警察官の職務質問で暴れて公務執行妨害罪 埼玉県越谷市の刑事事件に強い弁護士

警察官の職務質問で暴れて公務執行妨害罪 埼玉県越谷市の刑事事件に強い弁護士

埼玉県越谷市在住の自称自営業のAさんが、駅付近の繁華街を歩いていると、巡回していた埼玉県警越谷警察署警察官職務質問を受けました。
Aさんが何の用かと聞くと、警察官は、Aさんの歩行がふらついており、薬物使用者に特徴的な歩き方と思われたため、手荷物検査を行いたいと言いました。
Aさんが任意の調べであれば断ると言って立ち去ろうとすると、警察官がAさんに背後から回り込んで再度手荷物検査を依頼してきました。
Aさんはカッとなってナイフを取り出し、警察官に対して「どけ、殺すぞ」と言ってナイフを突きつけましたが、警察官は拳銃を抜いて威嚇し、応援を呼んでAさんを包囲し、公務執行妨害罪および銃刀法違反の疑いでAさんを現行犯逮捕しました。
(フィクションです。)

【市民の捜査協力義務と適切な任意捜査協力のかたち】

上記刑事事件例は、今年2月に大阪・京橋の繁華街で発生した公務執行妨害罪逮捕事案をモデルにしています。

大阪の事件では、警察官はナイフを構えた被疑者に対して投降するよう呼びかけた上で、被疑者の太ももに向けて発砲し、負傷した被疑者はその場で取り押さえられ、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕されました。

国際的に比較的治安の良い日本で、警察官が発砲に至った事件として報道で大きく取り上げられましたが、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所でも、警察官を突き飛ばしたり、振り払って転倒させる等により公務執行妨害罪の疑いで逮捕されてしまった方の接見依頼や受任を受けることがあります。

警察官職務質問中の事案が特に多いところですが、公務員の職務執行に対して暴行又は脅迫を加えた場合、3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金を科されます。

公務執行妨害罪刑事事件化すると、性質上、多くの場合現行犯逮捕されることになり、高い確率で起訴されることになるでしょう。

公務執行妨害罪の過去の量刑を見ると、前科が無く暴行や脅迫の程度が比較的軽い事案で30万円程度の罰金が科されるケースがあり、また前科がある場合や暴行や脅迫の程度が重い事案では懲役1年程度の実刑判決が下されるケースが多いようです。

埼玉県越谷市で、警察官職務質問に対して暴れる等により公務執行妨害罪刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警越谷警察署への初回接見費用:40,200円)

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