埼玉県さいたま市大宮区の傷害致死事件で弁護士を依頼 幼児を揺さぶって逮捕
大阪府吹田市で、当時生後1か月だった次男に暴行を加えて死亡させたとして、警察は父親を傷害致死の容疑で逮捕しました。
長男の身体を揺さぶって暴行を加えて、頭にけがをさせ、死亡させたという容疑にかけられています。
容疑者は「全く身に覚えがない」とし、虐待した事実について否定しています。
そもそも幼児揺さぶりが傷害にあたるのでしょうか。
子供を無理に泣き止まそうと強く揺さぶって、脳などに障害を及ぼす「乳幼児揺さぶられ症候群」が最近あいついでいます。
親などに強く揺さぶられ、脳に重い障害が残ったり、死に至るケースも少なくなく、虐待の一つとされています。
脳に障害が残れば傷害罪が成立し、結果、死に至れば傷害致死罪が成立します。
今回の事件も、頭を強く揺さぶられることで脳を損傷する「乳幼児揺さぶられ症候群」の可能性が高いとみられます。
容疑者は、揺さぶりについては「身に覚えがなく」、「赤ちゃんが泣こうがどうしようが気にしないので」と述べています。
そもそも傷害致死罪とは、相手を暴行する意思を有していれば成立する犯罪で、、相手に傷害を負わせようという意思までは必要ありません。暴行の結果、傷害を負わせ、死に至らしめることで傷害致死罪が成立するので、相手を殺してやろうとか、相手が死ぬことの認識も必要ありません。
今回の容疑者は、そもそも揺さぶりについて否認しているので、暴行の故意もないことになります。
ただ、逮捕容疑は傷害致死罪なので、今回の事件が公判請求させた場合は、そもそも容疑者は暴行もしていないということになりますので、無罪を争うことになるのでしょうね。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、上記のような例を含む傷害致死事件の経験も豊富です。
埼玉県さいたま市大宮区の傷害致死事件で逮捕されてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(埼玉県大宮警察署 初回接見費用:3万5000円)