年齢確認で怒って器物損壊罪 埼玉県春日部市の刑事事件弁護士に示談依頼
埼玉県春日部市の年金受給者Aさん(67歳)は、市内のコンビニで缶ビールを購入したところ、年齢確認をされたことに腹を立て、レジの液晶画面の確認ボタンを叩くように強く押しました。
これにより液晶画面にヒビが入り、店員は埼玉県警春日部警察署に通報し、Aさんは器物損壊罪の疑いで現行犯逮捕されました。
警察の調べに対し、Aさんは被疑事実は認めているものの「何度も酒を買っているのに、なぜ毎回年齢確認が必要なのか」と供述しています。
(平成30年7月1日神戸新聞の記事を元に、場所等の一部事実を変更しています。)
【怒りに任せて物にあたると現行犯逮捕リスクあり】
上記刑事事件例は、今年7月1日、兵庫県宝塚市在住の建設作業員の男(46歳)が、コンビニで酒類を販売する際の年齢確認に激高し、レジの液晶パネルを壊したとして、器物損壊罪の疑いで兵庫県警宝塚警察署によって現行犯逮捕された事件をモデルにしています。
このように、ちょっとしたサービスに対する不満に対して周囲の物にあたってしまい、刑事事件化する例がしばしば見受けられ、例えば、駅のプラットフォームで駅員の態度に腹を立て、備品を蹴りつけて損壊してしまった器物損壊罪の相談なども弊所に寄せられています。
器物損壊罪を定める刑法261条は、別の犯罪として規定されている、公用文書、私用文書、建造物等を除き、それ以外の他人の物を損壊または傷害した者に対して、3年以下の懲役または30万円以下の罰金を定めています。
器物損壊罪は、刑事告訴がなければ検察官が起訴することができない「親告罪」であり、その弁護活動にあたっては、被害者との示談締結によって告訴を出さない、または取り下げてもらうことが何よりも重要です。
ただし、被害者の目前で物を損壊して現行犯逮捕されたケースでは、被害者の処罰感情が強い傾向がありますので、その刑事弁護については、刑事事件の示談交渉の経験が豊富で、示談金や示談条件の相場感やノウハウに詳しい、刑事事件専門の弁護士にお任せすることが良いでしょう。
埼玉県春日部市で、被害者の目前での器物損壊罪で刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警春日部警察署への初回接見費用:38,200円)

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