ゲームのチートにより著作権法違反で書類送検 埼玉県行田市の刑事事件弁護士に相談を
埼玉県行田市の大学生Aさんは、人気のソーシャルゲームに熱中し、ゲームデータを改竄(チート)するツールを使用してゲームキャラクターのレベルを上げ、その状態でのセーブデータや獲得したレアアイテムをネットオークションを通じて販売しました。
これに対してAさんのチートを批判する匿名のユーザーから著作権法違反で埼玉県警行田警察署に告発するとメールを受け、Aさんは刑事事件化するのか不安となり、刑事事件専門の弁護士に相談することにしました。
(フィクションです。)
【ゲームのチート行為で刑事事件化し書類送検~逮捕事例もあり~】
大手ゲーム総合情報メディアによれば、日本国内のゲーム市場規模は1兆3801億円にのぼり、そのうちスマホ等によるソーシャルゲーム等が9690億円で、約7割を占めるそうです。
この分野のユーザーのメイン層は、大学生から30代前半の社会人、つまり子供の頃からインターネットに親しんできた世代であると言われています。
ここ数年、ゲームのデータを不正に改造する「チート」という言葉が定着しつつあり、チートによる著作権法違反の刑事事件例も珍しくありません。
実際、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にも、ゲームのチート行為について著作権違法で刑事事件となるのかというご相談が寄せられています。
著作権の一部に、著作者は、その著作物等について同一性を保持する権利を有し、その意に反してこれらの変更、切除その他の改変を受けないとする権利があります(同一性保持権)。
ゲーム等のチート行為は、この著作権の同一性保持権を侵害するものであり、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、または併科が科されます。
本来、著作権法違反の被害者はゲーム制作会社や権利所有者ですが、ユーザー同士でチート行為を監視し、チート行為を発見した場合には、ゲーム制作会社や権利所有者に通報するというネットワークも一部ではあるようです。
チートに関する実際の刑事事件例では、多くは在宅のまま書類送検されていますが、改造データを大々的に売っていた事件では逮捕に至った例もありますので注意が必要です。
埼玉県行田市でゲームのチートによる著作権法違反で刑事事件化をご不安の方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談や初回接見サービスのご利用をご検討ください。
(埼玉県警行田警察署への初回接見費用:41,860円)