ネグレクトから刑事事件へ 飯能市の保護責任者遺棄罪に強い弁護士

2017-12-27

ネグレクトから刑事事件へ 飯能市の保護責任者遺棄罪に強い弁護士

埼玉県飯能市在住の会社員Aさん夫婦は、精神疾患のある息子Vさんがときどき暴れるため、部屋に閉じ込めて世話をしていましたが、Vさんは栄養不足による衰弱と冷暖房のない環境のため衰弱し、やがて死んでしまいました。
Aさん夫婦はVさんの死を悲しんだものの、Vさんの死を公にすることを恐れ、死体を隠していましたが、近隣住人の通報により埼玉県警飯能警察署の警察官がAさん夫婦宅を訪れ、Aさん夫婦は死体遺棄罪や保護責任者遺棄致死罪等の疑いで逮捕されました。
(※フィクションです。)

【ネグレクトで発生しうる様々な犯罪】

社会保障審議会の資料によると、平成25年4月から平成26年3月までの1年間に、子どもへの虐待で死亡した事例は36人に及び、過去10年間での子どもへの虐待による死亡者数は582人に及ぶそうです。
子どもへの虐待の中に、ネグレクトと呼ばれる虐待があります。
ネグレクトは、育児放棄を指す言葉で、親などの子どもを養育すべき者が衣服や食事等の世話をしないことを言います。
例えば、今年12月、大阪府寝屋川市で50代夫婦が精神疾患のある娘を劣悪な環境で生活させ、死に至らしめた事件が起こりました。
被害者は低栄養状態で、体重は19キロ程しかなかったとのことで、ネグレクトも疑われる事件です。
この事件の被疑者である夫婦は死体遺棄罪で逮捕されたようですが、今後の捜査の進展次第では別の犯罪での立件もあるかもしれません。

一般的に、子どものネグレクトに対する刑事責任としては、保護責任者遺棄罪(刑法218条)、同致死罪(刑法219条)が考えられます。
保護責任者遺棄致死罪の場合、3年以上の有期懲役が科せられることになり、過去の裁判例を見ると、ほぼすべての事件で実刑判決が下されているようです。
さらに、虐待の過程として体罰や暴力行為が行われていれば、傷害罪(刑法204条)や傷害致死罪(刑法205条)等の適用もあり得るでしょう。

このように、子どもへのネグレクトによる刑事事件では、様々な犯罪が成立しえますから、ネグレクトによる刑事事件については、刑事事件の経験豊富な弁護士にご依頼ください。
埼玉県飯能市ネグレクトによる刑事事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談または初回接見サービスをご利用ください。
埼玉県警飯能警察署への初回接見費用:42,800円)

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