埼玉県比企郡の刑事事件に強い弁護士 再犯の逮捕ならすぐにご相談を!
埼玉県比企郡在住の主婦Aさんは、買い物先のスーパーで食料品や日用品等、合計5000円の商品を万引き(窃盗)してしまいました。
Aさんは通報を受けた警察官によって埼玉県警小川警察署に連行され、取調べを受けました。
実は、Aさんは2年前にも窃盗罪で逮捕され、20万円の罰金を受けていたことが分かりました。
(※フィクションです)
【再犯事案が増加中】
昨年、犯罪を犯した者の円滑な社会復帰を促進するため、再犯防止推進法が制定されました。
そして今年9月26日、政府は再犯防止推進計画の中間試案を発表しました。
その中には、元受刑者の受け皿となる協力雇用主の確保、公営住宅の入居要件緩和、住民票の早期回復、再犯率の高い薬物依存者への治療プログラムや、再犯者の約7割が無職であるという実態に鑑み、就職支援が盛り込まれています。
警察庁の犯罪白書によれば、2015年の刑法犯の検挙に人数は約24万人で、3年連続減少で戦後対象となった反面、そのうち再犯者の比率が48%で、過去最大となりました。
再犯の多い犯罪種別として、第一位が窃盗で23.3%、第二位が覚せい剤取締法違反で20.7%となっています。
政府の中間試案では、再犯を犯した者には、貧困や厳しい家庭環境、不十分な学歴など問題を抱えており、刑務所などの司法機関だけでは再犯防止の支援に限界があるとして、各行政機関への連携強化を訴えています。
また、法務省は刑務所や少年院にいる人たちの職歴や保有資格、職業訓練履歴などの情報を一元化して集める拠点「コレワーク」を、埼玉と大阪に解説しました。
これは前科がある方に対するハローワークのようなもので、出所時期や出所後の住所に合わせて、その時期や地域での求人情報をマッチングし、早期の社会復帰を促すことを期待されています。
ただし、窃盗罪や性犯罪、薬物犯罪など、同種の再犯を起こした場合、処罰が重くなる傾向があることは否定できません。
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(埼玉県警小川警察署への初回接見サービス費用:42,100円)