男児に対するわいせつ行為で逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件弁護士に接見依頼
公園で男子小学生2名の身体を触ったとして、埼玉県警察浦和警察署は、戸田市の男性被疑者を強制わいせつ罪の疑いで逮捕しました。
被害者である男児が、後日、母親を通じて浦和警察署に被害届を提出し刑事事件化したとのことで、警察によれば、被疑者はわいせつ行為の事実を認めているようです。
(平成30年4月24日朝日新聞の記事より引用しています。)
【男性に対するわいせつ行為や性犯罪】
刑事事件の統計的観点から、従来、性犯罪とは男性加害者が女性被害者に対して行うものと考えられていました。
実際、改正前の刑法では、強姦罪(旧刑法第177条)は「暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫」と規定し、被害者は女性のみに限定していました。
しかし、昨今のLGBT問題に代表される、性的少数者の権利問題や、性的嗜好・セクシュアリティ等を含めた価値観の多様化が社会問題化するに至り、改正刑法が昨年7月に施行されました。
改正刑法では、性犯罪全般の法定刑が引き上げられ、上記強姦罪の被害者について、男女問わず罪が成立するようになる等の改定が行われました。
上記刑事事件で、具体的にどのようなわいせつ行為が行われたのかは公表されていませんが、男性に対して、暴行または脅迫を用いて肛門性交や口腔性交に及んだ場合、今後は強制性交等罪によって処罰されることになります。
強制性交等罪の法定刑は、法改正前の強姦罪の3年以上の有期懲役から、5年以上の有期懲役に引き上げられました。
つまり、強制性交等罪では、起訴された場合には執行猶予の可能性がなくなり、実刑を受けることになります。
このように、性犯罪に対する厳罰化が進む昨今、強制わいせつ罪等の疑いで逮捕された場合には、すぐに刑事事件に強い弁護士に接見を依頼し、事件の見通しや取調べアドバイス等を受けることが、より一層重要性を増したと言えるでしょう。
埼玉県さいたま市で強制わいせつ罪等の性犯罪で刑事事件化、または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(埼玉県警浦和警察署への初回接見費用:35,900円)