窃盗罪発覚を恐れて抵抗し強盗致傷罪 埼玉県羽生市の刑事事件に強い弁護士

窃盗罪発覚を恐れて抵抗し強盗致傷罪 埼玉県羽生市の刑事事件に強い弁護士

埼玉県羽生市在住の大学生Aさん(21)は、市内の書店で漫画本を数冊万引き(窃盗)したところ、GメンのVさんから声を掛けられ事務所へ同行するよう言われました。
窃盗の発覚を恐れたAさんはVさんを突き飛ばして逃亡を図ったところ、Vさんは壁に強く顔を打ち付け鼻骨骨折の怪我を負いました。
埼玉県警羽生警察署は、Vさんの供述と監視カメラ映像からAさんを特定し、Aさんを強盗致傷罪の疑いで逮捕しました。
Aさんの母親はAさんが強盗致傷罪の容疑で逮捕されたと聞いてショックを受け、息子にどのような刑事処分が下るのか不安になり、刑事事件に詳しい弁護士に相談することにしました。
(※フィクションです。)

【犯罪発覚を恐れた行動で思わぬ重罪へ発展】

窃盗が行われた後、盗品を取り返されるのを防いだり、逮捕を免れたり、証拠を隠滅するために暴行や脅迫を行った場合、「事後強盗」として強盗罪と同じ刑事責任を負うことになります(刑法238条)。

そして事後強盗の暴行の結果、相手を負傷させたり死亡させた場合は、強盗致死傷罪として重い刑事責任を負うことになります(刑法240条)。

強盗致傷罪は、無期または6年以上の懲役、強盗致死罪は死刑または無期懲役の法定刑が定められています。

上記事例と類似の刑事事件として、今年2月8日、量販店で靴を万引し、呼び止めた店員を突き飛ばして前歯を折る怪我を負わせたとして、強盗致傷罪逮捕された刑事事件が挙げられます。

刑事事件の量刑相場から見ると、強盗罪以上の重い罪は、ほぼ例外なく検察官によって起訴されることになり、そのほとんどが実刑判決が下されます。

このように非常に重い刑事処分が予想される強盗致傷罪では、刑事事件が発覚した段階から、すぐに刑事事件に強い弁護士刑事弁護を依頼し、被疑者との面会によって強盗致傷罪の故意や認識を確認して弁護方針を固めたり、示談交渉を進めて被害者の被害弁償に努めるなど迅速な活動が必要になるでしょう。

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埼玉県羽生警察署への初回接見費用:41,200円)

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