摂食障害が原因で万引きしたら 本庄市の窃盗事件に詳しい弁護士
埼玉県本庄市在住の雑誌モデルAさんは、普段から厳しい食事制限をしており、ストレスが高じて摂食障害となりました。
専門の医師の治療を受けていましたが、ストレスのはけ口としてコンビニで万引きをしてしまい、通報を付けた埼玉県警児玉警察署の警察官によって窃盗罪の疑いで現行犯逮捕されました。
児玉警察署からの連絡を受けて、Aさんの両親はすぐに刑事事件に強い弁護士に相談することにしました。
(※フィクションです。)
【心の病と関係が深い万引き(窃盗罪)】
「摂食障害」とは拒食症や過食症などの食行動に関する重篤な障害を言いますが、摂食障害と判断された方にはリストカット等による自傷行為や万引き(窃盗罪)を行うケースが多くあると言われており、実際、摂食障害によるストレスが原因で万引き(窃盗罪)を行ってしまったという事件が昨今話題となっています。
例えば、国際大会で優勝経験がある女子マラソン選手が万引きをした疑いで窃盗罪に問われ、公判請求(起訴)されました。
この窃盗事件に対して、平成29年11月、宇都宮地方裁判所は被告人に懲役1年執行猶予3年を言い渡しました。
この事件では、被告人は今回の刑事事件の以前にも複数回の万引き(窃盗罪)を行っており、2度の罰金刑を言い渡されていることが判明しました。
被告人の供述では、マラソン選手時代の厳しい体重制限や食事管理が引退後においても脅迫観念のようにつきまとい、心療内科に通うことへの理解も低く、ストレスの発露として万引き(窃盗罪)を繰り返すようになってしまったとのことです。
このような心の病を抱えている方は、家族や友人など自分を理解してくれる周囲の人間を大切にし、信頼できる医療機関に通って適切な処置を受けつつ、自分の心や症状と向かい合っていくことが重要とされています。
そして、摂食障害等の心の病による万引き(窃盗罪)等で刑事事件化してしまった場合、前科・前歴や被害額、犯行態様によって事件の見通しが変わる可能性が高いですので、すぐに刑事事件に詳しい弁護士にご相談ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所さいたま支部では、心の病(クレプトマニア等)による万引き(窃盗罪)の刑事事件のご相談も数多く対応しています。
埼玉県本庄市の心の病による万引き(窃盗罪)でお悩みの方は、弊所の無料法律相談または初回接見サービスをご利用ください。
(埼玉県警児玉警察署への初回接見費用:41,460円)