埼玉県東松山市の特殊詐欺事情

2019-02-05

埼玉県東松山市の特殊詐欺事情

<事例1>
無職Aさんは、自分の所在を捜査機関に特定されないようするため、キャンピングカーをレンタルして日本全国を移動しながらオレオレ詐欺や還付詐欺等の特殊詐欺を行っており、埼玉県東松山市のサービスエリアで寝泊まりしている際に行った特殊詐欺について、詐欺の疑いに気付いて連絡を受けた埼玉県警東松山警察署の警察官によって詐欺未遂罪の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさんはキャンピングカーで各地を転々とする以前はネットカフェ等に寝泊まりして生活をしており、住所不定および逃亡のおそれがあるとして、事件が検察官へ送致された後、10日間の勾留が決定されました。

<事例2>
埼玉県東松山市在住の無職Aさん(20歳)は、稼ぎの良いアルバイトと誘われて集団詐欺グループに加担し、新元号への切替によって現在のクレジットカードが使えなくなるとか、2020年の東京オリンピックに向けてセキュリティ強化のためにキャッシュカードをいったん回収するといった名目で高齢者に電話をかけ、カード会社や銀行員を装って被害者からカードを受け取る仕事をしていたところ、事前に詐欺の疑いに気付いた被害者の一人が事前に埼玉県警東松山警察署に連絡していたため、被害者との待ち合わせ場所で待機していた警察官によって詐欺行為の現場を押さえられ、詐欺罪の疑いで現行犯逮捕されました。
(上記いずれもフィクションです。)

特殊詐欺について全国の警察が認知した件数は毎年連続で増加しており、現在の統計を取り始めた2010年以降で過去最多となっています。
特に、大都市や政令指定都市のように人口の多い都市部において被害件数および被害額が増加しており、警察庁は各金融機関と連携して特殊詐欺被害の防止に全力を上げています。

特殊詐欺の手口として以前から有力なのが、金に困った被害者の息子等を名乗る「オレオレ詐欺」、有料サイト利用料等を不正に請求するの「架空請求詐欺」、医療費や税金が戻ると偽る「還付金詐欺」の手口であり、この3つの手口で認知された特殊詐欺全体の95%を占めるそうです。

昨今の手口としては、警察官や検察官、あるいは金融庁の職員や金融機関の職員を騙って現金を詐取する手段が目立っており、また、上記のように詐欺グループの拠点を移動させたり分散させたりして捜査機関による追及を回避しようとしたり、または詐欺の実効性をあげるために、元号改正やオリンピック開催等の時事的な話題を盛り込んで詐欺の話術にリアリティを高める努力もしているようです。

従来多かった、被害者にATMを操作させて現金を振り込ませる特殊詐欺の手口は件数が減少傾向であり、警察と金融機関の連携によるの水際対策が強化されたためと考えられており、詐欺防止の新しい取組みが行われると、詐欺グループはその対策を潜脱する新しい手口を開発する、まさにイタチごっこの様相を呈しています。

詐欺罪の法定刑は10年以下の懲役であり、特殊詐欺における主犯格的人物やより悪質な手口に携わった者については実刑判決が下されています。
他方、特殊詐欺グループの末端の実行役に過ぎない者で、かつ詐欺の事実を認めており、被害者に対する謝罪や被害弁償、その他情状面で効果的な主張をしている者については、執行猶予付きの判決が下されているケースも見受けられるため、様々な特殊詐欺のケースに詳しい刑事事件弁護士弁護を依頼し、ベストな解決策を模索していくことが大切です。

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埼玉県警東松山警察署への初回接見費用:41,400円)

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