Archive for the ‘刑事事件’ Category
詐欺罪の裁判で故意否認 埼玉県越谷市の刑事事件の経験豊富な弁護士
詐欺罪の裁判で故意否認 埼玉県越谷市の刑事事件の経験豊富な弁護士
埼玉県越谷市所在の会社の代表取締役Aさんは、会社所有の不動産を担保に銀行等から合計9000万円の融資を受けたものの返済せず、当該不動産の所有権の移転登記を妨害して不動産会社に損害を与えたため、金融機関や不動産会社から告訴され、埼玉県警越谷警察署によって詐欺罪の疑いで逮捕されました。
担当検察官は詐欺罪で起訴し、さいたま地方裁判所越谷支部にて刑事裁判が開かれることになりました。
被告人となったAさんは、弁護士と話し合い、融資金は返済するあてがあったと詐欺罪の故意を否認する意向です。
(フィクションです。)
【詐欺罪で起訴され裁判になった場合の論点~故意否認~】
刑法246条の定める詐欺罪は、「人を欺いて財物を交付させ」ることを処罰しています。
これは、無銭飲食に代表されるように、金銭・商品・サービス等を受け取っておきながら、その対価を支払うつもりがなかった場合の刑事事件で適用されることが多いです。
このような詐欺罪の裁判で多く問題となるのが、「最初から騙し取るつもりはなかった。返済するつもりだった」という詐欺行為の故意を否認する事例です。
上記刑事事件と類似の事件で、松山市の寺の住職が、檀家の男性と共謀し、寺の土地などを担保に1億5000万円の融資を受けたが返済せず、所有権の移転登記を妨害して不動産会社に損害を与えたほか、建築会社から保証金名目で3億円をだまし取るなどしたとして、背任罪や詐欺罪などの罪に問われた裁判で、5月7日、大阪地方裁判所は懲役6年(求刑懲役7年6月)の判決を言い渡しました。
被告人は公判段階から背任罪と詐欺罪について無罪を主張しており、本判決に対して控訴する方針だそうです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件のみを取り扱う法律事務所として多くの刑事裁判の経験を蓄積しており、控訴審からのお引き受けもしています。
埼玉県越谷市の詐欺罪の裁判で故意を否認し無罪を争いたいとお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警越谷警察署への初回接見費用:40,200円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本で数少ない刑事事件・少年事件を全国規模で取り扱う弁護士事務所であり、当法律事務所さいたま支部は、大宮駅近くに事務所を構え、さいたま市を中心に埼玉県及び関東地方一円の刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件を専門とする弁護経験が豊富な弁護士が、初回の法律相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所では土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスを受け付けております。弁護士のスケジュール次第では、電話口で事情をお伺いしてから直ちに相談・接見サービスを提供することも可能です。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。
ご不明な点やお悩みがある方は、ぜひお早めにご相談ください。
恋人間トラブルで刑事事件 埼玉県加須市の刑事事件専門弁護士に依頼
恋人間トラブルで刑事事件 埼玉県加須市の刑事事件専門弁護士に依頼
5月1日、捜査関係者への取材により、交際していた女性を負傷させたとして、埼玉県警加須警察署は、有名ユーチューバーのAさんを傷害罪の疑いで書類送検したことが判明しました。
捜査関係者によると、被疑者は自宅で口論になった交際相手の女性の頭をたたくなどして軽傷を負わせた疑いで、警察の調べに対し「暴行を加えたことに間違いない」と容疑を認めています。
(5月2日読売新聞の記事を元に事実を一部改変しました。)
【さいたま支部で多く法律相談の寄せられる恋人間トラブルの刑事事件】
上記刑事事件のように、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部には、恋人間トラブルによる刑事事件、特に暴行罪や傷害罪で相談にいらした方が多く見受けられ、その内数名の方は受任となりました。
恋人間トラブルは、できれば人に知られずに当事者間で解決したいという側面がある一方、親密な関係の恋人間で口論や喧嘩がヒートアップしてしまうと、警察に通報して大事になってしまうという側面もあり、弊所で受任した案件では、恋人間の喧嘩の末に、女性が「誰か助けて。殺される。」と叫び、男性が傷害罪で逮捕されたケースもあります。
恋人間トラブルによる刑事事件では、多くの場合、女性が被害者、男性が加害者という構図になりますが、刑事事件化して任意の取調べや逮捕後の取調べがされた場合、男性被疑者も口論や喧嘩のときの感情や言い分から、被疑事実を否認するケースがあり、その結果、捜査機関の捜査が長期化したり、逮捕されている場合には、勾留のリスクも高くなる可能性があります。
また、恋人間トラブルでは、被害者がすぐに刑事事件化の重大さを反省し、処罰を求めない合意が得られる場合もあれば、感情のもつれから左記の合意や示談が難しくなるケースもあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部では、上述のように様々なケースの恋人間トラブルの刑事事件を扱いましたが、刑事事件を得意とする弁護士の活動により、現在のところ、すべて不起訴処分を獲得し、実績をあげています。
埼玉県加須市の恋人間トラブルで暴行罪や傷害罪等の刑事事件となってお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警加須警察署への初回接見費用:40,000円)

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危険な自動車運転で殺人未遂罪? 埼玉県寄居町の刑事事件専門弁護士に相談
危険な自動車運転で殺人未遂罪? 埼玉県寄居町の刑事事件専門弁護士に相談
<事例1>
5月1日、バイク1台を囲んで話していた19~45歳の男性6人に軽乗用車で突っ込み殺害しようとしたとして、殺人未遂罪の疑いで無職の男性が逮捕されました。
(5月2日の千葉日報の記事より抜粋しました。)
<事例2>
会社員Aさんが自動車を運転していると、その運転が蛇行していることを理由に埼玉県警寄居警察署のパトカーに止められました。
警察官がAさんに対して呼気検査の任意協力を求めると、酒気帯び運転の発覚を恐れたAさんは急いで自動車を発進させ、危うく前方にいた警察官にぶつかりそうになりました。
その後、Aさんは追跡してきた警察官によって、公務執行妨害罪および殺人未遂罪の疑いで現行犯逮捕されました。
(フィクションです。)
【殺人の故意と殺人未遂罪】
一般に、犯罪の成立には罪を犯す意思(故意)が必要とされ(刑法第38条)、刑法199条の殺人罪の成立にも、殺人の故意が必要とされます。
殺人の故意は無かったものの、故意ある暴行により人を傷害し、結果死に至らしめた場合には傷害致死罪(刑法205条)、暴行の故意なく人を死に至らしめた場合には、過失致死罪(210条)や業務上過失致死罪等(211条)が成立します。
上記刑事事件事例1では、自動車で人を轢き殺すという殺人の故意が認められるので、殺人未遂罪が成立することに疑問はありません。
では、刑事事件事例2のように、警察官に対する明確な殺人の故意があるわけでは無い場合に、なぜ殺人未遂罪が成立しうるのでしょうか。
この点、殺人の故意とは、明確に人を殺すという意思は勿論ですが、この行為により人を殺してしまうかもしれないという可能性の認識があれば足りると解されています。
故に、前方の警察官を轢いてしまう可能性を認識しながら、逃走を優先して危険な自動車運転に及んだ点で、殺人の可能性の認識があると言え、殺人未遂罪が成立する余地があります。
殺人未遂罪で起訴された場合、実刑の可能性が高く予想されるため、刑事事件の早い段階で刑事事件を得意とする弁護士にご相談ください。
埼玉県寄居町で危険な自動車運転等により殺人未遂罪の刑事事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警寄居警察署への初回接見費用:42,560円)

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連続不審火・放火で捜査開始 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士
連続不審火・放火で捜査開始 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士
5月1日未明、埼玉県さいたま市で空き家などが焼ける不審火が3件発生しました。
約10分間に約900メートルの範囲で相次いでいることなどから、埼玉県警浦和警察署と浦和東警察署は連続放火の疑いもあるとみて調べています。
警察の発表では、同日午前0時10分頃、木造平屋の空き家が出火し、空き家は全焼しました。
約5分後には約500メートル離れた住宅で、ガレージにあったタイヤや木材などが焼けました。
さらに約5分後には、空き家から約900メートル離れた木造2階事務所兼住宅から出火し、同建物を全焼しました。
世帯主の男性が室内にいましたが、逃げ出して無事でした。
(5月1日読売新聞の記事から引用しています。)
【連続した放火の罪と刑事責任】
上記事件は現段階では不審火という扱いですが、これが故意の放火であると判明した場合、時系列順に、非現住建造物放火罪(刑法109条)、建造物等以外放火罪(同110条)、現住建造物放火罪(刑法108条)が成立する可能性があります。
特に、最後の木造2階事務所兼住宅の室内に男性がいたことで問題となるのが、被疑者が「現に人が住居に使用し又は現に人がいるもの」と認識して放火した点です。
上記事例のように事務所と住宅が兼用になっている場合、人の住居となっていない部分のみを焼損する意思で放火しても、全体が1個の建物であるという認識があれば、現に人が存在する(その可能性がある)との認識があり、現住建造物放火罪が成立すると解するのが最高裁判例です。
また、放火罪は公共危険罪であるため、罪数は発生した公共の危険の個数により決まります。
よって、上記事例がすべて故意の放火と仮定すれば、上記3つの放火罪が成立し、併合罪として処理されます。
併合罪の場合、死刑と無期懲役を下す場合は他の罪を科しませんが、有期懲役の場合は、成立する最も重い罪の上限を1.5倍して刑が科されます。
放火に関する刑事事件、特に現住建造物放火罪は極めて重い罪のため、国選ではなく、刑事事件を専門とする私選の弁護士にご依頼ください。
埼玉県さいたま市で放火罪によって刑事事件化、または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警浦和警察署への初回接見費用:35,900円、浦和東警察署への初回接見費用:37,700円)

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刑事事件・少年事件を専門とする弁護経験が豊富な弁護士が、初回の法律相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所では土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスを受け付けております。弁護士のスケジュール次第では、電話口で事情をお伺いしてから直ちに相談・接見サービスを提供することも可能です。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。
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コンビニ強盗で逮捕されたら 埼玉県狭山市の刑事事件弁護士に相談・接見依頼
コンビニ強盗の暴行・脅迫 埼玉県狭山市の刑事事件弁護士に相談・接見依頼
5月1日、住所不定無職のAさん(67歳)は、埼玉県狭山市内のコンビニにおいて、配線を取り付けた電子部品を店員に見せつけ、「爆弾だ。金を出せ。」とお金を要求しました。
しかし、Aさんは別の店員に背後から取り押さえられ、通報で駆け付けた埼玉県警狭山警察署によって強盗未遂罪の疑いで現行犯逮捕されました。
(平成30年5月1日産経新聞の記事を元に一部事実を改変しています。)
【強盗罪における暴行・脅迫】
上記刑事事件のモデルとなった実際の事件において、警察の調べでは、被疑者は、レジにいたアルバイトの男性店員の頭を、持ってきた本で殴ったうえ、携帯電話の充電器を店員に見せて「爆弾や」と脅しましたが、充電器には何の加工もしておらず、店員に見破られて取り押さえられたようです。
強盗罪を定める刑法236条は、「暴行又は脅迫を用いて他人の財物を強取した者」に対し、5年以上の有期懲役を科しています。
最高裁判例によれば、強盗罪における「暴行又は脅迫」とは、その暴行又は脅迫が、社会通念上一般に被害者の反抗を抑圧するに足る程度のものかという客観的基準によって決定され、具体的事案における被害者の主観を基準とするものではないとされています。
上記刑事事件においては、実際のコンビニ店員に対して、被害者の反抗を抑圧する程度の脅迫に至らなかったと解釈できますが、社会通念上、本当に爆弾かどうか判別できないものを爆弾だと称して脅迫の手段に用いれば、通常であれば危険を回避するために反抗しないと考えられるでしょう。
なお、上記刑事事件では、財物の強取には至っていないので、強盗未遂罪となり、未遂減軽により2年6月以上の有期懲役が科せられることになる見込みですが、3年以下の懲役の言渡しであれば、執行猶予判決を下される可能性も残されています(刑法第25条第1項)。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件の経験豊富な弁護士事務所として、強盗罪等のように起訴を免れない重い罪であっても、執行猶予付き判決を勝ち取った事案が多くあります。
埼玉県狭山市で強盗罪または強盗致傷罪によって刑事事件化、または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警狭山警察署への初回接見費用:41,200円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本で数少ない刑事事件・少年事件を全国規模で取り扱う弁護士事務所であり、当法律事務所さいたま支部は、大宮駅近くに事務所を構え、さいたま市を中心に埼玉県及び関東地方一円の刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件を専門とする弁護経験が豊富な弁護士が、初回の法律相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所では土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスを受け付けております。弁護士のスケジュール次第では、電話口で事情をお伺いしてから直ちに相談・接見サービスを提供することも可能です。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。
ご不明な点やお悩みがある方は、ぜひお早めにご相談ください。
あおり運転厳罰化、暴行罪適用で逮捕 埼玉県熊谷市の刑事事件に強い弁護士
あおり運転厳罰化、暴行罪適用で逮捕 埼玉県上尾市の刑事事件に強い弁護士
今年4月25日、埼玉県警上尾警察署は、道路上で急ブレーキを繰り返すなどの危険な運転をしたとして、暴行罪の疑いで建設作業員の男性を逮捕しました。
警察の調べでは、被害者男性のドライブレコーダーや防犯カメラの映像などから被疑者が浮上しましたが、被疑者は容疑を否認しています。
いわゆる「あおり運転」に対して暴行罪の容疑で逮捕したのは埼玉県内で初めてといいます。
(平成30年4月25日産経ニュースの記事より引用しています。)
【不適切な自動車運転で暴行罪が成立?】
昨年6月に、神奈川県の東名高速で「あおり運転」が原因で夫婦が死亡する事故があり、社会問題になって以来、ドライブレコーダーの普及も加速し、自動車の運行を阻害したり運転手を危険に与える「あおり運転」に対して厳罰化の傾向が見られます。
実際、今年1月、警察庁は「あおり運転」に対しては、危険運転致死傷罪(妨害目的運転)や暴行罪など、あらゆる法令を駆使するよう全国の警察に厳罰化の指示していました。
自動車の運転について暴行罪と言うと不思議な感じがしますが、暴行罪における「暴行」とは、従来から「人の身体に向けた有形力の行使」と解されており、判例では、人と驚かせる目的で、その人の数歩手前を狙って石を投げつける行為も「暴行」に該当すると判断しており、これと並行して考えれば、通常の自動車の運転には不必要な急ブレーキによって後ろの車に物理的な圧力をかけることは「暴行」と言って間違いないでしょう。
暴行罪の法定刑は、2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料です。
上記刑事事件例のように、あおり運転による暴行の事実を否認している場合、理論的には事実を否認する以上、裁判外の和解である示談も不可能であり、起訴される可能性が高まると言えます。
埼玉県上尾市で「あおり運転」によって刑事事件化、または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警上尾警察署への初回接見費用:36,400円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本で数少ない刑事事件・少年事件を全国規模で取り扱う弁護士事務所であり、当法律事務所さいたま支部は、大宮駅近くに事務所を構え、さいたま市を中心に埼玉県及び関東地方一円の刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
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埼玉県で相次ぐ詐欺被害 刑事事件弁護士が語る捜査トレンド
埼玉県で相次ぐ詐欺被害 刑事事件弁護士が語る捜査トレンド
<詐欺事例1>
4月25日、埼玉県警吉川署は、33歳の女性が146万円の詐欺被害にあったと発表しました。
女性は、警視庁の警察官を名乗る男から電話を受け、偽の検察庁のHPに誘導され、指定の口座にお金を振り込みました。
女性の口座がある銀行が、この送金を不審に思い、女性に確認して詐欺の事実が発覚しました。
(平成30年4月25日朝日新聞の記事より引用)
<詐欺事例2>
4月26日、埼玉県警大宮西警察署は、64歳の女性が1100万円の詐欺被害にあったと発表しました。
警察によると、女性の自宅に長男を名乗る男から「株に失敗し借金を返さなくてはならない」と電話があり、数回にわたり、借金相手の家族を名乗る男に現金を手渡しました。
その後、長男と電話で話して詐欺に気付き、被害届を出しました。
(平成30年4月27日朝日新聞の記事より引用しています。)
【特殊詐欺等に対する捜査機関の厳しい追及の流れ】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部にも、多くの詐欺罪の刑事事件の相談が寄せられています。
その相談のお電話では、既に被疑者が逮捕されているケースも多く、弊所では弁護士が勾留場所まで接見する、初回接見サービスをご案内しています。
特殊詐欺の刑事事件は、組織的に詐欺行為をしていることが多いため、極めて高い確率で、逮捕・勾留、その間の接見禁止命令が付されることになるでしょう。
そして、一般に刑事事件が裁判になるか(検察官が起訴するか)について、検察官は、犯人の性格・年齢・境遇、犯罪の軽重、情状、犯罪後の状況を考慮し、刑事事件を起訴するか否かを判断する権限を持ちところ(起訴便宜主義。刑事訴訟法第248条)、特殊詐欺の刑事事件では、その違法性の認識が重く受け止められ、たとえ被疑者が詐欺行為を認めている場合でも、ほぼ確実に起訴されることになります。
被告人が詐欺事実を認めている場合でも、実刑判決が下る可能性は低くありませんし、逆に詐欺事実を否認する場合には、共犯との捜査等の関係もあり、かなり裁判が長期化することを覚悟する必要があるでしょう。
埼玉県で特殊詐欺で刑事事件化、または逮捕されてお悩みの方は、刑事事件に強い弊所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警吉川警察署への初回接見費用:41,000円、埼玉県警大宮西警察署への初回接見費用:37,200円)

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酒酔い運転+過失運転致傷で起訴 埼玉県上尾市の交通関連の刑事事件に強い弁護士
酒酔い運転+過失運転致傷で起訴 埼玉県上尾市の交通関連の刑事事件に強い弁護士
今年2月、埼玉県上尾市で、埼玉県警の巡査部長の男性が、酒に酔った状態で車を運転して車2台に衝突し、運転手1人に2週間の怪我を負わせたとして、道路交通法違反(酒酔い運転)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷罪)の疑いで現行犯逮捕されました。
被疑者は、仕事帰りで帰宅し、自宅で日本酒等を飲み、そのまま買い物のために自動車を運転したと供述しており、事件直後、呼気1リットル当たり0.9ミリグラムのアルコールが検出されました。
4月24日、この刑事事件の公判がさいたま地方裁判所で行われ、懲役1年2月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
(平成30年4月24日朝日新聞の記事より引用しています。)
【被害者のいる犯罪といない犯罪~交通犯罪の場合~】
罪を犯した人に対して国家が刑罰を科す根拠の一つに、その人がある特定の法的利益(法益)を侵害したからという考えがあります。
法益は、その保護対象によって、一般的に、個人的法益、社会的法益、国家的法益の3つに分類されます。
交通犯罪の関係で言うと、過失運転致死傷罪や危険運転致死傷罪は、怪我や死亡させられた被害者の身体・生命という法益が侵害されたという点で、個人的法益と言えます。
他方、酒気帯び運転や酒酔い運転の場合、アルコールによって正常な運転ができない状態を違法とすることで、交通の安全や円滑化を図るという趣旨であり、社会的法益に属すると言えます。
この法益の分類は、その刑事弁護においても重要な意味を持ちます。
つまり、個人的法益に対する過失運転致傷罪では、被害者に対する示談の成立の可否、特に罪を許す旨の合意を得ることが刑事処分に大きな影響を与えるのに対し、酒酔い運転の道路交通法違反では示談の余地はないため、反省の念の表明や再発防止の取組み等の情状主張が主な弁護活動となります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所ですので、他の法律事務所に比べ刑事事件の知識・経験の蓄積は格段に多く、その中でも交通犯罪は大きな比重を占めますので、どのような交通犯罪の刑事事件でもご相談いただけます。
埼玉県上尾市の交通犯罪で刑事事件化、または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
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刑事事件・少年事件を専門とする弁護経験が豊富な弁護士が、初回の法律相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所では土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスを受け付けております。弁護士のスケジュール次第では、電話口で事情をお伺いしてから直ちに相談・接見サービスを提供することも可能です。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。
ご不明な点やお悩みがある方は、ぜひお早めにご相談ください。
放火未遂罪で不起訴を目指す 埼玉県熊谷市の刑事事件弁護士に弁護依頼
放火未遂罪で不起訴を目指す 埼玉県熊谷市の刑事事件弁護士に弁護依頼
埼玉県熊谷市の県営熊谷玉井住宅の自治会事務所において、倉庫の入り口付近にあったラジカセに放火をしたとして、昨年10月に非現住建造物等放火未遂罪の疑いで逮捕した男性被疑者について、さいたま地方検察庁は4月24日、不起訴処分としました。
(平成30年4月24日朝日新聞の記事より引用しています。)
【刑事弁護活動で不起訴を目指す】
ある犯罪行為の疑いが生じた場合、多くの場合、まず初めに警察が捜査を開始し、場合によっては被疑者を逮捕して逃亡や証拠隠滅を防ぐことがあります。
警察は事件の捜査が終了したと判断した時点で、事件を検察官に送致します。
検察官は、警察から送られた事件資料や証拠を調べ、必要があれば補充捜査を行い、事件を起訴するか否か処分を下します(終局処分)。
検察官は、犯人の性格・年齢・境遇、犯罪の軽重・情状、犯罪後の状況等から、刑事責任の追及は不要と判断した場合には、不起訴処分と判断することができます(刑事訴訟法248条)。
上記刑事事件で問題となった、非現住建造物放火罪(刑法109条)の法定刑は2年以上の有期懲役であり、放火に着手してこれを遂げなかった場合、未遂罪として減軽することができます(刑法43条前段)。
上記刑事事件では、上記のとおり非現住建造物放火未遂罪の量刑として執行猶予判決に留まる程度の事件であり、おそらく被疑者は被疑事実を認めており、その反省の態度や示談等の活動を評価され、不起訴処分に至ったと推察されます。
このように、刑事事件においては早い段階からの弁護活動を始めることが非常に有効であり、罪の重さとの関係もありますが、被害者との示談が成立した場合には、不起訴処分を獲得できる可能性が大きく上がります。
埼玉県熊谷市で放火未遂罪等で刑事事件化、または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警熊谷警察署への初回接見費用:40,060円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本で数少ない刑事事件・少年事件を全国規模で取り扱う弁護士事務所であり、当法律事務所さいたま支部は、大宮駅近くに事務所を構え、さいたま市を中心に埼玉県及び関東地方一円の刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件を専門とする弁護経験が豊富な弁護士が、初回の法律相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所では土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスを受け付けております。弁護士のスケジュール次第では、電話口で事情をお伺いしてから直ちに相談・接見サービスを提供することも可能です。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。
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ひったくりで強盗致傷罪に? 埼玉県川口市の刑事事件専門の弁護士
ひったくりで強盗致傷罪に? 埼玉県川口市の刑事事件専門の弁護士
埼玉県川口市の県道で、会社員女性が歩いて帰る途中、現金3万円が入ったハンドバッグをひったくられ、近くでひったくりの被害に気付いた通行人が、埼玉県警察武南警察署に通報しました。
武南警察署の調べでは、ひったくり犯は、被害者女性の背後からバイクで近づき、女性が抵抗した弾みで転倒し、右ひじ打撲の軽傷を負ったとのことです。
武南警察署は、強盗致傷罪の疑いで捜査を進めています。
(平成30年4月24日朝日新聞の記事より引用しています。)
【意図せずして極めて重い罪が成立することも…】
埼玉県警察のHPでは、平成28年度中、埼玉県では334件のひったくり被害の届け出があり、前年より33件増加とのことです。
被害金の総額は約1800万円にのぼり、被害者の性別では、80.7%と女性が大多数を占めています。
ひったくりの発生した時間帯については、日中も少なからず行われているものの、夕方18時以降(特に夜20~22時)が多数です。
犯罪の成立にあたっては、一般的に犯罪の故意が必要とされているところ(刑法38条)、ひったくり犯の多くは、窃盗罪(刑法235条)の故意をもって犯行に及んでいると考えられます。
しかし、上記刑事事件および埼玉県警察のHPでも指摘されているように、被害者の中にはバッグ等を引っ張られたはずみで転倒して大怪我をされる方もいるようで、この場合、強盗致傷罪(刑法240条)が成立する可能性が高いです。
強盗罪における「暴行」は、判例によれば、社会通念上一般に被害者の反抗を抑圧するに足りる程度のものと解されていますが、バイク等で歩行者に近づくひったくり犯では、多くの場合、強盗罪の暴行が認められると判断されています。
そして、強盗致傷罪の法定刑は、無期または6年以上の懲役と非常に重く、執行猶予付き判決を期待することはできません。
このように、たとえ当初はひったくりを行うつもりであっても、場合によっては強盗罪または強盗致傷罪等の重大犯罪が成立する可能性がありますので、ひったくりの刑事事件で逮捕された場合には、すぐに刑事事件に強い弁護士に接見を依頼し適切な助言を受けることをお勧めします。
埼玉県川口市でひったくりによって刑事事件化、または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警武南警察署への初回接見費用:38,400円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本で数少ない刑事事件・少年事件を全国規模で取り扱う弁護士事務所であり、当法律事務所さいたま支部は、大宮駅近くに事務所を構え、さいたま市を中心に埼玉県及び関東地方一円の刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
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