【お客様アンケート】強制わいせつ罪の性犯罪事件で示談締結 不起訴処分を獲得
本件は、成人男性の被疑者が、埼玉県内の路上にて成人女性に抱きついて胸を触った等のわいせつな行為をしたという性犯罪事件でした。
被疑者には本罪のほか、同様の強制わいせつ罪の余罪もありました。
(弁護士契約の守秘義務の観点から、犯行の概要のみお伝えします。)
【捜査段階:身柄解放活動 勾留に対する不服申し立て(準抗告)】
被疑者が強制わいせつ罪の疑いで逮捕・勾留され、そのご家族が弊所の初回接見サービスをご利用くださり、本事件の刑事弁護を担当することになりました。
まず、本事件を受任した段階で、被疑者はすでに10日間の身体拘束(勾留)されていたため、弁護人は、被疑者が被疑者の家族の監督により、逃亡や証拠隠滅の恐れが無いため勾留の必要性は薄いと主張し、勾留決定に対する不服申し立て(準抗告)を行いました。
結果、弁護人の準抗告は裁判所に認められ、被疑者はいったん釈放され、在宅捜査へ切り替わりました。
【捜査段階:被害者との示談交渉】
被疑者の身柄解放に成功したため、次は、被害者との示談交渉を進めました。
検察官を通じて被害者に謝罪と被害弁償を行いたい旨を申し出て、被害者からの承諾を得たため、実際に被害者とお会いして示談交渉を進めました。
2回の示談交渉を経て、被害者から示談の同意を得たにとどまらず、「示談の成立をもって刑事責任の追及をしない」旨の宥恕条項を入れることにも同意いただきました。
また、もう一人の被害者の方も同様に、宥恕条項の入った示談を取り交わすことに成功しました。
弁護人は、これらの示談書と被疑者が作成して各被害者に受け取っていただいた謝罪文等を検察官に提出し、検察官の終局処分を待ちました。
【結果】
最終的に、本件は不起訴処分(起訴猶予)が決定し、被疑者に前科がつくことは免れる結果となりました。
事件の大きさ等から非常に不安になっていた本人やご家族様から、迅速に勾留から身柄解放したこと、迅速に示談交渉を進めて被害者側の合意を引き出し、不起訴処分を獲得したことに対して高く評価していただき、弊所の弁護活動に非常にご満足いただける結果となりました。


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