嫌がらせ目的で殺人未遂罪に発展 埼玉県本庄市の刑事事件専門弁護士

2018-05-28

嫌がらせ目的で殺人未遂罪に発展 埼玉県本庄市の刑事事件専門弁護士

埼玉県本庄市在住の無職Aさんは、バイク運転者に対する嫌がらせ目的で、深夜、市内を通る県道を横切る形でナイロン製の弦を張り、バイクを運転する者を引っ掛ける細工を凝らしました。
この道路をスクーターで通りかかったVさんは、Aさんの張った弦に頭を引っ掛け、転倒して負傷しました。
Vさんから事故の通報を受けた埼玉県警本庄警察署は、場合によっては死亡事故につながる悪質な悪戯として捜査を進め、目撃者や監視カメラの情報をもとにAさんを特定し、Aさんを殺人未遂罪の疑いで逮捕しました。
(平成30年5月28日朝日新聞の記事を基に、場所等の事実を一部変更しています。)

【嫌がらせ、悪戯が思わぬ重大刑事事件に…】

ストレス発散のため、例えば、道路上や線路上への置石や、走行中の自動車や電車に対する投石等、道路や線路などの公共の場所や施設に対して、不特定多数の人々に対して嫌がらせや悪戯を行い、刑事事件化してしまう事案がしばしば発生します。

そして、自動車や電車等、走行中の乗り物に対する度の過ぎた嫌がらせや悪戯は、時としてドライバーや運転手を負傷させるだけでなく、時には死亡させてしまう可能性もあり得ます。

上記刑事事件例は、神奈川県川崎市における実際の殺人未遂罪逮捕事案に基づいていますが、被疑者の男性は、車を止める目的で道路を横切るようにロープを張ったものの、運転手に対する殺意はなかったと供述しており、殺人の故意を否認する姿勢です。

しかし、確かに刑法38条は、罪を犯す意思(故意)がない行為は罰しないと定めていますが、判例によれば、故意とは、罪となるべき事実の認識可能性があれば足り、その認識可能性も確定的である必要はない、としています。

つまり、道路を横切るようにロープを張ることで、運転手が死亡事故を起こす可能性があることを認識していれば、殺人罪の故意を否定することはできないと考えられます。

このように、例え嫌がらせや悪戯目的であっても、行為次第では殺人罪殺人未遂罪が成立する可能性がありますので、万が一刑事事件化した場合には、故意否認以外での多角的な弁護活動のノウハウを持つ、刑事事件専門の弁護士にご依頼ください。

埼玉県本庄市嫌がらせや悪戯目的の行為によって殺人未遂罪等の重い罪で刑事事件化してお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警本庄警察署への初回接見費用:41,460円)

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