埼玉県越谷市の刑事事件に強い弁護士 未成年者誘拐で逮捕ならご相談を!
埼玉県越谷市在住の大学生Aさん(23歳)は、大宮駅で声をかけた女子高生Vさんを誘い、自宅アパートに連れ込みました。
その後、Vさんが帰りたいと言っても帰さず、しばらくAさんを連れまわして外に出たり、同じ部屋で生活することを強要しました。
Vさんの両親から警察に対して捜索願が出され、警察は捜査を開始し、目撃者の情報により警察はAさんのアパートを突き止めました。
その後間もなく、Aさんは埼玉県警越谷警察署の警察官によって未成年者誘拐の容疑で現行犯逮捕されました。
警察の取調べに対してAさんは黙秘を続けており、Aさんのご両親は刑事事件に強い弁護士にAさんの弁護を依頼することにしました。
(※フィクションです)
【未成年者誘拐とは】
未成年者の略取および誘拐は、刑法224条によって3月以上7年以下の懲役が課されます。
なお、略取とは、暴行や脅迫を用いて人の意思を抑圧し、人を自分の支配下に置くことを言います。
誘拐とは、偽計や誘惑を手段とし、人に誤った判断をさせて人を自分の支配下に置くことを言います。
略取や誘拐は、物理的に閉じ込めるだけでなく、心理的に圧力を加えて脱出の意思を弱める行為も含みます。
この際、略取や誘拐された者の年齢や精神状態、本来の生活場所からどれだけ離れているか等も考慮して心理的な影響の有無を判断します。
判例によれば、未成年者誘拐罪は、誘拐された未成年者の身体の自由だけでなく、両親等の監護者の監護権も保護することが目的と考えられています。
ですので、未成年者が同意して連れ出すような場合であっても、監護者に無断で連れ出したりした場合には、未成年者誘拐が成立します。
なお、誘拐した後、引き続き自己の事実的支配下に置き続けるために監禁した場合、誘拐罪と監禁罪が成立し、併合罪となります(最高裁決定)。
さらに、昨今では離婚調停中の夫婦間での子供に対する未成年者誘拐の成立についても論じられ、複雑な問題となっています。
このように複雑な論点を含む刑事事件においては、刑事事件専門の弁護士に相談することをお奨めします。
埼玉県越谷市の未成年者誘拐でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の無料法律相談または初回接見サービスをご利用ください。
(埼玉県警越谷警察署への初回接見費用:41,200円)