埼玉県戸田市でSNSによる恋愛・結婚詐欺

2019-01-24

埼玉県戸田市でSNSによる恋愛・結婚詐欺

埼玉県戸田市在住の無職Aさんは、SNS上ではITベンチャー企業社長と名乗り、結婚相談や恋愛相手募集のメッセージを発信していました。
AさんはSNS上ではレンタルした高級自動車に乗っている写真等を投稿して会社社長として経済力がある人物像を演出しつつ、SNSを通じて交際することになった女性Vさんに対して、「金融機関から出資してもらうための供託金が必要となったので貸してくれないか」等と理由をつけて合計400万円近くの金銭を借りたまま返済しませんでした。
Vさんが返済の見込みについてAさんにメッセージを送ったところ、言葉を濁したり言い訳をして、ついには借金を返さないままVさんと別れたいと言い出してきたため、Vさんは詐欺を疑って埼玉県警蕨警察署詐欺罪の被害届を提出したため、後日、警察はAさんを詐欺罪の疑いで逮捕しました。
(フィクションです。)

スマホの普及率は日本人口の約95%に達し(平成30年総務省「情報通信機器の世帯保有率の推移」)、特に若者を中心に、人間のコミュニケーションの場として、ネット上での遣り取りも大きな割合を占めるようになり、様々なネットユーザーのニーズに合わせたSNSや会員制交流サイト、掲示板等が多数生まれてきています。

世代間で賛否両論はあるものの、ネットを通して恋愛相手や結婚相手を求めるSNSや会員制サイト、掲示板も人気があり、特に女子はそのようなサイトに情報を登録する手数料等が無料となることが多いため、現代の若い世代を中心に、ネットを通してパートナーを探すということも広く受け入れられつつあるようです。

そして、ネットは場所を問わず瞬時に交流することができ、かつ、昨今ではネット上の機械翻訳の精度も向上していることから、国籍を問わず交流を深めることも容易になりつつあるところ、会員制交流サイトで外国の軍人などを装って相手方に恋愛感情を抱かせ、複数の女性から相次いで多額の現金を詐取したとして、警察当局が詐欺罪などの疑いで外国人グループの捜査を進めていると報道されました(いわゆる「国際ロマンス詐欺」。弊所で受任した案件ではありません)。

詐欺罪(刑法246条)の実行行為は「人を欺いて財物を交付させ」ることを言いますが、恋愛詐欺結婚詐欺として詐欺罪が成立するには、客観的に結婚を前提とした真剣な交際があり、その交際の継続等重大な事項について虚偽の説明や不当に困惑させる等して金銭を騙し取られた事実が必要であると理解されています。

恋愛詐欺結婚詐欺による詐欺罪刑事事件化した場合、事案の性質上、示談の成立は見込めませんので、仮に詐欺事実を認めている場合でも、刑の減軽に向けた慎重な弁護活動が必要となるでしょう。
逆に、真剣な恋愛関係の過程で金銭の貸し借りがあったにすぎず、詐欺の故意を否定したい場合には、捜査機関による厳しい事実の追求に対応すべく、刑事事件弁護士による適切な捜査対応を事件の早い段階から受けておくことが肝要です。

埼玉県戸田市SNSによる恋愛結婚詐欺刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所への初回無料の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警蕨警察署への初回接見費用:37,300円)

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