Archive for the ‘性犯罪’ Category
様々な態様で成立する性犯罪 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に相談を
様々な態様で成立する性犯罪 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に相談を
<事例1>
会社員のAさんは、会社帰りで酒に酔った状態で、埼玉県さいたま市大宮駅周辺でハロウィンの仮装をして待ち合わせをしていた女性Vさんに突然抱きつき、下着に手を入れ下半身を触ったとして、駆けつけた埼玉県警大宮警察署の警察官によって強制わいせつ罪の疑いで現行犯逮捕されました。
<事例2>
フリーターのAさんと友人2名は、ハロウィンの仮装をした若者で込み合う大宮駅周辺で、混雑に乗じて複数の女性の胸を尻を触ったとして、埼玉県警大宮警察署の警察官によって埼玉県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の疑いで現行犯逮捕されました。
<事例3>
ハロウィンの仮装をした若い女性Vさんから、埼玉県大宮駅前の交番に「胸を触られた」との通報があり、埼玉県警大宮警察署の警察官が胸を触ったと思われる男性Aさんに任意に事情を聞くと、「Vさんらの集団に押されて態勢を崩したので、腕を出してVさんを押し返した」と言いました。
Aさんは警察官に住所等の個人情報を聞かれた上で、暴行罪の疑いで今後大宮警察署に呼び出すと言われ、家に帰されました。
(以上すべてフィクションです。)
先日のハロウィンでは、東京・渋谷に仮装した若者が大勢集まり、様々な性犯罪の刑事事件が起こりました。
強制わいせつ罪(刑法176条)は、13歳以上の者に対し、暴行または脅迫を用いてわいせつな行為をした場合に成立します(6月以上10年以下の懲役)。
強制わいせつ罪は、暴行・脅迫を用いた性犯罪として重く処罰されますが、この「暴行」とは、正当な理由なく他人の意思に反して有形力を行使することを言い、無許可で胸・尻・陰部を触ったり、キスすることでも強制わいせつは成立することがあります。
埼玉県迷惑行為防止条例違反(痴漢)は、公共の場所において他人の身体に触れて、人を著しく羞恥させたり、不安を覚えさせた場合に成立します(6月以下の懲役または50万円以下の罰金)。
こちらは強制わいせつ罪と異なり、暴行・脅迫が要件となっていません。
上記2つの性犯罪とは異なり、人の胸や尻等を触った場合でも、わいせつな目的が認定しがたい場合は暴行罪(刑法208条)が成立することがあります。
ただし、被害者が胸や尻を触られたと主張している場合には、本当にわいせつ目的がなかったのか、捜査機関による厳しい追及を受けることが強く予想されます。
埼玉県さいたま市で、様々な態様の性犯罪でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談、または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警大宮警察署への初回接見費用:34,900円)
イベントでハメ外しの暴力犯罪で逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に接見依頼を
イベントで暴力犯罪を起こし現行犯逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に接見依頼を
埼玉県さいたま市在住の大学生Aさんは、友人とともに、渋谷のハロウィンイベントに参加するために仮装して大宮駅で待ち合わせをしたところ、Aさんらを揶揄する集団と口論のすえ乱闘になり、Aさんはその内一人を殴って負傷させたとして、埼玉県警大宮警察署によって傷害罪の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさん逮捕の連絡を受けたAさんの母親は、突然の知らせに驚愕し、息子がどのような状態か、今後どのような処分となるのかを知るべく、刑事事件に強い弁護士に接見を依頼することにしました。
(フィクションです。)
【大型の屋外イベントで逮捕者発生】
10月31日のハロウィンを前に、27日深夜から28日未明にかけて、東京・渋谷に仮装した人たちが集まりました。
しかし、イベントでハメを外しすぎたのか、軽トラックが横転させられたり(器物損壊罪)、暴行(暴行罪)や盗撮・痴漢(東京都迷惑行為防止条例違反)などの疑いで逮捕者計5人も出る騒ぎとなりました。
ハロウィンを巡って、近年では、ゴミの放置や参加者同士のトラブルが続いており、特に若者が仮装してイベントを行う渋谷区では、瓶に入った酒類の販売自粛を近隣店舗に呼びかけるなど対策を強化していました。
また、昨年のハロウィンでは、「ハロウィンで目立ちたくて仮装して暴走した」という理由で、埼玉県越谷市内において、16~17歳の少年計7人が越谷市内でバイクで暴走行為をしたとして、道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕されました。
ハロウィンイベントも日本に定着してきた感があり、そこで発生するトラブルや刑事事件に対応すべく、警察も警戒を強めており、現行犯逮捕された場合には、刑事事件専門の弁護士へ接見を依頼し、事件の見通しを知ることが極めて重要です。
埼玉県さいたま市で、屋外イベントにおける暴力犯罪等で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談、または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警大宮警察署への初回接見費用:34,900円)
覗き目的の建造物侵入罪で逮捕 埼玉県三郷市の刑事事件弁護士に依頼を
覗き目的の建造物侵入罪で逮捕 埼玉県三郷市の刑事事件弁護士に依頼を
埼玉県在住のAさんは、埼玉県三郷市にある温泉施設において、覗き目的で女湯に忍び込んだとして従業員にその場で取り押さえられ、建造物侵入罪の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさんは埼玉県警吉川警察署に留置され取調べを受けていますが、「男湯と女湯を間違えて入ってしまい、無人だったため気付かなかった」と被疑事実を否認しています。
(平成30年10月26日読売新聞の記事を元に、場所や態様を変更したフィクションです。)
【様々な覗き行為と刑事責任】
刑事責任を追及される「覗き」行為は、その態様によって様々な刑事責任が発生する可能性があります。
公共の場、例えば駅の階段やエスカレーター等で、人の隠している部分を覗いた場合、各都道府県によって異なりますが、迷惑行為防止条例に違反することがあります。
公共の場所以外、例えば、他人の住居・浴室・脱衣所・トイレ等において、人の隠している部分を覗いた場合、軽犯罪法に違反する可能性があります。
そして、他人の住居や建造物を覗く場合、その前提として他人の住居・建造物に侵入しているため、住居侵入罪・建造物侵入罪が成立する可能性があります。
軽犯罪法違反単独の場合、拘留または科料という軽い処罰となりますが、同時に住居侵入罪・建造物侵入罪が成立する場合には、3年以下の懲役または10万円以下の罰金で処罰されることになります。
実際の刑事事件例では、覗き犯罪で刑事事件化するのは、ほとんどが現行犯逮捕のケースです。
覗き行為がその場で発覚しなければ、後日逮捕される可能性は低く、在宅のまま捜査が続くケースが多いですが、後日逮捕される可能性はゼロとは言えません。
上記被疑者の主張が真実であれば、誤って(故意なく)覗き行為をした場合には、建造物侵入罪の故意がなく、無実(冤罪)と判断される可能性もありますが、その過程における捜査機関の追求に対して適切に対応するためにも、刑事事件を得意とする弁護士に助言をもらうことが大切です。
埼玉県三郷市で、覗き目的の建造物侵入罪で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談、または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警吉川警察署への初回接見費用:41,000円)
電車内で性犯罪をして線路を逃走 埼玉県深谷市の刑事事件弁護士に相談を
電車内で性犯罪をして線路を逃走 埼玉県深谷市の刑事事件弁護士に相談を
埼玉県在住の大学生Aさんは、大学への通学途中のJR高崎線を走行中の電車内にて、近くに立っていた女性会社員Vさんの尻やふとももを触る等のわいせつ行為を行いました。
近くにいた別の女性がAさんの痴漢行為を指摘し、次の岡部駅で降りて駅職員を呼ぼうとしたところ、Aさんは隙を見て線路上を逃走しました。
その後、埼玉県警深谷警察署は、監視カメラと目撃者の情報からAさんの身元を解明し、Aさんは埼玉県迷惑行為防止条例違反(痴漢)および威力業務妨害罪の疑いで逮捕しました。
(フィクションです。)
【電車内での性犯罪後、線路へ逃走】
上記刑事事件に類似の事例として、今年10月9日、JR新宿駅の電車内で会社員の女性を盗撮したとして駅員から事情を聴かれていた男性が、埼京線のホームから線路上に立ち入り、複数の線路を横断して敷地外に逃走したとして、東京都迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕されました。
また、今年10月22日、京王井の頭線の電車内で、女子大学生の尻を触ったため、この女子大生に明大前駅で降ろされたところ、ホームから線路に飛び降りて逃走したとして、大学生男性が威力業務妨害罪と東京都迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで逮捕されました。
このように、電車内での痴漢や盗撮等の性犯罪後、逮捕を免れるために線路上を逃走する背景には、一部では、電車内での性犯罪の発覚を免れる手引きやマニュアルを記載する闇サイト的存在があり、あえて線路上を逃走することで、電車の運行システムを混乱させたり、安全確認の手間を増やすことによって、犯人の特定を遅らせることができるからだ、という説もあるようです。
しかし、性犯罪後に線路上を逃走した場合、威力業務妨害罪や鉄道営業法違反、新幹線特例法違反の罪が成立する場合があり、併合罪として重く罰せられる可能性が高いでしょう。
それだけでなく、故意の線路立入により鉄道事業者に損害を与えた場合には、鉄道会社から高額の民事上の損害賠償請求を受けることもあり得るでしょう。
このような場合、性犯罪の被害者に対する示談以外に、鉄道会社に対する対応が必要な場合も考えられ、様々な刑事事件の示談に経験豊富な弁護士に依頼することが望ましいでしょう。
埼玉県深谷市で、電車内で性犯罪をして、その後線路を逃走して刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談、または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警深谷警察署への初回接見費用:41,660円)
児童を車に連れ込んでわいせつ行為で逮捕 埼玉県飯能市の性犯罪の刑事事件に強い弁護士
児童を車に連れ込んでわいせつ行為で逮捕 埼玉県飯能市の性犯罪の刑事事件に強い弁護士
埼玉県飯能市の自営業Aさんは、下校途中の小学生女子児童Vに声を掛け、健康検査であると騙して自分の車にVを乗せ、検診であると偽ってVの身体を触りました。
Vが帰宅後、この出来事を母親に申告し、母親は110番通報しました。
埼玉県警飯能警察署は、被害現場付近の防犯カメラからAさん所有の自動車を割り出し、Aさんを強制わいせつ罪およびわいせつ目的誘拐罪の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し「身に覚えがありません」と逮捕事実を否認しています。
(平成30年10月17日産経デジタルの記事を元に、場所等の一部事実を変更したフィクションです。)
【わいせつ行為の手段で様々な罪に発展】
上記刑事事件例は、小学生の女子児童を自分の車に乗せ、体を触るなどし、連れ回したとして、神奈川県警は、強制わいせつ罪とわいせつ目的誘拐罪の疑いで、同県相模原市の無職男性を逮捕した事案をモデルにしています。
上記刑事事件では、一緒に帰宅途中だった小学4年の女子児童2人に対し「私は医師で、小学校の給食に虫の卵が入っていたから検査させてほしい。」などと声をかけ、1人ずつ自己所有の軽自動車の車内に誘い込み、体を触るなどのわいせつな行為をしたうえ、横浜市内の路上で解放するまで約30分間、連れ回したとの疑いがあります。
被疑者は逮捕事実を否認していますが、横浜市内で同様に10代女性が声を掛けられる事案があったとして、警察は余罪を追及しています。
わいせつ目的で人を誘拐し、その結果わいせつ行為を行った場合、行動の自由を保護する目的と、性的自由を保護する目的から、それぞれ別個に犯罪が成立しますが、2つの罪が手段と結果になっているため、「牽連犯」となり(判例)、その最も重い刑により処罰されることになります(刑法第54条第1項)。
被害者が未成年の女子児童である場合、被害者ひとりでは法律行為に制限があるため、その両親等が示談相手になりますが、被疑者本人が示談を申し入れることは事実上不可能ですので、性犯罪の刑事事件の示談に経験豊富な弁護士に依頼することが最も効果的と言えるでしょう。
埼玉県飯能市で、児童を車に連れ込んでわいせつ行為を行って刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談、または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警飯能警察署への初回接見費用:42,800円)
過去最多の児童ポルノ所持・製造摘発 埼玉県草加市の刑事事件弁護士
過去最多の児童ポルノ所持・製造摘発 埼玉県草加市の刑事事件弁護士
<事例1>
埼玉県草加市在住の会社員Aさんは、SNSを通じて女子高校生Vさん(16歳)と知り合い、金銭を支払って性行為を行ったほか、同じく金銭を支払ってVさんの裸の写真を撮影するなどしたとして、埼玉県警察草加警察署によって、児童買春・児童ポルノ規制法違反(児童買春、児童ポルノ製造)の疑いで逮捕されました。
<事例2>
埼玉県草加市在住のフリーターAさんは、SNSを通じて女子高校生Vさん(16歳)と知り合い、Vさんの裸の写真を送ってもらったところ、別件捜査中の埼玉県警草加警察署の任意の取調べによって、Aさんが未成年と思われるVさんの裸写真を所持していることが判明し、児童買春・児童ポルノ規制法違反(児童ポルノ所持)の疑いで、さらに任意の取調べを受けることになりました。
(上記いずれの事例もフィクションです。)
【児童ポルノ摘発過去最多!】
警察庁の資料によれば、今年上半期に全国の警察が摘発した児童ポルノに関する刑事事件は1423件で過去最多とのことです。
増加の主な原因としては、2014年の児童買春・児童ポルノ規制法の改正により、児童ポルノ所持罪の罰則が新設され、この摘発が急増したのが要因と見られています。
児童買春・児童ポルノ規制法では、児童に対する性的搾取や性的虐待に該当する行為を規定し、それぞれに罰則を設けています。
児童買春に対しては、5年以下の懲役又は300万円以下の罰金、性的好奇心を満たす目的での児童ポルノ所持に対しては、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金、児童ポルノ製造等に対しては、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金が科されます。
一般に、児童ポルノに関する犯罪は、児童買春の捜査の延長で余罪として立件される場合(上記事例1)と、何らかの事情で携帯電話等に保存してある児童ポルノ画像が捜査機関に発覚してしまう場合(上記事例2)の2パターンで刑事事件化することが多いです。
後者の場合でも、児童ポルノの入手経路について捜査機関から厳しい追及を受け、児童買春の疑いがかけられる可能性がありますので、刑事事件弁護士への早急な相談が望ましいでしょう。
埼玉県草加市で、児童ポルノ所持または製造で刑事事件化または逮捕されてしまった方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警草加警察署への初回接見費用:40,500円)
電車内での居眠り女性に対するわいせつ行為 埼玉県越谷市の性犯罪の刑事事件に強い弁護士
電車内での居眠り女性に対するわいせつ行為 埼玉県越谷市の性犯罪の刑事事件に強い弁護士
会社員Aさんは、会社の飲み会のため帰宅時間が遅くなり、東武鉄道伊勢崎線の最終電車に乗っていたところ、近くに酒に酔って居眠りしていた若い女性Vさんがいました。
Aさんは乗客が少ないことに乗じ、Vさんの隣に移動し、酒に酔って居眠りしていたVさんの上着のボタンを外し、胸を触りました。
被害に気付いたVさんは、大声をあげて周囲に助けを求め、次の駅でAさんは降ろされ、駅員が110番通報し、Aさんは準強制わいせつ罪の疑いで逮捕されました。
(平成30年9月21日産経デジタルの記事を元に、場所等の事実を変更したフィクションです。)
【眠っている女性に対する性犯罪】
上記刑事事件例は、JR大阪環状線大正-弁天町間を走行中の普通電車内で、酒に酔って居眠りしていた30代女性のブラウスのボタンを外し、胸を触ったとして、大阪市の男性が準強制わいせつ罪の疑いで逮捕された事件をモデルにしています。
刑法第178条では、人の心神喪失または抗拒不能に乗じたり、または人を心神喪失させ、もしくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした場合、強制わいせつ罪と同じく6月以上10年以下の懲役を科すとしています。
本来、強制わいせつ罪では、被害者に対して暴行または脅迫を用いてわいせつな行為をすることが要件となっていますが、被害者の性的自由が侵害されやすい心神喪失や抗拒不能という状況をつくったり、利用したうえでわいせつ行為に及ぶことは、暴行・脅迫に比類するとして、同等の刑事責任を負うことになります。
上記刑事事件例のように、電車内での居眠りという抗拒不能状態を利用したわいせつ行為も従来からありますが、昨今では、強力な睡眠薬等を飲料に混ぜて女性を昏睡させてわいせつ行為におよぶデートレイプドラッグという例も話題になっています。
準強制わいせつ罪の刑事事件では、被疑事実の否認や、大筋のわいせつ行為は認めるものの、被害者と被疑者の供述が食い違う場合も多い傾向にあります。
被疑事実の一部否認の場合でも示談交渉が難しくなる場合もあり得ますので、このような事件は、刑事事件に詳しい弁護士に依頼し適切な対応を探っていくことが大切です。
埼玉県越谷市で、電車内での居眠り女性に対するわいせつ行為で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警越谷警察署への初回接見費用:40,200円)
卑わいな言動で迷惑行為防止条例違反 埼玉県川越市の刑事事件弁護士
卑わいな言動で迷惑行為防止条例違反 埼玉県川越市の刑事事件弁護士
埼玉県川越市の警備員Aさんは、商業施設の夜間警備を行っているところ、施設前を通りがかる通行人の女性に対して、何の正当な理由もなく、卑わいに腰を振ったり、ズボンの中に突っ込んだ手をチャックの間から出して動かしたりする等、卑わいな言動を日常的に行い、その周辺で悪評が立っていました。
このようなAさんの卑わいな言動が第三者に録画され、動画としてインターネット上に投稿され、Aさんは埼玉県警川越警察署から埼玉県迷惑行為防止条例違反の疑いがあるとして出頭を求められました。
(平成30年9月21日朝日新聞の記事を元に、場所等の事実を変更したフィクションです。)
【迷惑行為防止条例違反の「卑わいな言動」とは】
上記刑事事件例は、栃木県内のコンビニ店で今年9月中頃、店のオーナーである男性店長が女性客に対し、卑わいな言動を繰り返している動画がインターネット上に投稿された事件をモデルにしています。
近隣住人によれば、女性客の間では以前から店長の卑わいな言動が問題視されていたとのことで、ある程度長い期間、このような卑わいな言動を繰り返していたことが推察されます。
埼玉県迷惑行為防止条例では、公共の場所・乗物において、他人の身体に直接もしくは衣服の上から触れ(痴漢)、衣服で隠されている下着等を無断で撮影する(盗撮)等、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような卑わいな言動をしてはならないと規定し、この違反に対して6月以下の懲役または50万円以下の罰金、常習の場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科しています。
迷惑行為防止条例における「卑わいな言動」について、最高裁判所は、社会通念上、性的道義観念に反する下品でみだらな言語または動作を言う、と解釈しており、それ以外にも、高等裁判所判決では、卑わいな言動に該当するかの判断については、言動自体・被害者の年齢・言動の際の周囲の状況等を考慮し、健全な社会常識に基づいて判断するとしています。
栃木県の事例では、コンビニ店が事実関係を認めて謝罪はしているものの、未だ刑事事件化には至ったいないようですが、不愉快な思いをさせられた被害者の通報や被害届等があれば捜査機関による介入も十分あり得る事案です。
埼玉県川越市で、卑わいな言動を行い、埼玉県迷惑行為防止条例違反で刑事事件化の恐れがある方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警川越警察署への初回接見費用:38,700円)
教育者による生徒へ強制わいせつ罪で不起訴処分 埼玉県寄居町の刑事事件弁護士
教育者による生徒へ性犯罪で不起訴処分 埼玉県寄居町の刑事事件弁護士
埼玉県寄居町の公立高校の男性教師Aさんは、SNSを通じて知り合った少女Vさんが18歳未満であることを知りながら、市内のホテルでVさんとのみだらな行為をビデオ撮影したとして、埼玉県警寄居警察署によって児童買春・児童ポルノ規制法違反(児童ポルノ製造)の疑いで逮捕されました。
Aさんは刑事事件に強い弁護士に弁護を依頼し、被害者両親との示談締結および刑事処罰を求めない旨の合意を得ることに成功し、さいたま地方検察庁熊谷支部はAさんを不起訴処分としました。
(フィクションです。)
【示談の締結と不起訴処分】
ある犯罪事実に対して、その刑事責任の追及を裁判所に求めるか否かの判断は、検察官のみが行うことができます(国家訴追主義、刑訴訟第247条)。
そして、検察官は、犯人の性格・年齢・境遇や、犯罪の軽重、情状、犯罪後の状況を考慮し、刑事責任の追求が必要ではないと判断する場合には、公訴を提起(起訴)しないことができます(起訴便宜主義、刑訴法第248条)。
具体的には、ある刑事事件について被疑者が事実を認めている場合でも、被害者に対する謝罪や再犯防止の取組み等による真摯な反省の態度から情状を考慮したり、被害者に対する被害弁償や民事上の責任の解決(示談)、刑事責任を求めない旨の合意等があれば、検察官は不起訴処分とするための判断材料として考慮します。
一般に、被害者との示談締結に加え、刑事責任を求めない旨の合意があった場合、よほど悪質な犯行であったり多数の前科があったり、執行猶予期間中の再犯等の事情が無い限り、不起訴処分を獲得できる可能性はかなり高いと言えます。
ただし、検察官の起訴または不起訴の処分に対して、その判断の適正性を事後的に判断する検察審議会という制度があり、2015年には、少女が18歳未満と知りながら、神戸市内のホテルでみだらな行為を撮影するなどし、児童ポルノを製造した疑いで検察官送致されたものの、不起訴処分となった事案について、検察審議会が起訴相当と結論づけた事案もありますので、このような場合は刑事事件に詳しい弁護士にご相談なさると良いでしょう。
埼玉県寄居町で、教育者による生徒への性犯罪でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警寄居警察署への初回接見費用:42,560円)
教育者による生徒への性犯罪も多様化 埼玉県深谷市の刑事事件弁護士
教育者による生徒への性犯罪も多様化 埼玉県深谷市の刑事事件弁護士
埼玉県深谷市の公立小学校の男性教師Aさんは、近隣の小学校との合同体育会において、小学校5年生の男子生徒Vに対し、生徒に靴を脱がせて裸足にした上で足や下肢を噛む等をしたとして、埼玉県警深谷警察署により暴行罪の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、Aさんは「「性的欲望を満たすために行為に及んだ」と供述し、逮捕事実を認めています。
(平成30年9月13日朝日新聞の記事を元に、場所等の事実を変更したフィクションです。)
【セクシャリティ理解の広まりで同性愛性犯罪の表面化が加速?】
平成29年7月の刑法改正以前では、強姦罪や強制わいせつ罪等の性犯罪は、被害者等による刑事告訴がなければ検察官は起訴することができない(親告罪)とされていました。
しかし、刑法改正により、上記性犯罪は親告罪ではなくなり、法定刑が引き上げられたり(厳罰化)、セクシャリティの多様化に配慮して、強制性交等罪においては男女ともに被害者になる旨が明確化されました。
マスメディアにおいても、近年ではLGBTやセクシャリティに関する報道や記事が増えているように感じますが、中には上記事例のように、刑事事件として表面化する例もあります。
上記刑事事件例は、今年9月13日、男子高校生の口内に指を入れてのど仏を押すなどの暴行を加えたとして、千葉市立小学校の男性教諭が暴行罪の疑いで逮捕された事案をモデルにしています。
警察の調べに対し、被疑者は性的欲求が動機であると事実を認めており、数年前から数十件同様の行為を行ったと供述しており、余罪の追求が待たれています。
一般的に、加害者と被害者の住居が近い等、威迫や利益申出による罪証(証拠)隠滅が疑われる場合では、逮捕および勾留の可能性が高くなるため、早期の刑事事件弁護士の介入がより一層重要となります。
埼玉県深谷市で、教育者による生徒への性犯罪により刑事事件化のおそれがありご不安な方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警深谷警察署への初回接見費用:41,660円)