埼玉県川口市の刑事事件 民泊での性犯罪で減刑を目指す弁護士
埼玉県川口駅付近で民泊を経営するAさんは、女性宿泊客Vに対して性的暴行を加え、よって軽い怪我を負わせたとして、強制性交致傷罪の疑いで逮捕されました。
捜査担当の埼玉県警川口警察署の取調べに対して、Aさんは「身体には触ったが性交はしていない」と容疑を否認しています。
(※フィクションです)
【性犯罪の否認事件】
一般的に、被疑事実または被告事実を否認するということは、それは事実を反省していない証拠と判断されます。
そのため、刑事事件の否認事件では、実際は犯罪を行っていたと認定された場合、通常の同種の刑事事件よりも刑罰が重くなる傾向があります。
そして、性犯罪の否認事件の場合、その量刑を重くする割合が大きくなる可能性が高いという事実があります。
具体的に言えば、上記の例の強制性交致傷罪の場合、裁判員裁判の対象事件となりますが、2012年のデータでは、強姦致傷罪の場合、裁判官だけの裁判では5年を超える懲役刑を言い渡した割合が53.8%だったのに対し,裁判員裁判では76.3%、強制わいせつ致傷罪では,3年を超える懲役刑が裁判官で33.1%,裁判員では45.0%となっています。
市民の司法参加によって性犯罪被害者の心情を今まで以上に汲み取り、量刑に反映させるようになってきたのかもしれません。
ですから、とりあえず否認しておこうという考えは避けた方が無難と言えます。もっとも、本当にやっていないのであれば、きちんと否認を続けることが重要と言えます。
【性犯罪の否認事件と刑事弁護】
被疑者または被告人が性犯罪の事実について否認している場合、弁護士はしっかり事実の裏付けをとった上で、事実を争っていきます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、多くの性犯罪事件を取扱い、その中には否認事件も多く含まれていました。
弊所では、性犯罪の否認事件においても、しっかりと争っていくことで、起訴猶予等の実績もあげております。
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(埼玉県警川口警察署への初回接見サービス費用:3万6600円)