埼玉県戸田市で道路にロープを張って殺人未遂罪の少年事件

2019-05-21

埼玉県戸田市で道路にロープを張って殺人未遂罪の少年事件

埼玉県戸田市在住の高校生Aさん(17歳)は、悪戯目的で同級生のBと共謀して、夜には人通りの少ない市内の道路の街路樹にロープを張り、自動車がひっかかってトラブルになら様子を携帯電話の動画機能で撮影しようと待機していました。
ところが、そのロープの張られた道路に原付自転車を運転した女性Vが走行してきたため、Vはロープの存在には気付かず、減速することなくロープに当たってしまい、バランスを崩したVは原付自転車ごと転倒し、腕の骨を折る重傷を負いました。
事故現場の検証をした埼玉県警蕨警察署は、Vの事故原因として道路の街路樹にロープが張ってあり、これが道路を走行する自動車やバイクの通行を妨げたとみて、場合によっては死者が出てもおかしくない悪質な違法行為であると判断し、殺人未遂罪の疑いで捜査を開始しました。
当初は悪戯目的であった行為が思わぬ重大刑事事件に発展したことが怖くなったAさんは、両親に事情を説明したところ、警察に出頭する前に、刑事事件に詳しい弁護士に対してAさんがどのような処分となるのか聞くべく、法律相談に行くことにしました。
(フィクションです。)

上記刑事事件例は、今年5月2日、大阪府寝屋川市の道路上にロープを張り、ミニバイクで通行中の77歳女性を転倒させて負傷させたとして殺人未遂罪の疑いで少年逮捕された事案をモデルにしています。

警察の調べに対し、被疑者少年は「ニュースになるほど大事になるとは思いませんでした」と供述していますが、路上にロープや針金などを張る危険な行為が刑事事件化する例が後を絶ちません。
犯罪分析の専門家によれば、このような悪質な悪戯を動画に撮影して、過激な動画で注目を集めようとする傾向が若者を中心に見られると指摘しており、被疑者が仕掛けた罠に被害者が引っかかるのを待つという悪質なドッキリに似た娯楽的要素が強く、被害者が被害に遭うことに直接加担している訳でもないため、心理的ハードルが低い犯罪形態であると分析しています。

上記刑事事件では、新聞配達のアルバイトをしている被害者女性は職場に向かうためミニバイクを走らせていたところ、突如強い衝撃を受けてバイクごと転倒し、地面に体を打ち付け、左脚を骨折してしまいました。

警察が現場周辺の防犯カメラを確認すると、ロープを張るような動きをする不審な2人組が撮影されており、大阪府寝屋川市内に住む私立高校2年の少年2人(いずれも16歳)が殺人未遂罪と往来妨害罪の疑いで逮捕されました。

逮捕された少年らは、「転んだ人をみて楽しもうと思っていた」と供述しており、実際、現場近くで被害者女性が転倒する様子を見ていたことから、社会的非難が集まっています。

昭和59年には、東京都葛飾区の道路に張られたロープで転倒したオートバイに乗っていた当時17歳の男子高校生が死亡しており、あまりに危険な行為である点と犯罪に至る動機や実行の難易度があまりに軽いことから、少年による犯行であっても、まず家庭裁判所による審判が開かれることは間違いなく、被害者の被害の程度や態様の悪質さ、少年らの内省状況によっては、重い処遇が決定する可能性もあるでしょう。

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埼玉県警蕨警察署への初回接見費用:37,300円)

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