【解決事例】覚醒剤取締法違反の逮捕事案で不起訴処分獲得

2022-04-14

【解決事例】覚醒剤取締法違反の逮捕事案で不起訴処分獲得

成人男性による覚醒剤取締法違反被疑事件の刑事弁護活動とその結果について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部が紹介します。

【被疑事実】

本件は、男性被疑者Aが、自動車運転で事故を起こした際、鞄の中に覚醒剤が入っていたことが捜査機関に発覚したため、覚醒剤所持の疑いで逮捕されたという覚醒剤取締法違反覚醒剤所持)の事例です。

Aは覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された後、事件が検察官送致され、検察官が勾留請求し、裁判官が勾留を認めたため、Aは覚醒剤取締法違反の疑いで勾留された後で弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所に刑事弁護の依頼がありました。

覚醒剤所持の疑いによる勾留期間中に捜査機関によるAの尿検査が進行し、Aの尿から覚醒剤使用の痕跡が認められたため、Aは覚醒剤所持の疑いによる勾留については処分保留で釈放となりましたが、同日づけで、覚醒剤使用の疑いで逮捕再逮捕)され、この後、覚醒剤使用の疑いで勾留が決定しました。

【刑事弁護の経緯 終局処分に向けて】

本件では、弁護士契約の締結時点でAが勾留されていましたが、覚醒剤取締法違反などの薬物犯罪では勾留の不服申し立て(準抗告)の難易度が高いことや、今回の覚醒剤所持および使用の疑いの背景について被疑者が否認しており、その主張を尊重するため、勾留の取消を目的とした身柄解放活動ではなく、検察官が本事件を起訴するか否かを決める終局処分に向けて弁護活動に注力していきました。

Aの主張としては、Aが自動車事故で負傷し意識が朦朧としていた中で、捜査機関がAの無許可に乗じてAの鞄を漁って覚醒剤を発見した可能性がありました。
これは刑事手続上、令状の無い状況下での違法な強制捜査に該当する可能性があり、このような違法な捜査中に収集された証拠については、その証拠能力が否定される可能性があったため、弁護士はその方向性での弁護活動を進め、Aが捜査機関の取り調べに対して、Aの認識とは異なる事実を調書に記録されないよう、黙秘するよう指導を続けました。

結果として、覚醒剤使用による覚醒剤取締法違反の疑いによる勾留期間の満了時、検察官は本刑事事件起訴しない(不起訴処分)とする決定を下しました。

【依頼者からの評価】

刑事事件のような覚醒剤所持および使用に関する覚醒剤取締法違反薬物犯罪では、被疑者は逮捕に引き続いて勾留が下され、その後検察官が起訴して公開の刑事裁判となることが実務上の通例です。

しかし、検察官は具体的な理由は回答しませんでしたが、本件について検察官が不起訴処分としたからには、有罪に足る十分な証拠が収集できなかったと推察することが妥当と考えられます。

AおよびA両親には、本刑事事件が無事に不起訴処分で終わってことについて、大きな感謝の言葉をいただきました。

【刑事事件の解決のために】

前述のとおり、覚醒剤取締法違反などの薬物犯罪刑事事件は、被疑者段階で勾留を阻止したり、勾留を取消すことは非常に難しいため、基本的には被疑者に不当な取調べがされたり、事実とは異なる事実を自白させられることがないよう、取調べ対応を十分にケアしたうえで、起訴後の公判に備えていくことが重要となります。

薬物犯罪のような通常起訴されることが予想され、公開の刑事裁判となる可能性が高い刑事事件について、執行猶予つき判決など少しでも軽い処分を目指したい方は、刑事事件を専門とする多数の刑事裁判の経験のある弁護士弁護を依頼することが望ましいでしょう。

覚醒剤取締法違反刑事事件化してお悩みの方、またはご家族が逮捕されてお悩みの方は、覚醒剤取締法違反を含む薬物犯罪刑事裁判の経験豊富な弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所への弁護の依頼をご検討ください。

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