警察からの逃亡に起因する犯罪 埼玉県鴻巣市の刑事事件弁護士

飲酒運転逃亡に起因する犯罪 埼玉県鴻巣市の刑事事件弁護士

埼玉県鴻巣市の会社員Aさんは、自宅に友人らを招き酒盛りをした後、深夜、友人らを駅に車で送った帰りに、運転中にも関わらず飲酒による眠気のために蛇行運転していたところ、深夜パトカーで巡回中の埼玉県警鴻巣警察署の警察官が不審車両としてAさんの車を制止させて職務質問を行おうとしたところ、Aさんは飲酒運転の発覚を恐れて急加速して逃亡を図りました。
これにより、Aさんの車のドアに手をかけていた鴻巣警察署の警察官Vさんが数メートルにわたって引きずられ、全治1週間の怪我を負い、後日、鴻巣警察署はAさんを殺人未遂罪および公務執行妨害罪の疑いで逮捕しました。
(平成30年11月30日産経デジタルの記事を元に、場所や態様を変更したフィクションです。)

警察庁のHPでは、「飲酒運転を絶対にしない、させない」と飲酒運転根絶を訴える記載があり、このHP中の資料によれば、平成29年度における飲酒運転が原因の交通事故件数は3,582件で、その内死亡事故は204件となっています。

アルコールが脳機能を麻痺させることにより、運転をする上での情報処理能力・判断力・注意力が大幅に落ちる結果、通常の死亡事故に対して飲酒運転の死亡事故は約8.3倍も多く発生するとされています。

飲酒運転には、アルコールの影響により車両等の正常な運転ができない「酒酔い運転」と、呼気中のアルコール濃度が規定を超える「酒気帯び運転」があり、免許停止と欠格期間の行政処分に加えて、懲役または罰金刑の刑事処分も下されることがあります。

このような社会的制裁や罰則を恐れて、飲酒運転の発覚を免れるべく捜査機関からの逃亡を試みる運転者もしばしば発生し、その無謀な行為によって新たに重大な刑事責任を負うことも考えられます。

標題刑事事件例は、大阪市の府道交差点で、自転車でパトロール中の女性巡査らが何度もブレーキをかけながら低速で走行する不審な車を発見し、職務質問しようとしたところ、車が急発進し、巡査は転倒して自転車ごと数メートル引きずられた事案をモデルにしています。

殺人罪未遂であっても実刑判決が下される可能性が高く、上記事案では逮捕、勾留の可能性が非常に高いと思われますので、刑事事件弁護士による早期の捜査対応の助言と、身柄解放活動をご依頼ください。

埼玉県鴻巣市で、飲酒運転発覚を恐れての逃亡によって殺人未遂罪等の思わぬ重大な刑事事件化でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談または初回接見サービスをご利用ください。
埼玉県警鴻巣警察署への初回接見費用:37,700円)

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