で定める基準に適合する安全装置(ブレーキ等)を備える等、法的義務が課せられています。

例え、日常生活で最も身近な乗り物である自転車と言えど、その運転にはしかるべき注意義務が課せられており、その注意義務違反によって他人を傷害または死亡させた場合には、過失致傷罪や過失致死罪が成立することになるでしょう。

自転車運転による死亡事故として、今年2月に、神奈川県において、スマホを操作しながら自転車運転をしていた女子大生が、高齢女性に衝突し死亡させてしまった事件では、警察は重過失致死罪の疑いで検察庁に事件を送致したことが記憶に新しいところです。

埼玉県さいたま市で、自転車の不注意な運転により死亡事故を起こしてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警浦和東警察署への初回接見費用:37,700円)

煽り運転で殺人罪成立? 埼玉県北本市の刑事事件弁護士の早期接見を

2018-07-05

煽り運転で殺人罪成立? 埼玉県北本市の刑事事件弁護士の早期接見を

今年7月2日、乗用車に追突されたバイクの男性が死亡する事故があり、埼玉県警鴻巣警察署は、埼玉県北本市在住の警備員Aさんを自動車運転処罰法違反(過失運転致傷罪)の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の捜査の結果、Aさんが悪質な煽り運転で故意に事故を起こした疑いがあるとして、7月4日、殺人罪と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で再逮捕したと発表しました。
(平成30年7月4日毎日新聞の記事を元に、場所等の一部事実を変更してします。)

【悪質な煽り運転について殺人罪が適用】

煽り運転刑事事件の関係については、過去のブログで何度か取り上げていますが、警察庁が煽り運転について「あらゆる法令を駆使して捜査する」体制が敷かれ、厳罰化の流れがあります。

車を不必要に幅寄せする行為については暴行罪が適用されたり、煽り運転によって死者を出す事故を起こした場合に危険運転致死罪を適用する事例等を紹介しましたが、今回の事件では、その悪質な煽り運転の態様からして、車を故意に追突させたとの疑いがあるとして殺人罪が適用されるに至り、社会的に注目を集めています。

上記事例のモデルとなった実際の刑事事件では、大阪府堺市の警備員男性が、バイクに追い抜かれたことに腹を立て、車を故意に追突させて殺害したと殺人罪が適用されています。

警察によると、車のドライブレコーダーには、被疑者が約1分間にわたりクラクションを鳴らしたり、パッシングをする様子が映っており、殺人罪の故意の認定に向けた捜査が進んでいるようです。

被疑者は、「殺害しようとは思っていない」と逮捕容疑を否認していますが、刑事事件逮捕され、その後虚偽の供述をしたり、不適切な供述をすると、後々の刑事手続に重大な悪影響を及ぼす可能性がありますので、逮捕された場合には、刑事事件の経験豊富な弁護士接見を依頼し、適切な取調べ対応を受けることが極めて重要です。

埼玉県北本市で、煽り運転による刑事事件逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警鴻巣警察署への初回接見費用:37,700円)

偽札で宅配代金を支払い逮捕 埼玉県川口市の刑事事件弁護士に接見依頼

2018-07-04

偽札で宅配代金を支払い逮捕 埼玉県川口市の刑事事件弁護士に接見依頼

埼玉県川口市在住で、日本人男性と結婚しているフィリピン人のAさんは、インターネット通販で購入し、「ゆうパック」で送られてきたスマートフォンの代金支払いにあたって、偽造の1万円札を渡した疑いで、埼玉県警川口警察署によって偽造通貨行使罪の疑いで逮捕されました。
勤務先で妻Aさんの逮捕を知った夫は、刑事事件の見通しを知るためにも、刑事事件に強い弁護士にAさんの接見を依頼しました。
(平成30年7月3日神戸新聞の記事を元に、人物や場所等の事実を変更してします。)

【非常に重い通貨偽造および偽造通貨行使の罪】

上記刑事事件例は、7月3日に神戸市において、ベトナム人男性が偽造通貨行使罪の容疑で再逮捕された事件をモデルにしています。

実際の刑事事件では、被疑者は、アイフォン13台分の代金である合計164万8500円について、神戸市の郵便局員に対して偽札で支払いを行い、その紙幣が現金読み取り機を通らなかったことを不審に思った郵便局から警察署に通報があり、偽造通貨行使罪が発覚しました。

偽札に関する刑法第148条は、第1項において行使目的での通貨偽造罪を規定し、第2項において偽造通貨行使罪を規定しており、偽札の流通はその国の経済の根幹を揺るがす性質上、無期または3年以上の懲役という非常に重い法定刑となっています。

なお、実際の事件では、被疑者は警察の調べに対し「偽札とは知らなかった」と逮捕容疑を否認しています。

通貨偽造および偽造通貨行使の罪が成立するには、犯罪の故意が必要であり(刑法第38条)、真に偽札であることを知らないで行使した場合には偽造通貨行使罪は成立しません。

ただし、偽札であることを知らないからと言って逮捕されないという訳ではなく、実際には、偽札の態様や入手経路について、逮捕に踏み切ることも含め、捜査機関による厳しい事実追求を受けることになるでしょう。

偽札に関する重大な刑事事件逮捕された場合、刑事事件の経験豊富な弁護士接見を依頼し、不適切な供述を行わないよう捜査対応を受けることが極めて重要です。

埼玉県川口市で、偽札の使用等により刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警川口警察署への初回接見費用:36,600円)

無免許運転にかかる刑事事件・少年事件 埼玉県さいたま市の交通犯罪に強い弁護士

2018-07-03

無免許運転にかかる刑事事件・少年事件 埼玉県さいたま市の交通犯罪に強い弁護士

<事例1>
埼玉県さいたま市の会社員Aさんは、度重なる交通違反により、免許停止処分を受けていましたが、会社の営業で自動車運転が必須であるため、無免許運転をしていました。
ある日、Aさんが無免許運転をしていると、Aさんの車が交差点で自転車に乗っていたVさんに接触してしまいましたが、Aさんは無免許運転の発覚を恐れ、事故現場から逃亡しました。
翌日、Aさんは罪悪感と不安のため、どのような刑事処罰が下されるのか弁護士に聞くことにしました。

<事例2>
埼玉県さいたま市の高校生Bさんは、友人らとともに無免許で自動車運転を行い、電柱、ガードレール等にぶつけた上、民家の玄関先に衝突し、埼玉県警岩槻警察署によって、道路交通法違反無免許運転、建造物損壊)の疑いで現行犯逮捕されました。
Bさんの両親は、この事件でどのような処分を受け、Bさんの学校生活にどのような影響があるのか不安となり、少年事件に詳しい弁護士に相談することにしました。

(上記いずれもフィクションです。)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部では、頻繁に相談を受ける交通犯罪の中でも、無免許運転の事案も結構な頻度で相談をいただきます。

道路交通法第117条の2の2によれば、当該車両の免許を持たないで運転すること、および免許の効力が停止している状態で運転した場合に、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。

そして、無免許運転は単独で刑事事件化することは少なく、人や物と接触事故を起こしてしまい、無免許運転の発覚を恐れて逃亡する事例が多く、自動車危険運転処罰法の過失運転致傷罪や、別の道路交通法違反(救護義務違反や事故報告事務違反など)と同時に刑事事件化する事例が多いと言えます。

複数の交通犯罪にかかる刑事事件少年事件では、自動車保険による被害弁償のみならず、謝罪金の提示や交通事故再発防止の取組みなど、交通犯罪刑事事件少年事件の経験豊富な弁護士に依頼し、多面的な弁護活動を進めることが大切です。

埼玉県さいたま市で、成人の刑事事件および少年事件を問わず、無免許運転にかかる交通犯罪でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警岩槻警察署への初回接見費用:37,500円)

年齢確認で怒って器物損壊罪 埼玉県春日部市の刑事事件弁護士に示談依頼

2018-07-02

年齢確認で怒って器物損壊罪 埼玉県春日部市の刑事事件弁護士に示談依頼

埼玉県春日部市の年金受給者Aさん(67歳)は、市内のコンビニで缶ビールを購入したところ、年齢確認をされたことに腹を立て、レジの液晶画面の確認ボタンを叩くように強く押しました。
これにより液晶画面にヒビが入り、店員は埼玉県警春日部警察署に通報し、Aさんは器物損壊罪の疑いで現行犯逮捕されました。
警察の調べに対し、Aさんは被疑事実は認めているものの「何度も酒を買っているのに、なぜ毎回年齢確認が必要なのか」と供述しています。
(平成30年7月1日神戸新聞の記事を元に、場所等の一部事実を変更しています。)

【怒りに任せて物にあたると現行犯逮捕リスクあり】

上記刑事事件例は、今年7月1日、兵庫県宝塚市在住の建設作業員の男(46歳)が、コンビニで酒類を販売する際の年齢確認に激高し、レジの液晶パネルを壊したとして、器物損壊罪の疑いで兵庫県警宝塚警察署によって現行犯逮捕された事件をモデルにしています。

このように、ちょっとしたサービスに対する不満に対して周囲の物にあたってしまい、刑事事件化する例がしばしば見受けられ、例えば、駅のプラットフォームで駅員の態度に腹を立て、備品を蹴りつけて損壊してしまった器物損壊罪の相談なども弊所に寄せられています。

器物損壊罪を定める刑法261条は、別の犯罪として規定されている、公用文書、私用文書、建造物等を除き、それ以外の他人の物を損壊または傷害した者に対して、3年以下の懲役または30万円以下の罰金を定めています。

器物損壊罪は、刑事告訴がなければ検察官が起訴することができない「親告罪」であり、その弁護活動にあたっては、被害者との示談締結によって告訴を出さない、または取り下げてもらうことが何よりも重要です。

ただし、被害者の目前で物を損壊して現行犯逮捕されたケースでは、被害者の処罰感情が強い傾向がありますので、その刑事弁護については、刑事事件示談交渉の経験が豊富で、示談金や示談条件の相場感やノウハウに詳しい、刑事事件専門の弁護士にお任せすることが良いでしょう。

埼玉県春日部市で、被害者の目前での器物損壊罪刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警春日部警察署への初回接見費用:38,200円)

« Older Entries Newer Entries »

keyboard_arrow_up

0120631881 無料相談予約はこちら LINE予約はこちら