【お客様アンケート】過失運転致傷の交通犯罪事件で執行猶予判決を獲得

【お客様アンケート】過失運転致傷の交通犯罪事件で執行猶予判決を獲得

本件は、成人男性の被告人が、埼玉県内の道路にて、安全確認不十分の過失により対向車の運転手に負傷を負わせたという過失運転致傷罪の交通犯罪事件でした。
(弁護士契約の守秘義務の観点から、犯行の概要のみお伝えします。)

【公判対応:被害者への謝罪と被害弁償】

本件は、過失運転致傷罪で立件したものの、被疑者の方は被疑事実を認めていたためか、逮捕されることはなく、在宅の状態で捜査が進みました。

弁護人は、身柄解放活動の必要がなかったため、被害者に対して謝罪や被害弁償を行いたい旨を申し出ることから弁護活動を開始しました。

本件が起訴された後、弁護人は公判記録を謄写して読み込むことと並行して、上記の被害弁償の提示を継続しました。

結果、被告人が被害者の方に対面で謝罪させていただく機会を得ることができ、かつその場にてお見舞い金という名目の謝罪金を受け取っていただくことに成功しました。

本件では、被告人は基本的に起訴事実を全面的に認めていたため、弁護人は、被害者の方に一定の被害弁償を行ったことや、被告人の反省等を示す情状資料をまとめ、来る判決言い渡しに臨みました。

【結果】

最終的に、本件は裁判所によって執行猶予付きの懲役刑が言い渡され、被告人が刑務所へ行くことは免れる結果となりました。

被告人は事実は認めており、被害者の方に謝罪するとともに、実刑は何としても回避したいと思って弊社にご依頼いただいたため、結果として弁護人の被害弁償の提示等により執行猶予付き判決を獲得したことに対して高く評価していただき、弊所の弁護活動に非常にご満足いただける結果となりました。

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