強引な運転で殺人未遂罪で逮捕 埼玉県加須市の刑事事件弁護士に依頼を
<事例1>
埼玉県加須市在住の会社員男性Aさんは、交際中の女性Vさんとのドライブデート中に口論となり、AさんがVさんを中傷する言葉を言って車を発進させようとしたところ、興奮したVさんがAさんの車にしがみついてきました。
AさんはVさんがしがみついたまま、3キロほど車を運転し続けたとして、埼玉県警加須警察署によって殺人未遂罪の疑いで現行犯逮捕されました。
(平成30年10月24日NNN24の記事を元に、場所等の事実を変更したフィクションです。)
<事例2>
埼玉県加須市在住の会社員男性Aさんは、自宅で酒を飲んだ後、車で近所のコンビニに行こうとしたところ、巡回中していた埼玉県警加須警察署のパトカーに呼び止められました。
Aさんは車の窓越しに呼気検査の協力を求められたところ、酒気帯び運転の発覚を恐れて、警察官が前方にいるにも関わらず車を急発進させて逃走を試みました。
間もなく、Aさんは殺人未遂罪および公務執行妨害罪の疑いで現行犯逮捕されました。
(フィクションです。)
【強引、乱暴な車の運転で思わぬ重大犯罪に発展】
上記刑事事件<事例1>は、今年10月24日、交際相手の男性を車のボンネットに乗せたまま7キロ以上走行させたとして、福岡県久留米市の女性が殺人未遂罪で逮捕された事案をモデルにしています。
上記被疑者は、交際相手との別れ話のもつれから口論になり、男性が車の前にいたにもかかわらず車を急発進させ、ボンネットにしがみついた男性を振り払おうと急発進などを繰り返した上、そのままの状態で約7.3キロを走行した疑いがあり、幸い、男性は車が止まった際に飛び降り、ケガはなかったようです。
被疑者は「男性は降りようと思えば降りられた。何回か止まったが、男性が降りなかった」などと被疑事実を否認しているようです。
殺人罪における故意とは、明確に人を殺すという意思は勿論のこと、この行為により人を殺してしまうかもしれないという可能性の認識があれば足りると解されています。
故に、人を轢いてしまう可能性を認識しながら、それでも構わず強引、乱暴な運転を行った場合、殺人の可能性を認識していたと判断され、殺人未遂罪が成立する余地があります。
殺人罪は極めて重罪であり、その未遂罪であっても、検察官によって起訴され、実刑判決を下される可能性が高いため、刑事事件の早い段階で刑事事件を得意とする弁護士に依頼することが大切です。
埼玉県加須市で、強引、乱暴な自動車運転で殺人未遂罪により刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談、または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警加須警察署への初回接見費用:40,000円)