無資格の士業違反で逮捕 埼玉県川口市の刑事事件専門弁護士に相談
埼玉県川口市在住の元法務局員のAさんは、年金の受給とは別に、前職の知識と経験を生かして市内の主に中国人を相手に、飲食店等の会社登記手続きの代行業務を行っていました。
しかし、会社登記手続きを代行するには司法書士等の専門資格が必要であるところ、Aさんは無資格であることが判明し、Aさんは埼玉県警武南警察署によって司法書士法違反の疑いで逮捕されました。
Aさんの奥さんは、Aさんに実刑が下ることは避けたいと考え、刑事事件に詳しい弁護士に弁護を依頼するつもりです。
(※フィクションです。)
【無資格で士業を行うと、その罰則は?】
弁護士や司法書士のように、士の名称がついた国家資格を必要とする専門職業を「士業」と言うことがあります。
各士業では、例えば、弁護士法や司法書士法のように、それぞれの士業が行うことができる業務の範囲や手続き等を明文化し、その規定に違反した場合には罰則を科すことによって、公益性や当該士業に対する国民の信頼を保護しています。
今年1月24日、大阪市西成区釜ケ崎(あいりん地区)において、中国人が経営する「カラオケ居酒屋」の会社設立登記手続きの代理業務を無資格で行ったとして、元大阪入国管理局次長で行政書士の男が、司法書士法違反の疑いで逮捕されました。
上記刑事事件の司法書士法の場合、無資格者が司法書士業務を行うことを禁じており、これに違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。
無資格の士業違反で刑事事件化してしまった場合、取調べの段階から捜査機関に対して適切な対応を行わなければ、内容に異論のある不適切な調書等が作成されてしまう可能性があり、その後の刑事手続きにおいて非常に不利な証拠として残ってしまうこともあります。
よって、無資格の士業違反で刑事事件化し、警察から取調べを要請されたり逮捕された場合には、すぐに刑事事件に詳しい弁護士に事件を依頼してください。
刑事事件の初期から適切な対応をとることで、逮捕を免れたり、より軽い処分を得られる可能性が高まるでしょう。
埼玉県川口市の無資格の士業違反の刑事事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談または初回接見サービスをご利用ください。
(埼玉県武南警察署への初回接見費用:38,400円)