爆薬・爆発物製造で逮捕 埼玉県坂戸市の刑事事件に強い弁護士へ依頼
埼玉県坂戸市に住む大学院生のAさん(25歳)は、かねてから軍事関連に興味を持ち、インターネットの海外サイト等から情報を収集し、爆発物を自宅で製造しようとしたところ、埼玉県警西入間警察署によって爆発物取締罰則違反(製造)の疑いで逮捕されました。
(平成30年8月20日読売新聞の記事を元に、場所等の事実を変更したフィクションです。)
【ネットで収集できる違法な武器・兵器等の製造】
上記刑事事件例は、名古屋市の大学1年の少年が、高性能爆薬「過酸化アセトン(TATP)」を自宅で製造したなどとして爆発物取締罰則違反(製造など)の疑いで逮捕された事件をモデルにしています。
過酸化アセトンは、2015年11月のパリの同時テロでも使用された高性能爆薬で、インターネット上には製法を記したサイトがあり、原料の入手や製造も比較的容易であるそうで、国内ではTATPの所持や製造の容疑で、愛知県や岐阜県の男性が摘発されています。
爆発物取締罰則では、治安を妨げたり、人の身体や財産を害する目的を持って、爆発物や関連器具等を、製造・輸入・所持・注文した者は、3年以上10年以下の懲役または禁錮を科されます。
実際の事件における罪状の認否は不明ですが、爆発物製造等による刑事事件では、好奇心や学術的興味から爆発物を製造したのであり、「治安妨害」や「身体・財産への加害」の意図は無かった、と故意を否認することが考えられます。
しかし、爆発物取締罰則第6条では、爆発物を製造・輸入・所持・注文した者が、「治安妨害」や「身体・財産への加害」の犯罪目的がなかったことを証明できなかった場合、6月以上5年以下の懲役を科すと規定しており、このような実刑判決が下る可能性が高い刑事事件では、刑事事件に長けた弁護士による適切な捜査対応が不可欠と言えるでしょう。
埼玉県坂戸市で、爆発物の製造等による刑事事件化または逮捕でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警西入間警察署への初回接見費用:39,400円)