睡眠薬服用後の運転事故で刑事事件 埼玉県東松山市の交通事件に詳しい弁護士

睡眠薬服用後の運転事故で刑事事件 埼玉県東松山市の交通事件に詳しい弁護士

埼玉県東松山市在住の会社員Aさんは、仕事のストレスで不眠症になり、睡眠薬を服用するようになりました。
ある日、睡眠薬の影響で頭がぼんやりする状態で出勤のために車を運転中、眠気のために注意散漫となって車で通行人をぶつけてしまい、全治1月の骨折を負わせてしまいました。
埼玉県警東松山警察署は、Aさんに対して危険運転致傷罪の疑いがあるとして取調べを進めています。
(フィクションです。)

【一部の若者に睡眠薬服用の乱用傾向?~過失運転致死傷罪増加の可能性~】

上記刑事事件例は、医師に処方された睡眠薬を服用し、その影響が残る状態で車を運転して人を負傷させてしまった場合の危険運転致傷罪の例ですが、昨今、若者の間では「睡眠剤ハイ」等と呼ばれる、睡眠薬を服用して気分を高揚させる乱用行為が起きているようです。

昨年7月、大阪府で睡眠薬を服用後に交通事故を起こして道路交通法違反(過労運転等の禁止)の疑いで、18歳の少年が逮捕されました。

少年は、密売人から睡眠薬を服用して眠気を我慢すれば気分が高揚すると聞き、「ハイになるために睡眠薬を飲んだ」と供述し、一部の若者の間で快楽目的の睡眠薬服用が流行していることを示す刑事事件となりました。

この事件では、睡眠薬の影響で正常な運転ができない状態だったとして、運転していた高校生を道路交通法違反(過労運転等の禁止)の容疑で逮捕し、また、同乗していた少年についても薬を渡したとして、同幇助の疑いで書類送検されました。

なお、過労運転等の禁止を規定する道路交通法第66条違反について、麻薬、大麻、あへん、覚せい剤等の影響による危険運転であれば、5年以下の懲役または100万円以下の罰金、それ以外、つまり今回のように睡眠剤服用による危険運転であれば、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されることになります。

今後、睡眠薬服用による道路交通法違反危険運転地致傷罪などの交通事件が増加する可能性があり、刑事事件化した場合にはすぐに弁護士に相談することをお勧めします。

埼玉県東松山市睡眠薬服用による交通事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料の法律相談や初回接見サービスのご利用をご検討ください。。
埼玉県警東松山警察署への初回接見費用:41,400円)

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