悪質クレームで成立しうる刑事事件 埼玉県深谷市の刑事事件弁護士

2018-06-21

悪質クレームで成立しうる刑事事件 埼玉県深谷市の刑事事件弁護士

埼玉県深谷市在住の自営業Aさんは、市内の飲食店Vでの接客サービスが気に入らず、ある日、友人Bと連れ立って大型自動車でV前まで乗り付け、拡声器を用いて「深谷市民の皆さん、ここの店Vは客を客として扱わない店です」などと怒号を浴びせました。
その後、「Vの礼儀知らずは異常だ。このまま手ぶらでは帰れない。」等と脅し、金銭を要求したとして、AとBは、埼玉県警深谷警察署によって、恐喝未遂罪の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、Aは「Vへの不満をぶちまけたが、金銭の要求はしていない」と事実を否認しています。
(フィクションです。)

上記刑事事件例は、神奈川県横須賀市内の理容店に対して、右翼団体幹部を含む男性2名が、接客態度が気に入らないなどと因縁をつけて、街宣車の拡声器金銭を脅し取ろうとした恐喝未遂罪逮捕事案をモデルに変更を加えたものです。

上記刑事事件では、被害者である理容店店主が脅されてお金を要求されたとの被害届を警察に提出し、その際の音声記録から恐喝の事実と被疑者の身元特定が明らかになったようです。

刑法249条の定める恐喝罪では、人を恐喝して財物を交付させたものは10年以下の懲役を科されます。

恐喝」とは、被害者等に害悪が及ぶことを告知して畏怖させることを言いますが、この「害悪」とは必ずしも違法なものである必要はなく、またその方法は目次の害悪の告知も含まれると判例は解しています。

また、金銭を脅し取る目的の悪質クレームでなくとも、店先に押しかけて拡声器等を使用して大音量で店の悪評を言いふらす行為は、業務妨害罪が成立する可能性もあります。

悪質クレームの内容次第では、複数の罪の構成要件に該当する可能性があり、「金銭の要求はしていない」という恐喝罪の否認主張も、別の罪については意味を持たない可能性がありますので、刑事事件化または逮捕された場合には、刑事事件に詳しい弁護士に相談または接見し、どのような罪が成立し、どのような刑事手続が展開するのかを知ることが重要です。

埼玉県深谷市で、悪質クレームによる刑事事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警深谷警察署への初回接見費用:41,660円)

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