偽造クレジットカードで買い物して逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件に強い弁護士

偽造クレジットカードで買い物して逮捕 埼玉県さいたま市の刑事事件に強い弁護士

埼玉県さいたま市在住の大学生Aさん(21歳)は、市内のコンビニで偽造クレジットカードを使って合計1万円相当の買い物をしたとして、埼玉県警大宮西警察署によって、支払用カード電磁的記録供用罪詐欺罪の疑いで現行犯逮捕されました。
大宮西警察署の調べに対し、Aさんは偽造クレジットカードは大学の中国人留学生に譲ってもらったと供述しており、警察は捜査を続けています。
(フィクションです。)

【偽造クレジットカードは作成、使用しただけで犯罪に】

訪日外国人旅行客の増加を背景に、日本での買い物において偽造クレジットカードを使用する刑事事件が増加しているようです。

2017年9月5日の日本経済新聞の記事によれば、中国やマレーシア等の東アジアから日本へ偽造クレジットカードを持ち込み、ブランド品をだまし取る刑事事件の摘発が相次いでおり、中国系の組織が、ICチップ等によるカード犯罪対策に遅れている日本に目をつけ、短期滞在査証(ビザ)の不要な国から集めた実行役を入国させる手口が顕著とのことです。

IC式のクレジットカードは、偽造が難しい反面コストがかかるとされ、ICカード普及率99%の欧州に比べ、日本では17%に留まり、日本は偽造クレジットカード犯罪者の格好の標的となっているのが現状です。

刑法163条の2は、人の財産上の事務処理を誤らせる目的で、その事務処理の用に供するクレジットカード等の電磁的記録を不正に作成すること、使用(供用)すること、譲渡・貸与・輸入することを禁止し、これに違反した場合、10年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。

仮に偽造クレジットカードであることを知らずに使用してしまったと主張する場合でも、クレジットカードの入手経路や状況など、捜査機関による厳しい追及を受けることは間違いありませんので、刑事事件が発覚した早い段階で、刑事事件に詳しい弁護士に相談し、取調べ対策をすることが重要となります。

埼玉県さいたま市偽造クレジットカードで買い物をして刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
埼玉県警大宮西警察署への初回接見費用:37,200円)

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